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検索対象事例

ヒジリサマ
1958年 愛媛県
ヒジリ様という古墓があり、そこで木を伐ったり柴を刈ったりすると取り憑かれて病気になるという。

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ゴシンボク,ケヤキ
1990年 長野県
叶里のお宮にあるけやきの木は伐ってはいけないといわれていた。ところがある人がこの木を伐ったところ、木から血が流れて、その人は死んでしまったという。
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ダイジャ
1989年 長野県
小池という淵に大蛇がいるという。そこの木を伐ると祟るといわれている。木を伐った人がいたが、本当に病気になってしまったという。
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ホトケサマ
1943年 長野県
8月16日は草刈りをしない。草を刈ると仏様の足を刈ってしまうという。
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ヒダルガミ
1972年 高知県
高知県では峠道では柴折さまに柴を供えて通れば、ひだる神に憑かれないと言う。
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キツネ
1973年 岡山県
6月3日を柴取りの口開けといって、この日から山の柴を刈ることができる。ある年、柴取りの口開けの日に夜明けを待っていると、月があがって明るくなった。刈ろうとすると木に結んだ、弁当を詰めたメンコが落ちた。すぐにまた月が隠れて真っ暗になり、しばらく座って待っていると、また月が出て明るくなった。一回目に明るくしたのとメンコを落としたのは狐が化かしたためだと話した。
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キツネノコエ
1940年 滋賀県
山で松の木を伐っていると、木を伐ってくれるなという狐の声がする。男は狐に憑かれ、体を弱くした挙句、様々の祈祷の甲斐もなく死んでしまった。
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ヤマノカミ
1963年 群馬県
月の17日は山の神の日だから木を伐ってはならないともいう。
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(ゾクシン),レイ
1998年 静岡県
墓を指さすと、祟られてしまう。あるいは霊に取り憑かれる。
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コクソンノカミノタタリ
1991年 高知県
目黒の方から山の木を伐りにきた人が、山で黒い大きな蛇を見たが、その後、山が火事になって焼け、木を伐った人は病気になった。黒尊様の御神体をみても大丈夫だが、御神体の宿る山の木を伐ったために祟りが生じたのだろうと思われる。
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ヒダリガミ,クワン,〔シバオリサマ〕
1942年 高知県
山路で急に空腹を感じて、冷や汗が出て歩けなくなるのがヒダリガミと呼ばれるものである。土佐郡土佐山村ではクワンと呼び、憑かれた時は何か一粒でも口に入れるとよい。柴折様に柴を供えて通ると憑かれないと言う。
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ヤマノカミ,テング
1963年 群馬県
三叉になっている木は、山の神が遊んだり天狗様が腰掛けたりする木である。だから伐ったりすると罰があたる。
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クルリジョウヤマノカイイ
1939年 千葉県
谷に古い五輪塔があり、草を刈っているときに偶然目にしたりする。人に見せようと思って柴などを折って目印にしておくが、他人を連れてくると、もうどこにあったか分からなくなっているという。
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テング,ヤマノカミ
1963年 大分県
2本の木が交差してできる木や屋根などのすばらしい木、珍しい木等を天狗の木または山の神のおしみ木と言って伐ってはならない。伐ろうとすると怪我などをする。
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(キッテハナラナイキ)
1966年 鳥取県
秋葉山の木と吉川神社の木は、神様が宿っているので伐ってはならない。
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ゴシンサマ,テング
1976年 新潟県
西山にはごしん様という天狗がいる。人が山に入ると、木を伐って倒す音をさせる。
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トリツキスジ
1979年 岐阜県
以前は、とりつき筋の人が他人に取り憑くといわれていた。赤ん坊が取り憑かれて死んだりした。取り憑かれた人は取り憑いた人と同じ身振り・動作をする。取り憑く人は別にその気はなく、ふとしたときに取り憑いている。その人が去ると憑き物も落ちるという。
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ヤマノカミノキ
1942年 三重県
木を切っているときに、山の神の木にあてると、病気になる。
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タヌキ
1979年 徳島県
たぬきに憑かれると、「病気になったので塩浜に行く」などと言い出す。祈祷してくれる人に拝んでもらうと、おかしなことや昔の話を話す。たぬきに憑かれるのは、墓の祟りだといわれている。
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(ムジナガミケイトウノジガミノタタリ)
1984年 新潟県
ムジナ神系統の地神は祟り神的性格を強くもっており、地神の依り代となっている木を伐ったり、小便をかけたり、近くの木を伐ったりしても祟るという。
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ヤマワラシ
1985年 熊本県
山の神の木は伐ってはならない。木を伐る時でもヨキを三回伐り込んだら休まなければならない。木の下敷きにならないよう、木を出すときは必ず山童に知らせる。
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ヤマノカミ,カミカクシ
1933年 熊本県
山の神の大木を伐ったら、2,3日大風が吹いた。伐った人の子供と妻が一緒に歩いていたら子供の姿が急に見えなくなった。
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