(タケタカシマ) 1981年 長ヶ高島の島民はみな背丈1丈2,3尺有り、あるいは1丈6,7尺あるものもおり、手足が長い。昔、漂着した人が話したことである。
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(オオオンナ) 1976年 京都府 天寿3年4月、身の丈7尺、顔の長さ2尺の女が船に乗り、丹後の浦に寄った。船の中に飯酒があり、近寄るものは皆病気になった。着岸させなかった間に死んだという。
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オオヒトノアシアト 1927年 山口県 大人の足跡と言われる、長さ2丈4尺、横1丈8尺、深さ2尺1寸のところがある。
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(カイチュウヨリアガリソウロウモノ) 1982年 京都府 享保11年2月25日、海中より、首は鳩のようで長さ1尺程、胴の長さ5尺程、腹は赤白斑で、歯は喉まで生え、甲は唐傘の骨のようで筋が少し高くタバコの葉に似て、胴の幅は3尺程、鰭は柔らかである物が上った。これが上った前の夜は、海中でうめき声がして1里四方に聞こえた。翌日その死体が浜に上った。
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タタラ,ウマ 1989年 奈良県 タタラというけだものがおり、姿を見ることはないが時々足跡を見ることがある。一本足とも言い、1尺2・3寸あまりの足跡で、一足の間が8尺あるという。また、大台山には目の大きさが2寸もある黒い馬がいるという。見た者がいて、3日ほど寝込んだという。
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フシンノコト,アメ,ケ 1974年 東京都 寛政5年7月15日、江戸で小雨といっしょに毛が降った。色は白く長さ5・6寸で長いものは1尺2・3寸のものもあった。赤いものも少しあった。
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オオオンナ 1979年 万寿3年4月頃、身の丈7尺余り、顔の長さ2尺余りの女が丹後国から船に乗った。船中で酒飯があった時に周りの人が皆病気になったので着岸したが、死んでしまったという。
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(ドクロ) 1982年 徳島県 元禄15年4月24日、阿波国勝浦郡大はら浦で千代が丸観音堂の修復を行った際、地中より長さ9尺8寸、高さ2尺9寸、奥行き3尺あまりの石櫃が出てきた。中には髑髏が2つと剣2本、刀、鉾、矢の根などが入っていた。髑髏は頭周り3尺7寸、頭から顎まで1尺4寸あった。
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ユキオンナ 1928年 新潟県 宗祇が越後国で見た雪女は背の高さ1丈ばかりで、肌は透き通るように白く、白い一重のものを着た20歳くらいの者だった。姿を見届けようとするうちに消え失せた。土地の者に聞くと、それは雪女というもので、大雪の年にまれに出るのだと教えられた。
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ガタロー 1991年 滋賀県 切り通しの所に田を作りに行った時のこと。烏丸に船の通る道があって、船に2人乗って行っていた。陸から見ていると3人乗っているのでびっくりして声をかけると1人が飛び込んだ。そうすると船の上の影は1つになった。あくる日死人が上がったという。
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イシ 1933年 奈良県 寺の境内にオコリ石と呼ばれる石がある。この石に触れるとオコリ病に取りつかれるといわれる。亀のような形で、中ほどの中央に襞があって穴があいているようにくぼんでいる。長径4尺、短径3尺、高さ2尺の花崗岩質のものである。
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(コビト) 1981年 小人島というものがあり、島民は背丈が鯨尺で1尺2,3寸。言葉は通じない。昔語りという事である。
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オオヒトノアシアト 1927年 山口県 大人の足跡がある。周囲8丈9尺、高さ1丈5尺、窪みの長さは5尺6寸ある。窪みにたまった水で疣を洗うと疣が取れる。
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オオミミズ 1976年 兵庫県 深山には大きな蚯蚓がいて、長さは1丈にもなるという。近頃丹波国柏原遠坂村で、風雨のために山が崩れることがあった。その時大きな蚯蚓が2匹でた。1匹は1丈5尺、もう1匹は1丈9尺5分あったという。
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マモノ 1988年 福岡県 普段、船に乗るときは、表3尺・とも3尺に乗ってはいけない。魔物が乗っている。
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カラトイシ,ウツクシイオンナ 1982年 新潟県 青白色で長さ1丈5尺、幅9尺もある楕円形で土の上に6尺ばかりも見えている大石が鷲ノ巣の上手の深い森林のがけの上にあって、カラト石とよばれていた。昔から、旧暦6月25日には一人の美しい女がこの石の上で赤い衣をほすと伝えられ、それを見た物は珍しい悪病にかかるといい、ふもとの村々では山止めになっていたという。
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(ジュウチョウ) 1981年 正徳4年4月12日、奥州しゆ原山に大きさ10間余り、亀甲で腹は蛇形、首は鳥で耳の長さ4尺8寸、尾の長さ2間2尺、翼があり、足の長さ2間で太さ3尺の獣が現れた。息は火炎のようで鳴き声は雷鳴のようであった。鉄砲10挺で撃ち止めた。見物の男女で毒気にあたり病死するものも出た。この件は江戸へ注進した。
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テング 1940年 神奈川県 文化4年7月5日、3人の人が天狗に投げられ、1人が死亡、2人が怪我をした。
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アヤスヒル 1982年 長崎県 文政11年6月21日に、肥前国の生の島へ漂着したモンユルという国の船には、メンユルという国の人が乗っており、その人は年齢が28歳、身長が8寸(24センチ)で体重は280匁(約1キログラム)、名前はアヤヒスルという。
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フナシトギ 1956年 海上における一種の怪魚。形はドンコに似て、白い腹の両側に四肢がある。これが船の底に吸い付いて船を停め、または綱を伝わって船内に入り、人を殺害するという。
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ケイセイイシ 1916年 福岡県 山道の傍らに長さ7尺ばかり幅4尺ばかり高さ3尺ほどの石があり傾城石と呼ばれている。昔、傾城が京都から男を訪ねてきて石になったのだという。そのため、石の上に女が乗っても動かないが、男が乗ると自然に動くという。
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