カゼノマジナイ 1942年 長野県 風邪に関する俗信。流行性感冒の場合には、入り口に「きちさんいらず」と書いて貼っておくという。
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ヤオヤオシチ 1940年 秋田県 大正7、8年頃、「キチサンオリマセン」と書いた紙片を門口に逆さに貼らないと、八百屋お七の亡霊に憑かれて死ぬと言われ、浅舞町付近では皆そうした。その前後に悪性流行感冒がひどく流行った。
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(マジナイ) 1957年 山梨県 流行性感冒の予防には、正月にするめを火鉢で燃やした煙で風邪を追い払う。
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セコ 1985年 熊本県 冬は山にいて夏は川には入る。
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(ゾクシン),コウボウダイシ 1935年 山口県 感冒カゼが流行った年のこと。山の中から出てきた薄汚い坊さんが自分は弘法大師だといい、「今年の感冒カゼは八幡様の鳥居を7回廻って油揚げを食べれば逃れられる」と言って消え失せた。みなその言葉に従い、八幡様に参って油揚げを食べたという。
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ギョウジャ 1973年 長野県 文化14年秋頃、大きな槻(けやき)が突然倒れその穴から石櫃が出てきた。中から鈴鐸の音と読経の声が聞こえてきた。150年程前に生きながら土定した行者だろうということだった。冬頃まで参詣群集が続いた。
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カゼノカミ 1991年 大阪府 ぼろぼろの長屋に貧乏な男が住んでいた。冬のある日、風邪を引いた男がスルメを焼きながら酒を飲んでいると、押入れから貧弱な老人が出てきた。実は風邪の神で、スルメの臭いが嫌いだから出てきたのだった。風邪の神が出て行くと、風邪が嘘のように治った。
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マメ 1975年 長崎県・福岡県 文化12年の夏、筑前・筑後の辺りに空から豆が降ったという。同じ頃、丹波では竹が多く実ったという。
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ヤマノカミ 1982年 群馬県 山の神を山から麓へ下ろしたところ、病気が流行ったので元の場所に戻した。
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カッパ 1985年 熊本県 冬は山に登り、夏は川に下りる。
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テング 1940年 神奈川県 文化4年7月5日、3人の人が天狗に投げられ、1人が死亡、2人が怪我をした。
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マジナイ 1957年 山梨県 流行性感冒のときは南天で槌と瓢箪を作り、帯につるす。
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ダンザブロウムジナ 2001年 新潟県 相川の団三郎狢は流行って、お参りに行く人がたくさんある。
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ヤクガミサマ 1984年 神奈川県 厄神様の風邪薬はお茶の葉で、これを煎じて飲むと風邪が治るといわれた。
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(ゾクシン) 1970年 滋賀県 予兆に関する俗信。
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(ゾクシン) 1965年 和歌山県 予兆に関する俗信。
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(ゾクシン) 1976年 新潟県 予兆に関する俗信。
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(ゾクシン) 1972年 千葉県 予兆に関する俗信。
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(ゾクシン) 1970年 滋賀県 予兆に関する俗信。
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(ゾクシン) 1988年 茨城県 予兆の俗信。
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(ゾクシン) 1966年 秋田県 予兆に関する俗信。
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