シニンノタマシイ 1966年 山形県 8月23日は森山参りといって死人に会いたい人が清水にある森山に参拝する。ここには昔から死人の魂が集まるといわれている。
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モイヤマ,タタリ 1965年 鹿児島県 永田部落叶の中山神社一帯はかつて森山と呼ばれ、勝手に木々を伐採してはならないなどの禁忌を有した土地であった。かつてこの森の木を青年団が切ったところ、皆身体を痛めて苦しんだ。伐採を直接行った樵も、激しく腰痛を起こしたという。
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ヤシキガミ,イナリサマ 1982年 群馬県 子供が屋敷神(稲荷様)にいたずらしているので叱ると、叱った人が病気になる。占って貰うと、屋敷神が「子供と遊んでいたのに邪魔されたので祟った」といった。
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(ゾクシン) 1973年 香川県 黒崎の吉田家の庭の入り口にはモンバンさんという神様が祀られている。元は吉田家本家の屋敷神だった。昔は祟り神といわれていて、穢れた人や酒を飲んだ人が近寄ると、突然熱が出るといわれていた。
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カタナ 1996年 石川県 吉田家の近くの杉林は、昔は吉田家のオセト(後庭)で、刀が埋められていると言い、隣ムラから見ると夜何かがピカッと光るという。なぜ埋められているかはわからない。
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ヤクシサマ 1965年 宮崎県 八峡の薬師様の木像を子どもが持ち出して、川で水浴びをさせていたのを大人が見つけて叱った。後にその大人は腹痛を起こした。薬師さんは子どもと遊ぶのが好き。
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(ゾクシン),キツネ 1935年 栃木県 狐を殺すと、子供が祟られるという。
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ホウキガミ 1959年 大分県 産の神は箒神で、この神が来ないと産はできないという.
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カミサマ 1943年 静岡県 明治30年頃、子ども達が神社の御神体の藁人形を持ち出して遊んでいた。通りすがった人が子供らを叱って御神体を元通りにしたところ神様と仲良く遊んでいた子どもを叱ったので、神様の怒りに触れ、2,3日たって病気になり熱にうかされた。
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(ゾクシン) 2002年 香川県 火の玉が落ちたところには、宝物があるといわれている。
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シンボク,ヤマノカミ,タタリ 1975年 伐採されない大木がある。樵はこれを神木と呼び山の神が宿っているという。切ると山で怪我をすると言って神の祟りを恐れた。全山伐採をすると神が不在になるので、枝ぶりの変わった木や大木を残している。
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ヤマンバ 1974年 高知県 他部落の神社と合祭するのが決まった。山姥の神社の木を切ると鮮血が出た。そして馬が死んだりするなど、種種の祟りがあったので困った。最後には氏子になり、伐採も中止した。
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ヤクシサマ 1990年 長野県 下金井のお薬師様は女性だといわれ、子供の神様であり、子供がどんなにいたずらしても罰が当たらないという。但し、大人がいたずらすると罰が当たった。いたずらをして泥だらけになって薬師様と遊んでいる子を叱った大人が病気になったという。
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コウジン,サクガミ,ギュウバノカミ,コウジンノモクゾウ 1983年 岡山県 川上郡備中町西山の六日部落では、荒神は、作神とも、牛馬の神ともいい、牛の出産の際にはお参りするのだという。また、子供が荒神の木像を持って遊んでいても叱ったりしてはいけないのだという。それは、荒神が遊びたがっているからなのであり、寧ろ荒神を遊ばせないと祟るのだとさえ考えられている。
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カッパ 1987年 長野県 吉田池にはかっぱがいて,引きずり込まれ,しりを抜かれるから,深い所へ入ってはいけないと言われた。
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チチモチジゾウ,タタリ 1985年 福岡県 ある時、川で子供が乳持地蔵を洗っていた。これを見た男がこの子供を叱ったところ、男は地蔵に祟られた。座頭さんにおうかがいをたてると、地蔵さんが子供と遊んでいるのを邪魔したせいだと言われた。
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ナナツノカメ 1929年 鹿児島県 7人の子供が浜で船に乗って遊んでいるうちに流されて亡くなった。母親はどこの島へ流れ着いても神になって祀られるようにと祈って死んだ。子供らが大事に持っていた7つの瓶は村に祀られており、年の吉凶を占うことで知られる。
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ヨナキノマジナイ,(ゾクシン) 1961年 愛媛県 部落内のある塚に子供を連れて行き、願かけをすると夜泣きが治るといわれている。
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リュウコツ 1970年 岐阜県 六所神社の竜骨を、ある旱年に持ち出したら、言い伝え通り大雨になり、ついに洪水になったので、以後封印してしまいこんであるという。
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テンリュウ 1940年 徳島県 弘法大師が天龍を封じたと言われている龍の岩屋がある。この龍はまだ生きているため、これが時々人を食べたくなると変事がある。細野という部落では人が亡くなると、天龍が人を食べたがっているからこの人は死んだといい、エジキにするため葬儀を行った後に部落から少し離れた場所に埋める。
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テング 1965年 新潟県 部落の三歳の女の子がいなくなり、手分けして探すと部落の道から百メートルも下の中津川の河原の石に座っていた。大人が降りるのに半日かかるところで、天狗の仕業かと不思議がられたという。
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