国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

ハエ,ハイ
1979年
蝿はハイと呼んでいるが、これは灰のことである。というのは蝿が水に溺れて死んでしまっても、灰をかけると生き返るためである。

類似事例(機械学習検索)

ハエ
1975年
蝿は、水に溺れて死に、灰を得ればまた蘇るといわれている。灰と、訓の読みが通じるのも、また故のあることだろう。
類似事例

ムジナ(ゾクシン)
1923年 秋田県
狢に出会ったときには、ムジ、ネタと叫べばその場所で倒れるので、退治することができる。化ける狢がいるので、このような方法が使われる。
類似事例

フナ
1980年
人が雷に撃たれた場合は、その人の胸の上に生きた鮒を乗せて躍らせれば蘇るという。
類似事例

ネコ
1965年 宮崎県
猫を川に入れて水を飲ませ、死人を箒で叩くと、起き上がるという。
類似事例

(ゾクシン),ホウキ
1936年 栃木県
箒で死人を叩くとその死人が生きてくるという。
類似事例

(ゾクシン),ネコ
1935年 栃木県
死人の上に箒を載せておかないと、猫が死人に魂を入れるという。
類似事例

ネコ,シニン,ネコマタ
1943年 神奈川県
猫が死人をまたぐと蘇生し、台所で水桶の水を柄杓で飲むと千人力を得て猫又になる。箒でたたくと倒れるので、箒をおいておく。
類似事例

ハツカエビス
1965年 岩手県
十月二十日の恵比寿講に鮒を生きたまま水桶に入れて供えると、繁昌する。
類似事例

(ヒキ)
1981年
蟇は虹のような気を吹き出す事がある。父は虫に強い人であったが、園中の朽木が光り、なんらかの気が立ち上がっているのを見た。何かいるのかと思い、朽木を調べてみると、朽木のうろに蟇がいたという。
類似事例

ムジナ
1993年 新潟県
魚をとりに来た狢を殺したら、仲間が大勢来て葬式をしていた。次の日、川の辺りに尾を上にして埋めてあった。
類似事例

オニ,セキ
1979年
昔から「人が死ぬと鬼となり、鬼が死ぬと聻となる」といわれている。
類似事例

ウバガイケ
1976年 静岡県
駿河国江尻の近所に昔1人の女がいた。性格は頑なで、文禄2年8月8日媼が池に身を投げて死んだ。人がその池の近くで媼と呼べばたちまち泡が沸き返る。大声で呼んだら大きく沸き返る。
類似事例

ネコ,マモノ
1964年 福島県
猫や魔物のタマシイが死人の頭に入ると死人が起き上がる。その時は箒で頭を叩くと倒れる。だから普段は箒で人の頭を叩いてはいけない。
類似事例

ムジナ
1967年 茨城県
山の中腹に狢が住んでいた。近くの池で通行人を化かそうと人に化けていたら、反対に人に化かされて、池に落ちて溺死してしまった。以後、池の水がゴボゴボと鳴り、ゴボゴボ池と呼ばれるようになった。
類似事例

ウマレカワリ
1944年 愛知県
大水に流されて死んだ人に字を書いて葬った。すると白い馬に生まれ変わってきた。悪い馬で、そばに寄りつけないような荒馬だった。
類似事例

(ゾクシン)
1960年 愛媛県
難産になった場合は、箒をきれいに洗い、拝むといわれている。
類似事例

ヌエ
1975年 京都府
鵺は洛東などの深山に多くいて、大きさは鳩ぐらい、黄赤色で、鳶に似て昼は伏し、夜に活動するという。そのくちばしの上は黒く、下は黄色で、ひゅうひいと鳴き、脚は黄赤色だという。
類似事例

スッポン
1976年
薬用にする鼈を殺すことができず、鼈にその由を言い含めて放ったところ、病が癒えた。このような話がたくさんある。筆者の知人もそうやって病が治ったという。
類似事例

カワウソ,タタリ
1976年 鹿児島県
薩州でかわうそを殺すと馬が祟られると言って殺さない。その祟りは七代続くという。かわうそは水に属し、馬は火に属す。ゆえに水が火に克することは自然の理である。
類似事例

〔リュウギョ〕
1983年
鰡という魚は年数を経ると、トドやアザラシに化すという。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内 ENGLISH