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検索対象事例

(ナンヲノガレタイエ),ミツミネサン
1941年 秋田県
明治14年頃、町内の家が軒並み窃盗被害に遭ったことがあった。この時、某という大きな家だけが、三峰山を厚く信心していたので、何も盗まれなかったという。

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ミツミネサン
1941年 秋田県
明治23・4年頃、某の家では毎朝、主人が飯を神棚に上げていた。それを卸すと、今度は屋根の上に上げておいた。次の朝には飯はなくなっていたので、三峰山が夜のうちに来て持っていくのだろうということだった。
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ヤマイヌ
1956年 福島県
ヤマイヌは山の神の使い。明治16,7年頃、三峰山のお札を貰って来て立てたら山犬が出なくなった。
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アズキアライ
1943年 山梨県
町内にながれる川で夜4ッ時にサラサラと小豆を洗う様な音がするのを小豆洗いという。
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タヌキ,ツキモノスジ
1954年 奈良県
明治14、5年ごろ、村の大由という家のおたつという子供が、私の家の子守りとして来ていた際に、狸が乗り移ったと言って村で大騒ぎになったが、けろりと治った。
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ミツミネサン
1941年 秋田県
明治の初め頃、某の妻の実家での出来事。ある夜、振る舞いがあって、家人は皆酒に酔って寝た。夜中、主人が目を覚ますと星が見えたので、雨戸を閉め忘れたと気づいた。閉めようとして起きあがると、犬のようなものが見えた。それは三峰山で、前足を立ててちゃんと番をしてくれていたのだという。
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キンノタマ
1989年 山梨県
7年か10年前に金の玉が盗まれたが、盗んで持って下りた人が持っていられなくて返してきた。
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カネダマ
1951年 兵庫県
某家の台所の屋根から5寸もある丸くて赤い光り物が飛び上がった。その頃から某家は困窮するようになった。村ではこれをカネダマといい、これが出ると都合が悪くなると言っている。
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ナルセガワノカッパ
1956年 宮城県
明治の頃までは,主として夏の夜などに,鳴瀬川で河童が泳ぐのを見た人が3,4人はいた。
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オオカミ
1936年 秋田県
狼の寄れぬ法として、「三峯さん」と3回唱えればよいと、明治14年4月4日に筆録された秘事に書かれている。
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キツネ
1973年 岩手県
人が狐に悪いことをしなければ狐は何もしない。なにかすると、鶏や兎を盗む。
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オシラサマ
1999年 宮城県
某家のオシラサマは、もともと舞根集落の家にあったが火事で中井集落に飛び、そこの家でも火事にあって某家に飛んできたと言う。あるとき話者(オカミサマ)が足が痛くなったので、某家のオシラサマを拝みに行ったところ、オシラサマの足にスガリ(蜂)がたかっていた。其れを知らせたのだろう。
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カミカクシ,テング,トブコ
1926年 静岡県
男の子が天狗にさらわれた。町内の人々が探したが、10日目に戻ってきた。その後も度々連れて行かれた。
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ゼンセノインネン
1931年 兵庫県
あるところに信心深い人とまったく信心しない人がいた。あるとき二人は観音様へお参りに行ったが、不信心な物にはご利益があったのに、信心深い人にはご利益がなかった。信心深い人が観音様にクヂを言うと、観音様は「お前の前世は雀で供え物の米を食って暮らしていた、不信心は男の前世は牛で、観音堂を立てるときに材木を引いて山に登っていた」といったので信心深い男は納得したという。
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タタリ
1997年 青森県
明治か大正の頃、おしぎという貧しい女が大根を盗んで殺された。後に祟りがあったので、墓地に地蔵を作った。
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カッパ
1928年 島根県
河童は人を誑かすというので、明治31,2年頃までは婦女子は日暮れに一人出歩くことが出来なかった。河童は頭の皿に1杯の水だけがあればどこにでも住む。
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ヤハタサンノシシ
1957年 山梨県
八幡さんの獅子を盗まれたことがある。これを盗んだ家では病気などの災難が続いた。易を見てもらって判明した。それで皆で狛犬を取りに言ったが馬でも引くことが出来ない。それを人が背負うと軽かったという。
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イエギツネ
1979年 山梨県
イエギツネ(家狐)は、その家の人が憎らしいと思う人のところへ飛んでいって血を吸う。吸われた人は病気になったり死んだりする。ある人が病気になったので祈祷師に看てもらうと、イエギツネが憑いているというので秩父の三峰山に行ってお札をもらって祈祷すると、丑満時に三峰山のダイジンサマとイエギツネが縁の下で戦った。こうしてイエギツネを退治して病気は癒ったが、そのとき着物の袂からキツネの毛が3本出てきたという。
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ハラノウチヨリモノイウモノ
1976年 京都府
烏丸四条の近江屋吉某という職人の妹が烏丸綾小路の藤某へと嫁いだ。とても良い嫁であったが、藤某が思いを寄せていた人がいたので離縁し、その女を迎えた。吉某の妹はその後行方不明になり、その頃より藤某の後妻が怪しい病に罹った。応声虫のように腹のうちから物を言うようになった。声に答えなければ女が苦しんだ。医薬祈祷を尽くしたが験が無くやがて死んでしまった。藤某も狂乱になり、仕方なく檻に入れた。その後も藤某は生きているという。
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(ゾクシン)
1973年 香川県
作ったエビスさんは漁が当たらないといわれている。また、盗んできたエビスさんは漁が当たるから盗んでこいといわれていた。今祀ってあるエビスさんは明治22年に流れ着いたものだという。
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キツネモチノイエ
1955年 鳥取県
戦前大火に遭って家を失った人が、売りに出された家を、狐持ちの家と知りながら買った。その地方で決して買ってはならないとされる、最後に残った1棟であった。まわりの忠告も聞かずに家をそのまま組み立てたが、近年になって、近所の馬や人に憑きだした。
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カミカクシ
1990年 香川県
昭和49年12月21日の夕方5時半頃、かぞえで3つの子が神かくしにあった。8時15分頃、浜辺の方で見つかった。途中に靴が落ちていたのに、靴下は少しも汚れていなかった。
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