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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

タマツヒメ,カンゼオン
1928年 大分県
玉津姫と小五郎の間には子供がなかった。観世音に祈ると子供が授かったので、ますます信心深くなった。

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タマツヒメ,カンゼオン
1928年 愛媛県
玉津姫が海上で遭難したとき、観世音に祈ると、山上に後光がさして波が静まったので、その山上に太山寺を建立したといわれている。
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タマツヒメ,タマヨリヒメ
1928年 福岡県
玉津姫(もしくは玉依姫)は身分の高い姫であったが、顔に痣があったので、なかなか縁がなかった。悲嘆の思いを込めて縁の神様と呼ばれた三輪大明神に7日7夜の時詣りをした。満願の夜、社殿で伏していると神さびだ声が聞こえてきて、夫は三重の炭焼き小五郎で、夫婦になると大長者になるといわれた。朝起きると、姫は信託のとおりにした。
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ゼンセノインネン
1931年 兵庫県
あるところに信心深い人とまったく信心しない人がいた。あるとき二人は観音様へお参りに行ったが、不信心な物にはご利益があったのに、信心深い人にはご利益がなかった。信心深い人が観音様にクヂを言うと、観音様は「お前の前世は雀で供え物の米を食って暮らしていた、不信心は男の前世は牛で、観音堂を立てるときに材木を引いて山に登っていた」といったので信心深い男は納得したという。
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カミナリ,ヘンゲ
1921年
雷が落ちたのを許してやった御礼に大力の子供を授かり、この子供が成長して僧になり、変化を退治したという。
類似事例

(ゾクシン)
2003年 福島県
正月飾りは、松かさがついたものを飾ると子供が授かる。
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ユウレイ
1973年 沖縄県
子供のいない女性が、兼真御嶽に願って子宝を授かったが、祀りの仕方がわからなかったので七つの時に子供を神様に引き上げられた。その子供が年に一度あいにくるのが黒マタである。
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ヒメ,ヒメナグサ
1928年 新潟県
漂着した舟に美しい姫が乗っていた。村の若者達が姫に熱心になったため、村の娘達は姫を恨むようになった。姫は入水して死に、それからは川の水が濁った。河原には小さな草が生え、人々は姫の精だとして姫名草と名付けた。
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ギンナン,シロヘビ,オンリョウ,タタリ
1990年 京都府
昔、殿様が糸織り姫を愛するのに嫉妬した者が、姫は他の男と約束を言い交わしたと言ったので、殿様が立腹して姫を殺した。この姫は松平家7代まで祟り、そのため子供が生まれなかった。姫が殺された日から銀杏の木に大きな白蛇が棲むようになったので、これは姫の怨霊が蛇になったものだといわれている。銀杏を食べると腹痛になるともいう。
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ヨナキイシ
1929年 滋賀県
子供が欲しい夫婦が、毎晩天に向かって祈っていた。あるとき夜星が胎内に入る夢を見て妊娠して、男の子を産んだ。あるとき僧が来て、子供の泣き声が経に聞こえる。この子供をもらえないかと言った。その代わりに何でも叶えてくれる一つの石を置いていった。この石は夜中になると「丹生にいのう」と泣いたという。子供は大僧正になった。
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アサクサカンノンノエイゾウ
1973年 東京都
享和年中、ある田舎人が東京見物に来て、浅草観世音に詣でるなどして過ごした後帰路に着いたところ、土手で泥酔した狂人に斬られた。本人もそう思い失神した。その後、息を吹き返した彼は、懐にしまってあった浅草観世音の影像を見ると、紙に刷ってあった御影が切れていた。これは観世音が身代わりとなったと思われた。
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ウジガミ
1931年 愛知県
子供が出来ない大身の家の夫婦が氏神に祈り、男の子を授かった。この夜六部が、夢で、子供は水難で死ぬと氏神が話しているのを耳にした。その子が一人歩きするようになったある日、落ちた瓦があたって死んだ。瓦には三つ巴があった。
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ヤマンバ
1985年 鹿児島県
母親を食べたヤマンバは、その子供たちも食べようと母の姿に化けて子供たちの前に現れる。しかし、異変に気づいた子供たちは逃げ出した。途中、魂となった母が子供たちの姿を隠したので、子供たちの命は助かった。
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ミロク
1980年 和歌山
慈尊院の弥勒さんに穴の開いた赤い小石を供えると子供が授かる。
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テング,テンゴサマ
1977年 富山県
テンゴサマは、夜道を歩いている人の後をつける。高い鼻が見えるので恐ろしくなるので、念仏を唱えたり、急に信心深くなる人もいる。
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ヘビ,カアパ
1967年 茨城県
昔、川には悪い蛇が居た。子供が命を取られた。六部に祈祷してもらうと、12月朔日に餅をついて子供に持たせて川に投げ込ませれば、子供は大丈夫だと言われた。それから子供が命を落とすことはなくなった。
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アカゴ,ナキゴエ,イシ
1985年 長野県
城から落ちのびる途中で奥方が石の上で子供を産んだ。しかし子供はすぐに死んでしまい、石からは赤子の泣き声がする。供養すると泣き声は止んだ。ある時子供をあやしながらこの石の近くを通ると、不思議に子供が泣かなくなった。
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ツマヨウジ
1926年 山口県
豊後の炭焼き小五郎の長者の娘である般若姫が都に上る途中、清水を求めて爪楊枝を挿したら、泉が湧き出て楊枝は成長して柳になった。湘江庵の井戸と柳の由来である。
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ガワッパ
1985年 熊本県
田の神がいる間、ガワッパは子供に悪戯はしない。
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(ゾクシン)
1965年 岩手県
出産に関する俗信一束。崎浜の明神さまにある枕を袖に入れると子供を授かるなど。
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ジゾウ
1986年 滋賀県
地蔵堂の地蔵は子供の神様で、この堂の前では絶対に子供は怪我をしないといわれ、昔から地蔵堂の辺りは子供の遊び場となっていた。今でも幼稚園の送迎バスがここに止まったり、何かと子供が集まる場所となっている。
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ダイジャ
1980年 滋賀県
朝日山に城があったとき、本丸にいた姫が子供を産んだ。姫は7日間は子供と2人きりにしてくれと願い、二の丸に移った。その後やむを得ない急用で家来が二の丸に入ると、姫はおらず、風呂場で大蛇が子供と一緒に泳いでいた。大蛇は「本性を見られたからには居られない」と書置を残し、野田が池に入っていった。それと同時に朝日山からは水が無くなった。
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