オシラサマ 1964年 群馬県 オシラサマは、観音様の姿で、右手に桑の木の枝を持ち、左手に稲荷様を抱いて立っている絵。衣笠様とも呼ぶ。
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キツネ 1979年 鳥取県 きれいな女の人が小川で手を洗っているところを、道連れになろうと手をひっぱった。右手が痛くなったので左手にもちかえてほしいと女の人が頼むので、言われた通りにすると木の枝をつかまされた。狐が化けていたのだという。
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タヌキ 1958年 徳島県 爪を多く伸ばすと、その中に狸が入る。
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オウギ 1934年 岩手県 昔、あるところに怠惰者がいて、氏神様で鼻を自由に伸び縮みできる扇を手に入れた。その後、自分の鼻が伸びたり縮んだりしたせいで天上に行ったが、そこの婆さまに下に投げ落とされ、落ちて死んでしまった。
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ツメ,キツネ,(ゾクシン) 1915年 宮城県 爪を伸ばしておくとその間に狐が住むという。
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ツメ,キツネ,(ゾクシン) 1915年 宮城県 爪を伸ばしておくとその間に狐が棲むといわれている。
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キカイ,キジョ,イケイノモノ 1974年 京都府 京都叡山の北の山の山中の岩の上に恐ろしい異形の者が立っていた。女のようで長い髪を振り乱し、両眼は光り、左手に亀、右手に蛇を持っていた。目撃者はその後、熱病になったが、薬を飲ませて邪気を退けるとやがて治った。
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カッパ 1982年 群馬県 カッパと相撲をとった人がいる。カッパは子供くらいの大きさで、手を引張るとどこまでも伸び、反対の手が縮む。
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ケンムン 1983年 鹿児島県 ケンムンは赤い毛におおわれた子供ぐらいの大きさの妖怪である。夜に道を迷わせたり、ケンムンを見ただけで死んだ人もいる。ケンムンは人の左手を引いていくので、自分の左手の人差し指を噛むと妖怪は離れる。
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(ゾクシン),ユウレイ 1998年 静岡県 左手の小指が薬指の第一関節よりも長いと幽霊を見る。
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ガラッパ 1984年 鹿児島県 ガラッパの手首が代々家宝として伝わっている家がある。船で川を渡る途中に、ガラッパの右手が舷側にかかったのを切り取ったものとも、川を泳いでいる途中にガラッパに襲われたので右手を切り取ったとも伝えられている。
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ガロ,ゴウライ 1962年 徳島県 河童のことをガロ、またはゴウライと言う。ゴウライは深い淵に住んでいて、人のおいどいんど(尻の穴)を抜くと言われる。頭の皿を傾けると負けるというがなかなか傾かない。片手を伸ばすと片手が縮むという。カメに似ているらしい。
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ゼンキ,ゴキ 1988年 長野県 男鬼である前鬼は鉞をもって右手に立ち、女鬼である後鬼は水壺を持って左手に立っている。この夫婦鬼が役行者に従者として仕えていた。夫婦鬼は山上の化身とも言われ、行者の使役霊を伝説化したものといわれる。
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エンコウ 1922年 山口県 仏飯を食べて水に入る時はエンコウは引かないといい、入水前にこれを食べた。エンコウの手は、右に伸ばせば左が短くなり、左に伸ばせば右が短くなるという。
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セコ,カッパ 1986年 大分県 河童は猿の左手を恐れるので,馬屋の入り口に打ち付けてセコ除けにする。
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エンコ 1980年 青森県 山からエンコが降りてきて女に通って孕ませた。エンコの子が産まれたが、エンコは殺され、女も死んだ。エンコは猫のようなもの。
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(ゾクシン) 1977年 秋田県 葬式の餅を二人で左手を使って引っぱり、肩ごしに投げる。それにぶつかると死ぬ。
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コウジン,コドモノカミ,シチコウジン 1983年 岡山県 梶並川上流の土の河内・木地山・立木・山元・阿草・中右手を氏子とする荒神は子供の神であるといい、忌みあけの宮参りには子孫を連れて参るのだという。その社地は中右手にある三社神(氏神)の境内にあるが、そこには他に七荒神と呼ぶ小祠も祀られている。
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メカリシンジ 1983年 福岡県 早鞆社は彦火々出見尊を祭っているが、12月30日の子の刻に、社家の1人が右手に鎌を持ち、左手に松明を掲げ、大海の渚にむかうと、潮が2つに割れる。そしてそこにある五百壇の石壇についている和布を一鎌刈って帰ると、海は元に戻るという。
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カッパ,エンコ,カワウソ 1935年 山口県 カッパをエンコという。一方の手が伸びると、もう一方が短くなる。エンコにひかれて死んだ子の昔話がある。カワウソは人に化ける。話者の父親が見たのは、小さい小僧が、どんどん前を走っていって、崖の上から海に飛び込んだという。カワウソはヨシで突くと、腹の一箇所にはまるところがあるという。エンコは一方の手を伸ばすと、もう一方が短くなるという。
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テング 1991年 東京都 高尾山の飯縄権現は、長野県飯縄山の天狗飯縄三郎の分家格で、右手に宝剣、左手に索縄を持ち、白狐にまたがった茶吉尼天の姿をした天狗である。参道を切り開くときに巨杉の根が一夜で動かされていたのは天狗の仕業と言われる。
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