(ゾクシン),オニ 1936年 栃木県 嘘をつくと、鬼に舌を抜かれるという。
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(ゾクシン),オニ 1935年 栃木県 うそを言うと、鬼に舌を抜かれるという。
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オニ,(ゾクシン) 1932年 大阪府 大阪府三島郡豊川村では、嘘をつくと、地獄で鬼に釘抜きで舌を抜かれる。
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エンマサン,ホトケサン 1996年 山梨県 お盆に亡くなった人にはコンドシ(味噌を溶く小さな笊)を被せて葬る。閻魔さんから「他のホトケサンは帰るのに、お前はなぜ来たか」と殴られるからだと言う。盆の16日に亡くなると、他のホトケサンと一緒に帰れるので、閻魔さんに可愛がられるとも言う。
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マン,キツネ,コカン 1999年 宮崎県 昔の子どもが怖がったもの。マン(化け物)。狐(コカンともいう)。カンナレサァ(雷)。ジュンサハン(警察官)。エンマ様に舌を抜かれるという脅し。ご飯粒をこぼすと目がつぶれるという脅し。嘘ついたら針千本飲ます。夜ウソ(口笛)吹くな。男と女と一緒にいて冷やかされること。
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カッパ 1980年 秋田県 カッパは人間を川の深いところに連れて行って肛門を破り、舌を抜き、内臓を食べてしまう。
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ムジナ 1976年 宮城県 ある爺さまが泊まり仕事で山小屋にはいっていた。そこへ婆さまが訪ねてきた。小屋についたときには真暗になっていたので、爺さまはムジナが化けたものかと思い、肌を確かめるために婆さまの腕を逆さにこすった。
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ムジナ 1990年 秋田県 30人で小屋に泊まっていると、美しいあねさんが入ってきて一人一人覗いている。しかしそれは舌を抜いていたのであった。正体は狢(むじな)であるという。
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ヤマンバサマ 1986年 愛媛県 12月28日の餅つきのとき、用の山の某家に山から山んばさまが米を持って餅をつきにきたという。某家には山んばさまの使った井戸があり、それを山んばさまのツルイという。ところが山んばさまはたいへん汚い格好をしていたので、餅つきの日を変えたところ来なくなってしまったという。
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キツネ 2001年 青森県 昔、階上岳の麓の晴山沢というところに、人をよく騙す狐がいた。この岳の沢あいに爺さまと婆さまが住んでいたが、ある日の夕方、狐がこの爺さまに化けて婆さまの前に現れた。婆さまはこれを見破り、狐を殺してしまった。以来、この地には人を騙す狐はなくなったという。
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(キンキ) 1973年 富山県 うち取ったクマが舌を出しているとすぐ後でもとれる。
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キツネ 1998年 福島県 狐が馬鹿にするので、爺さまが殺そうとして火を焚いていた。そうしたら狐は娘に化けて婆さまの所に来た。そして娘に化けた狐は婆さまを家から連れ出して行ってしまった。
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ガァタロ,カッパ 1929年 長崎県 焼酎屋の主人はどんどんなり上がっていったが、六、七年前に急に気がふれて鋏で舌を切った。舌としりこは繋がっているから、川の神に截ってあげたと噂になった。
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オオカミ 1982年 東京都 電車もバスもない頃、送り狼についてこられた人が「ごくろうさま」を言わずに家に入ってしまった。朝、戸を開けるとまだ外にいた。「ごくろうさまいわなかっただろう」と言われたので「ごくろうさま」と言うと帰っていった。
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(ジゾウノホウソウ) 1975年 東京都 中野宝仙寺の石地蔵が疱瘡にかかったという噂があるが、嘘だろう。
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(ゾクシン) 1983年 富山県 子どもがいうことを聞かないときには「あんまり大きな声で泣くと天狗さまに連れて行かれるぞ」といった。
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コウボウダイシ 1931年 東京都 昔、旅の僧が汚れた法衣を洗ってくれと頼んだが、川に水がないからと嘘をついて断ってしまった。その後、その村には水無瀬川の水が流れなくなったという。
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クロサワノサンボンアシギツネ 1990年 秋田県 山の炭焼き小屋で百物語をして寝たら、化物が来て寝ている人々の舌を順に抜いていった。最後の30人目の人が鉈で足を切った。それが3本足狐だという。
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ガワッポウ 1925年 大分県 ガワッポウに尻を抜かれて死んだ者は、溺死というかたちで、尻の穴が抜かれている。
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テング 1983年 東京都 お天狗さまの岩にはカリグラのお天狗さまがいる。不幸や何かで立ち合ってからすぐそばを通ると、お天狗さまは腰をたてるか何かして通りかかった人の首を曲げるそうである。
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キツネ 1938年 鳥取県 狐の穴をつけば狐がつく。
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