カッパ 1999年 栃木県 お風呂に入っていた河童を見た。
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キツネ 1974年 栃木県 1910年ごろのこと。話者の母が実家からサツマイモを担いで帰る途中、道が幾つも分かれている場所に出た。どちらに行ったものか考えていたら、手拭を被ったいい娘が歩いてゆくのでついて行くと、森の中に入っていってしまった。「助けてくれー」と声がしたので振り返ると、実家の方角に戻っていた。子どもが疱瘡で熱を出していたので、狐が化かした。
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キツネ 1990年 長野県 風呂を外で入っていた頃に、きつねに化かされて、小便ためへ入った人がいたという。
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キツネ 1982年 宮城県 ある人が妻の実家に苗を取りに行った帰り、水の中で泳いでいた。狐の仕業。
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ヤマンタロウ 1976年 熊本県 風呂に入った後は蓋をせねばならない。ヤマンタロウが入りに来る。
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カッパ 1930年 宮崎県 夜に入り家内の者が皆風呂に入り湯加減がぬるむ頃になると、風呂水をかきまぜる音がする。河童が風呂に入りに来ているのである。
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カッパ 1960年 大分県 カッパは人家に近づいて風呂に入ったりすることもある。カッパが風呂に入った後は湯がぬるぬるしているという。
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(シノゼンチョウ) 1982年 群馬県 病人が実家に戻ってきて、仏壇へ上がるのを家人が見た。その時間にその人は息を引き取っていた。
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キツネ 1975年 福島県 ある夜、酒に酔った男が狐に化かされて、川の中に入って「風呂だ風呂だ」と言っていた。通りがかりに声をかけられて正気に戻った。
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タマシイ 1977年 和歌山県 死者の魂は、亡くなる前日の晩に実家の寺に入るという。女性の魂は台所から、男性の魂は表から入るという。
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タヌキ 1987年 富山県 実家から婚家に戻るとき、雪の中を上って行って、「むかえじゃあ」と叫んでいた。連れ戻しにいったが、おそらく狸に憑かれていたのだろう。
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キツネ,キツネツキ 1977年 青森県 ある家の奥さんがお産で実家に戻ったが、ひどく苦しんだ。イタコを連れて行くと「人恐しい」と叫び、苦しんだ。狐が憑いたのだろう。
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キツネ 1966年 山形県 昔ある人が、町から自分の家に帰る途中なのになぜか家に着いてしまった。家の人が風呂に入れと言うので入ったが、ごおーっと音がして、気付くと川の中であぐらをかいていて、前を水がどんどんと流れていた。冬の雪の中でとんでもない目に遭ったが何とか助かった。
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ネコノタタリ,トガナシノカミ 1986年 愛媛県 用の山の某家に祀ってあるトガナシの神は昔はその家の祖母の実家で祀っていたが、その祖母が若いことにわずらってみてもらうと、科のない猫を殺したので祟っているといわれ、トガナシの神として祀ったという。祖母はお嫁に来たが実家のほうでは、次に嫁にさわってわずらってしまったために、実家から婚家に引き移した。
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キツネ 1982年 宮城県 風呂に入れと声をかけられて、峠で川に入って死んだ人がいる。狐の仕業。
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(ゾクシン) 1982年 三重県 錦小屋を通る街道筋に庚申さんがあるが、泥棒に入られたらこれを縛りに行く。すると、悪いことをした人は体が縛られるという。
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キツネ 1987年 岐阜県 ある男が、狐をやっつけてやろうと狐のところへ行くと、人を化かす仲間にならんかと誘われ、信用するためには風呂に入れといわれたので入ると、ガジョツボに入れられていた。
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キツネ 1938年 長野県 ある人が酒に酔って車を引いていると湯前に出たので、何気なく手拭を持って入った。朝になっても帰ってこないので家の人が迎えに行くと、その人は大きな「溜め」を出たり入ったりしていた。
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(ヤマノカミサマ) 1987年 岐阜県 これまでには、山に入ってはいけない日に山に入って死んだ人が2、3人いた。
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ネコ 1989年 宮城県 酒を飲んでいい機嫌で魚を背負って歩いていると、猫が畑の肥料が入ったドブを風呂に見せるどぶの中に入って「いい風呂だ」などと言い、他の人に指摘されるまで気づかない。そして猫は魚をもって行って食べてしまう。
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キツネビ 1992年 茨城県 狐火が点滅するのを見たことがある。母の実家に行った時、同じ様な現象を見たことがある。この火は狐の吐く息が光って見えるのだと言われた。
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