国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

ユメ
1933年 神奈川県
甲州の或る村で子供が死んだ時、親の夢に子供が出てきて「自分は今家の屋根棟にいるが、死んだ原因は、友達が柴葉の中へ小刀を隠して立てておき、上を飛びこえさせられた為小刀にささって死んだのだ」と言う。親がその場所を探してみると果たして小刀があった。この様に霊魂は四十九日間は自家の屋根にいるのだ。

類似事例(機械学習検索)

オヤミミリ,(カマキリ),(ゾクシン)
1942年 富山県
親みみりにににらまれると親が死ぬ。
類似事例

ヤネ
1956年 宮城県
死後四十九日間(一年というところもあるという)は死者の霊魂がその家の屋根の峯にいるといって、屋根の葺き替えは忌まれたが、死者の霊魂は家の周りをさまよっていると考えられた。四十九日間灯される祭壇の火は冥土へ旅立つ明かりと解釈され、線香の煙を伝って極楽に行くといわれている。
類似事例

(ゾクシン),タマシイ
1933年 愛知県
魂は四十九日までは家の棟にいるという。
類似事例

ヘビ,イケノヌシ
1965年 高知県
赤泊の池の主は夫婦の蛇だった。その池に庄屋が鴨撃ちに行ったとき、下男が小刀を池に落してしまった。小刀は蛇の側に落ちた。その夜庄屋の夢に蛇が出て「小刀を取ってくれ」と頼んだが、庄屋は取りに行かなかった。数日して下男が大月の神社に参ろうとして出かけると、途中で遍路姿の夫婦者に「参る必要がなくなったから帰れ」と追い返された。下男が帰ってみると、庄屋は死んでいた。それから家の者も次々に死んでしまった。庄屋は死に際に「祀ってくれたら村の暮らしを楽にする」と言い残したので、庄屋の墓に祠を作って祀っている。赤泊の池は今では田圃になってしまった。
類似事例

テング,(ユメノオツゲ)
1973年 三重県
昔、子供を追い出したところ、子供があんまり泣くので親が探しに行った。ところが、いくら探しても見つからない。心配しながら親がうたた寝をしていると、夢に天狗が出てきて「子供はふじの山に連れて行ったから心配するな」と言ったという。
類似事例

ダイジャ
1938年 福井県
池の大蛇は、刃物を嫌う。今でも小刀などを持って登山をすると、その人は暴風雨に遭って動きが取れなくなるという。
類似事例

(ゾクシン),タマシイ
1933年 長野県
諏訪湖畔地方では、四十九日の間は死者の魂は屋根棟にいるという。
類似事例

ヒノタマ
1968年 岡山県
人が死ぬ直前火の玉が屋根棟から西の方へふわふわ飛んでいくのを見たと言う人も多い。
類似事例

ハカ
1998年 静岡
墓が見えたら、親指を隠さないと親が死ぬ。
類似事例

(ゾクシン),ユビ
1998年 静岡県
葬式を見たら親指を隠さないと、親が死ぬ。
類似事例

ソウシキ
1998年 静岡
葬式を見たら、親指を隠さないと親が死ぬ。
類似事例

シシャノレイ
1984年 福井県
亡くなって、四十九日までは死者の霊がその家の屋根に留まっているという。
類似事例

ハクバ,シノヨチョウ
1950年 千葉県
白馬を見た時は親指を隠さないと親が死ぬ。
類似事例

リョウヅエ
1942年 三重県
両杖をつくと親が死ぬ。
類似事例

ガワタロウ,カミサマ
1937年 兵庫県
神様が集まって子供の寿命を言っているのを聞いて、親はその日1日おぶっていた。河太郎が嫁の親に化けて子供を渡すように言うので、渡すとそのまま帰ってこなかった。水に入って死んでしまったのだという。
類似事例

レイコン
1933年 神奈川県
死後四十九間は必ず毎日温かいご飯を仏前に備えるものであるという。これはそのあいだは霊魂がその家の屋根棟に留まっているからである。
類似事例

ハガカケタユメ
1977年 山形県
歯がかけた夢を見ると、親か子が死ぬ。
類似事例

(ゾクシン),タマシイ
1933年 熊本県
四十九日の間は死者の魂は家の棟に止まっている。
類似事例

ダイジャ,オンナ
1936年 香川県
田畑を荒らす大蛇の前に女が現われ、小刀を投げ付けて退治した。女は毘沙門天の化身であった。
類似事例

シノヨチョウ(ゾクシン)
1975年 静岡県
猫いせきをおくと、親が死ぬ。
類似事例

ボウレイ
1933年 和歌山県
亡霊は四十九日までは家の棟を離れず、四十九日の餅つく音を聞いて離れるという。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内