ヒノタマ 1960年 静岡県 小塚谷のお寺の庭から火の玉が飛んできて、目の前1m位のところを通った。10cmくらいの大きさで、電球のように薄明るくて丸かった。色は赤と黄で、目がチラッとして変になった。このとき、電気にかかったような気がした。
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ヒノタマ 1999年 宮崎県 直径約30cmの丸い火の玉が、青白く尾を引きながら飛んでいたのを見た友人がいる。地上3mほどのところを飛んでいた。
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ヒノタマ 1960年 静岡県 家のところにある川の土手に立っていたところ、前の家の土手のところから火の玉が飛んできて、立っているところから10mくらい横に落ちた。色は赤で小さかった。すぐ落ちたところへ行ってみたがなんともなっていなかった。うす曇で風が弱い日だった。
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ヒトダマ 1960年 三重県 人が死ぬ前夜または2、3日前に必ず魂が抜け出してゆく。昼間は見えないが、夜間には10cm位の赤い火の玉になって上空7、8mを時速20kmほどの速さで、尾を引いて墓場に飛んで行き自然に消えてしまう。
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ヒノタマ 1986年 愛媛県 夜の10時ころに火の玉が山のほうに飛ぶのを見たことがあるという。
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タノカミ 1963年 福島県 10月10日には田ノ神が天竺に帰るので、餅をついて祝う。
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ヒノタマ 1960年 静岡県 うす曇で風が弱い日に、火の玉が病院の上あたりを飛んでいるのを見た。青緑色で真っ直ぐ飛び、田の中に落ちてしまった。落ちたあたりを見に行ったが、なんともなっていなかった。
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タノカミ 1971年 茨城県 10月10日はトオカヤともいう。田の神はこの日に天にのぼって行くという。
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カシャネコ 1964年 福島県 10月10日に生まれた男の子は、死ぬと火車猫に食われるという。
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ヒノタマ,ヒトダマ 1976年 愛媛県 筆者が大東亜戦争中に、以前火の玉を見た火葬場の付近で、青味を帯びた以前より大型の、尾をひいた火の玉を見た。屋根の高さぐらいの所をゆらりゆらりと風に吹かれるように飛んでいた。この火の玉を人魂ということをあとで聞いた。
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ヒノタマ 1995年 東京都,群馬県 夜に火の玉を見た。青火で丸かった。
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ヒノタマ 1935年 新潟県 火の玉を命名しているところがあった。人の名前のようなものがついていたらしい。沼のほとりに火の玉が出ると言う話もある。
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ネコ,タヌキ 1981年 和歌山県 踊りが山というところで、猫や狸が踊りを踊った。気味悪いので地蔵様を祀ったら、猫や狸は出なくなり、安心して山仕事ができるようになった。
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オイナリサマ 1964年 秋田県 10月10日はお稲荷様の縁日なのでお稲荷様は自分のお宮にいる。
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ヒノタマ 1982年 宮城県 1920年ごろ、話者は火の玉を見た。赤くて、直径30㎝程度、3mほどの尾を引いていたという。火の玉が飛ぶと人死にが出るという。
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ヒノタマ 1960年 静岡県 曇りで風が弱い日、家の裏山を火の玉がとんでいるのをみた。途中で消えてしまったが、木の葉がゆれるような音がした。
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ヒイ,タヌキ 1990年 大阪府 ひいという古狸の化物がいた。夕方男衆が外で世間話をしていると、目を広げたひいが見ていた。「それだけの目か」と言うと、大きな目をさらに大きくしてバケツみたいな目をした。このようなやりとりをしていたら余程の大きさの目になり、怖くなって逃げた。翌日、目を破裂させて死んでいた。
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タノカミ,カエル 1961年 栃木県 旧暦10月10日、餅をついて田の神様にあげると、その餅をもって蛙をおともにしてもとの社へ帰る。
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タデ 1960年 岩手県 夜道にタデというものが出る。なにかいるように見え、もっとよく見ようとすると、段々大きくなって行く。
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ネコ,タヌキ 1981年 和歌山県 踊りが段というところで、猫や狸が踊りを踊った。地蔵様も祀られている。
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キツネノヒ 1930年 兵庫県 狐の火は青や赤だったりするが、どことなくぼんやりしている。山の向こうにチラチラ見えているかと思うと、こちらにチラチラ見えるというように、始終動いている。
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