国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

〔レイイノモノ,コキ〕
1975年 千葉県
上総国東金町の傍にある山より掘り出されたという古器は、2度の火災に遭い焼かれたが、色は変わっても少しも損なわれることがなかった。この古器は神代の物と伝えられているが、2度もひどく焼かれたのに無事だったのは霊異の物だということで、元の上総国に返されたという。

類似事例(機械学習検索)

カッパ
1928年 愛知県
田辺家には昔河童が棲んでいたと言われる。当時、食事を与えた器を蔵している。この器は河童が竜宮から持ってきたものといわれている。
類似事例

モッコ
1993年 岩手県 
子供がいうことを聞かないと「蒙古が来る」と威した。
類似事例

カセキダニ
1977年 福井県
越前国大野領化石渓のある川に、物を沈めれば化石になると聞いた浪速の人が、それを確かめようと器を送ったところ、返却されてきた化石化した器は見るからに人が作った物だった。
類似事例

ヨウコ
1983年
古に三国から伝来したという妖狐は、金毛白面九尾と言われている。
類似事例

カッパ
1972年 岐阜県
渦が巻いている淵を御器洗いと呼ぶ。大きな淵が川にあって、天気の良い日には河童が出て御器を洗うという。
類似事例

カガミ,レイブツ
1975年 栃木県
万里小路藤房という公卿の銘のある抦鏡、観音の入った銅塔、古銭が埋められていた山裾が雨で崩れて、それらが掘り出された。同じ頃、下野国都賀郡西見野村でも瓶が掘り出され、そこに同種の古鏡などが納められていた。久しく土中に埋もれていたこのような霊物が、同じ頃に人間の前に現れることは神仏の加護だろう。不思議なことだ。
類似事例

キツネ
1981年 和歌山県
呼ばれたときに1度目で返事してはいけない。人なら2度3度と呼ぶが、狐は1度しか呼ばない。それに返事すると化かされる。
類似事例

イヨウナヒカリ,モウコノコエ
1956年 東京都
蒙古が攻めてきて神風で全滅した。三宅島に蒙古の大将が流れ着き、死んだ。道下に葬ったが、毎夜王掘山で異様な光が見えたので、そっちに葬った。光は消えたが、ナライの風が吹くと今でも蒙古の声がする。
類似事例

キジムナー
1985年 沖縄県
キジムナーはアコウの木に住む。鍋を借りに来て、返す時には虫の煮た物が入れてあった。住居の木を焼かれたことへの報復として、家や家族を全部焼いた。
類似事例

シンレイ
1935年 三重県
国幣大社多度神社の神鈴にまつわる伝説。明和年間に大暴風雨で山崩れがあり、神の怒りかと住民は恐れたが、その地点から古鏡と鈴2個を掘り出したという。
類似事例

カッパ
1974年 千葉県
上総国である家の子供が友達に誘われ川遊びに行こうとしたので、母親がまじないに仏壇に供えた飯を食べていけと告げたところ、それは嫌だと友達が逃げた。河童が化けていたのである。
類似事例

チテイコク
2001年
甲賀三郎は六十六か国の山々を探して春日姫を救出したが、人穴に落とされて地底国を遍歴した。好貢国、好湛国、草微国、草底国、雪降国、草留国、自在国、蛇飽国、道樹国、好樹国、陶倍国、半樹国、維縵国を巡る。次々と神仏名を挙げ、インドのことにまで言及している。
類似事例

チイカコク,コヒトコク,テナガコク,ミツカシラコク,ロクロクビコク
1974年
日本の周辺には長人国,小人国,長臂国,三首国,飛頭蛮国という国があったとされる。
類似事例

カマイタチ
1940年 岐阜県
痛くないのに体が切れていることがあり、その傷は決まって鎌の切り口をしている。2度3度やられる人もいるが、まったくやられない人もいる。那須の殺生石の破片が起こすともいう。
類似事例

ウシ
1963年 千葉県
手賀沼の主は牛だという。昔、阿比古の里に若い僧侶が来て、人々の尊崇を集めたが、誰も食事姿を見たことがない。ある時、「我が孫や子よ、健やかなれ」という文字を残し、白い牡牛と共に姿を消した。それから「阿比古」を「我孫子」と書くようになった。
類似事例

センメンキ,ショウライノアイテ
1999年 栃木県
夜12時ちょうどに、洗面器に水を入れて、剃刀の刃を口にくわえて洗面器を覗くと、将来の相手が見えるらしい。
類似事例

モノノケ
1979年
古来より、鬼物が祟りをなすことを物ノケという。古い物語にも見えるが、元々は中国の『史記』や『漢書』の注釈書に、「物は恠物なり」や「物は鬼物を謂うなり」などとある。
類似事例

ネズミトカサイ
1946年 静岡県
鼠は火災を予知するといわれているらしい。火災で納屋まで焼いた家の老婆は、2,3年の間鼠を見ないので不思議に思ったと語った。
類似事例

イシカワノトシタリ,コウジンマツ
1975年 大阪府
2度も荒神松で怪異が起きたので、詳しく調べたいと言っていたところ、ほどなく見事な墓誌が掘り出され、石川年足という高貴の人物の墓であることが分かった。そこで表には続日本紀に出てくることを、裏には墓誌が掘り出された由縁を記した石碑を、塚の上に立てることになったという。
類似事例

キツネ
1991年 石川県
山へ行くと道がわからなくなったり、背中に担いだ物をけころあげられてとられたり、いばらになっていることがある。狐に騙されている。
類似事例

ニガツドウ,ゴオウノイン
1983年 奈良県
寛文7年に二月堂が焼失したのだが、本尊をはじめ官物・牛王の印は少しも損なわれなかったという。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内