| イッポンアシ 1956年
 雪の降る夜に出る。雪の上の所々に穴があくのは、その足跡だという。大和奈良地方では、12月20日、山に入ると出遭う。一ツ目小僧についてもほぼ同じ事がいわれる。
 
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                    | イッポンアシ 1956年
 雪の降る夜に出る。雪の上の所々に穴があくのは、その足跡だという。大和奈良地方では、12月20日、山に入ると出遭う。一ツ目小僧についてもほぼ同じ事がいわれる。
 
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                    | イッポンアシ 1975年 愛媛県
 雪の降る日に一本足が来るという。雪の所々に穴があくのを一歩足の足跡と言う。
 
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                    | ヒトツメコゾウ 1991年 神奈川県
 一ツ目小僧は2月8日か12月8日の夜に来て、屋外の下駄に焼印を押し、人を病気にする。それらを帳面につけて道祖神に預けておくという伝承もある。
 
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                    | ヒトツメコゾウ 1933年 長野県
 2月25日に山に行くと一ツ目小僧に化かされるといわれている。
 
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                    | ヒトツメコゾウ 1928年 東京都
 2月と12月の8日の夜に一つ目小僧が横行して、外出するものを襲うので、戸口に笊を被らせて、早く寝なければならないと言われている。
 
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                    | メヒトツコゾウ 1977年 神奈川県
 12月8日と2月8日の両日には目一つ小僧が来ると言い、7日の夜には履物を早々にしまいこみ、目籠や篩などを外に出しておいたという。
 
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                    | ヤマ,ワザワイ,(ゾクシン) 1915年 徳島県
 果てる二十日(12月20日)に山へ行くと禍があるといわれている。
 
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                    | ダイシサマ 1982年 山形県
 11月23日を過ぎると雪がどっさり降り、これを跡隠しの雪という。これは、大師さまが火傷で足が不自由になり、その足跡を隠すためという。
 
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                    | ヒトツメコゾウ 1964年 東京都
 2月8日と12月8日をヨウカゾウといい、夜に一つ目小僧がくるという。
 
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                    | ユキンボ 1928年 和歌山県
 小さな雪塊の跡は、凹んでいる。紀伊では、これを一本脚の小童の雪坊の足跡だとしている。
 
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                    | ヒトツメコゾウ,ヒトツメノオニ 1963年 山梨県
 2月8日のオコトの晩には一つ目小僧が、節分の夜には一つ目の鬼が、それぞれ山から降りてくる。
 
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                    | ヒトツメコゾウ 1962年 神奈川県
 12月8日は一つ目小僧の来る日で、イワシの頭を豆の木にさして、グミやネギなどのくさいものを燃やしたり、ミケエゴ(目かご)を竿の先につけてたてると、目が多いので一つ目小僧が逃げるという。八丁と鍛冶屋敷では2月8日にもこれと同じことがある。
 
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                    | ヒトツメコゾウ,メヒトツコゾウ 1952年 神奈川県
 12月8日は一ツ目小僧が来るので、ヨーの木かグミの木を焚き、目籠を長竿の上にかける。下駄をひっくり返されないように、家の中へ入れておく。
 
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                    | ユキンボ 1928年
 小さな雪塊の跡は、凹んでいる。それは一本足の雪坊の足跡だと考えられている。
 
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                    | ヒトツメコゾウ 1952年 神奈川県
 2月8日は一ツ目小僧が来るので、竹の先にザルをかけて庭に立て、下駄を置く。その下駄に一つ目小僧は印を押していく。
 
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                    | メヒトツコゾウ 1979年 静岡県
 師走八日の夜に赤飯の握り飯を焼かないと、目一つ小僧が家の中に入ってくるという。目一つ小僧は頭のてっぺんに大きな穴があり、そこに人間など色々な者を入れて取って行き、山に待つ子どもの元へ運び帰るという。
 
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                    | メヒトツコゾウ 1993年 静岡県
 12月8日と2月8日のヨーカゾーには山から目一つ小僧が降りてきて災いを為すので外出を控え、履物や洗濯物をしまった。もしそれらを戸外に出しておくと、目一つ小僧に判を押される。判を押された着物や履物を身につけると病気になる。
 
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                    | ヒトツメコゾウ 1977年 神奈川県
 12月8日と2月8日の両日には、一つ目小僧が来るといって、グミの木を焚き、玄関に目籠を出す。下駄を出したままにしておくと印を押されてしまうので、全部しまい込む。
 
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                    | コゾウ 1974年 群馬県
 正月14日の晩、13歳ぐらいの小僧が「ことしもなんね」と飛んでくる。3年もくるので追いかけていくと、橋詰の岩の下の穴に壷があって金がこぼれていた。それをそっくりもってきて大大尽になった。小僧はおかっぱ頭でぼろを着ていた。14日の晩は戸をあけておくものだという。
 
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