テング,ドッカカラノコエ 1976年 新潟県 天狗が巣を作る日に餅一臼捲けと言われた。また赤飯を食べろと言われたりもした。どこからともなく聞こえた声には、その通りにしないと祟るかもしれない。神のお告げかもしれないのである。
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タタリ 1991年 愛媛県 ある人が家を建てたら、3年に一人ずつ死んだ。祟りのある土地というのもあるかもしれない。
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インガメ 1971年 鹿児島県 かどわされた人がいたりする洞穴がある。かどわかしはインガメの仕業かもしれない。
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ヒノタマ(ゾクシン) 1925年 東京都 もし人が火の玉を見ると、長生きをすると言われる。
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ユウレイ,シ 1935年 新潟県 インテリだと思っていたので、霊の存在は信じていなかったが、村の女に臨死体験を聞いた。それは、井戸に落ちるようであり、天井から自分を呼ぶ声がしたところで生還した。霊がいないとは言い切れないかもしれない。
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キツネ 2005年 島根県 御津へゆく峠で狐が人を化かすと聞いたことがあるかもしれない。
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タヌキノカイ 1974年 東京都 文政11年3月ある家に仕える身寄りのない老女が病気になり、しばらく息をしなかった。以来様子がおかしくなり老女の周りに狸が現れるようになった。病が悪化したある夜老女の所へ阿弥陀が現れ手を引いていった。同じ頃老女の部屋に狸が入るのを見た者がいた。思うに、一度死んだ時に、その死体に老狸がついたのであろう。
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シンメイサマ 1964年 福島県 会津地方では、会津若松市内のおわかさまとよばれる巫女が、しんめいさまを神棚にまつっている。
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カワウソ 1991年 石川県 カワウソに老女が化かされた。
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カミサマ 2005年 島根県 夜に爪を切ると、歩いている神様に当たってしまうかもしれないのでよくない。それをすると、親の死に目に会えなくなる。
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ヨコツチヘビ 1956年 頭も尾も一様の太さで短い得体のしれないものがぴょんぴょん跳ねて動いていることがあったという。
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ヨコツチヘビ 1956年 頭も尾も一様の太さで短い得体のしれないものがぴょんぴょん跳ねて動いていることがあったという。
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ダイジャ 1937年 愛知県 大蛇を見た者が病気になって死んでしまった。他にも大蛇が目撃された所があり、あるいは同じ大蛇なのかもしれない。
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トンボ,トウロウ 2005年 旧盆の魂祭の前後には,先祖様が蜻蛉やホトケノウマ(蟷螂の類)などに乗って来られるという。或いは亡魂の仮の姿かもしれないといって,捕獲を禁じられる。
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カンノンドッコミズ 1956年 宮城県 斗蔵観音が授けたというお授け清水。
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テングノツツミ 1973年 山梨県 てんぐのつつみはきりの日などに山からつつみの音がする。
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オウサキ 1981年 埼玉県 お犬さまをお迎えに行くと村まで来てくれることを信じない男が、慣例を破ってお犬さまと一緒に帰ることにすると、気持ちが悪く何かに後をつけられている感じがした。お犬さまは下山祝いの膳も食べたという。
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ダイジャ 1973年 大阪府 池の中に鉄類を投げ入れられていた。水神である大蛇が女に化けて、通行人に鉄類を取り上げることを頼んだという話がある。
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(タタリ) 1958年 岐阜県 害虫の発生は大原騒動で打ち首になった人たちの祟りかもしれないということになり、法事をした。
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ライコウ 1931年 大阪府 800年ほど前、桑原の地に重源上人と寺働きの老女がいた。ある日、雷公が老女の臍を狙って飛来してきた。しかし、上人と老女によって懲らしめられ、命からがら逃げ帰る。以来、桑原には一度の落雷もないという。
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ヒトダマ,ヒダマ 1933年 熊本県 一般に、死というものは予告があるものだと深く信じられている。人魂というものは必ず、その現れた附近、又は方向に死人があったことを意味する。必ず、先ずその魂が肉体を離れるものと言われ、その家の窓から火玉の形で外に出るものだと信じられている。
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