イタチ 1956年 群馬県 鼬も時々化ける。「鼬の顔はメメ(面)よい顔だ。ちょいと出しておみせ」と言うと、鼬が手をあげてやって来る。
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イタチ 1948年 新潟県 夜になると村に鼬が出てくる。土や砂を振りかけたりすることもある。社に空洞があり、そこに住む鼬がこのような小さな悪戯をするのだと村の人は言う。
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イタチ 1918年 鼬に眉の毛の数を知られると化かされる。もし鼬に会ったら眉に唾をつけると良い。
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イタチ,ナン,(ゾクシン) 1915年 宮城県 鼬に道を切られると難にあうといわれる。
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イタチ,ヒ,(ゾクシン) 1916年 滋賀県 夜に鼬が鳴くと火が早いといい、大黒柱に水をかけるとよいという。
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オオヒトノアシアト 1927年 山口県 大人の足跡と言われる、長さ2丈4尺、横1丈8尺、深さ2尺1寸のところがある。
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イタチ,ヒバシラ,キョウジ,(ゾクシン) 1916年 愛知県 夜に火柱が立つのは鼬の群れの所為だという。高さは9尺ほどで、火柱の倒れた方の部落には凶事があるという。
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(ゾクシン),シャクトリムシ 1935年 栃木県 尺とり虫に尺をとられてしまうと、死ぬという。
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ヒトギツネ,ミズイタチ 1955年 水鼬(みずいたち)は本鼬に比べてずっと小さく、池に生える柳の根の中に子を生み、池の水が涸れると、池の中心の水溜まりまで出て来て雑魚をとって食う。大池の柳の根を覗くと、ぐじゃぐじゃと何匹も重なり合って声を立てて騒いでいる。人狐と呼ばれるものは水鼬のことである。
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(ドクロ) 1982年 徳島県 元禄15年4月24日、阿波国勝浦郡大はら浦で千代が丸観音堂の修復を行った際、地中より長さ9尺8寸、高さ2尺9寸、奥行き3尺あまりの石櫃が出てきた。中には髑髏が2つと剣2本、刀、鉾、矢の根などが入っていた。髑髏は頭周り3尺7寸、頭から顎まで1尺4寸あった。
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イタチ,ナキゴエ,キョウジ,(ゾクシン) 1916年 愛知県 鼬が一声鳴いたときは凶事の前兆だという。
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ヒノタマ,トビモノ 1956年 福島県 2尺くらいの火の玉が飛んで落ちた。そのあたりの人が死んだという。
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ジャンジャンビ 1935年 奈良県 なぜ見てはいけないかというと、人が見ていたのでは2つの火が逢うことができないからである。
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センコウ,ヒ,シ,(ゾクシン) 1915年 宮城県 線香の火が消えると人が死ぬという。
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タタラ,ウマ 1989年 奈良県 タタラというけだものがおり、姿を見ることはないが時々足跡を見ることがある。一本足とも言い、1尺2・3寸あまりの足跡で、一足の間が8尺あるという。また、大台山には目の大きさが2寸もある黒い馬がいるという。見た者がいて、3日ほど寝込んだという。
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センコウ 1915年 宮城県 線香の火が消えると、人が死ぬ。
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オオヒトノアシアト 1927年 山口県 大人の足跡がある。周囲8丈9尺、高さ1丈5尺、窪みの長さは5尺6寸ある。窪みにたまった水で疣を洗うと疣が取れる。
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イタチ,(ゾクシン) 1933年 千葉県 朝、鼬に道を遮られると不吉で、その日の仕事は不首尾という。
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イタチ 1939年 秋田県 龍泉寺に鼬がやってきて、木の葉に経文を書いてもらって巣を作ったがやがて死んだ。和尚の夢枕にその鼬が立ち、自分の生まれ変わりを引き取ってもらえるように頼んだ。和尚がその通りに引きとって育て、やがてその子は大和尚になり、様々な法力を使った。
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タカニュードー 1938年 兵庫県 西宮市今津にある酒蔵の間の狭い路地にタカニュウドウが良く出た。正体は狐とも狸とも言われ、不意に眼前に現れて見上げると身長は天まで達する程だという。ものさしで1尺、2尺、3尺と測ると消えるという。
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ヒバシラ 1938年 長野県 夜9時頃、窓ガラス越しに「ブラ提灯」そっくりな2尺くらいの長さの火がぱっと映った。同僚たちもこの火を見た。たちまち消えてしまったが、3日後、同時刻に半里ほど先で火事が起こった。これが火柱なのか、よく分からない。10年ほど前の話である。
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