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検索対象事例

ヒトツメゴロウ,ヌレヨメジョー,ガラッパ,カラス,ユウレイ,ヨウカイ
1965年 鹿児島県
幽霊などのことを目一ツ五郎やヌレメンジョーと言う。むかし男が、山の麓の畑に行く途中で振り返るとヌレメンジョーがニヤッと笑って立っていたという。

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ヒトツメコゾウ
1933年 長野県
2月25日に山に行くと一ツ目小僧に化かされるといわれている。
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ヒトツメ
1989年 東京都
ある男が歩いていると背中を撫でられた。はっとして後を見ると、「1ツ目」がじっとこちらを見て立っていた。
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(ゴウリキノオトコ)
1977年 和歌山県
十丈に悪四郎という二十人力の男がいた。毛むくじゃらで、人間かどうかよく分からなかった。悪四郎は力の神である。力を授けて欲しいときは、悪四郎の宮で、五人分の力が欲しいときは一荷の木を一日ずつ五日間、悪四郎の宮に置いてくるという。帰るときは、力が授かっているかどうか確かめるために五荷の木を一度に持ってみるという。
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イッチョメ,ヒトツメ
1934年 熊本県
昔、いツちヨ目がいて馬を引いていた男を食いにきた。天井裏へ逃げ込んだ男が小便をすると、いツちヨ目の頭にかかって驚いた。さらに男は屁をしたのでいツちヨ目はもっと驚いた。最後は男が小屋に火をかけていツちヨ目は焼け死んだ。
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ユウレイ
1995年 愛知県
母と2人暮らしだった勘五郎という少年が田の水を盗んでいたのが噂になった。やがて勘五郎は殺され、母親は死んで幽霊になり、毎晩川端に出るようになった。
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メヒトツコゾウ
1933年 東京都
目一ツ小僧は目籠の目の数を数えているうちに害意をなくすという。
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ヒトツメコゾウ
1991年 長野県
鳥城には一ツ目小僧の伝説がある。昔、この池に一ツ目小僧が住んでいた。西国の身分の高い者だといって従者と住んでいた。あるいは木地師という者もある。
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ヒトツメコゾウ
1991年 長野県
一ツ目小僧の墓所がある。明治の頃そこを開墾した爺様が人骨を掘り、埋め戻した。一ツ目の髑髏に山芋の根が入り込んでいた、と話が伝わっている。
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ヤマノカミ
1927年 愛知県
山の神は一ツ目一本足だという。そのため、跛の者を山の神という。老人が山仕事に行き、一本足の怪物に出あったことがあるが、詳しいことはわからない。
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イッチョメコゾウ
1952年 熊本県
阿蘇地方では、一ツ目小僧のことをイッチョメコゾウと呼ぶ。
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ヒトツメ
1956年
旧2月25日をヒトツメという。この日山に行くと一ツ目の怪物が出るとされ、山に入らない。
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ヒトツメタタラ
1985年 和歌山県
夜、山道を一人で歩いていた。誰かが前を歩いて行く気配がするが、いくら見ても誰もいない。ふと顔を上げて見ると、目一つ、足一つの人がいた。それが一ツ目タタラである。
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ゴンジャ
1960年 三重県
山にごんじゃという大入道がいる。ごんじゃは山の麓の人間や動物を食べるので、里人は恐れをなして山の麓に近づかない。
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キツネ,キツネノヨメイリ
1996年 神奈川県
むかし、おばあさんに「狐が出るから、夜は外に出てはいけない」と言われた。狐の嫁入るということも言っていた。「提灯が見えたら狐だ」ということもよく言われた。
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ビョウインノユウレイ
1986年 東京都
病院に幽霊が出て、その幽霊を見た人は死ぬといわれていた。ある人が病院に泊まって将棋を指していた。途中で便所に行ったら幽霊がいた。その人は友人に幽霊を見たことを話したが信用されなかった。翌朝、幽霊を見た人は死んだ。
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ワライオンナ
1936年 高知県
奥山にいて、男が通ると出てくる。はじめはニコニコしているが、やがて声を出して笑い出し、最後にはすべての山や谷に響くほどの声で笑うようになるという。
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ヤマオジ
1977年 和歌山県
昔、よく山オジが来ると言った。山オジは大声で笑うので、気味が悪いという。何か気に入らないことがあると笑うという。
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タヌキタイジ
1956年 宮城県
昔この地方では,夜更けに小川で小豆をとぐ音がしたり,藁を打つ音が聞こえたり,あるいは松明が灯ったり,どこからともなく花嫁の姿が現れたりした。殊によく三ツ目の怪物が出て行人を脅かしていた。ある夜,四郎八という豪胆な大力男が三ツ目入道と格闘し,取り押さえてみると劫を経た古狸だった。その後これらの妖異は絶えたという。
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キツネ
1984年 埼玉県
むかしは、白石には狐がたいへん多く、化かされた人もずいぶんいた。
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オーサキ
1983年 東京都
キツネをオーサキと言う。昔の人の話では、それが畑へ行くと、そこのうちの畑の石ころを拾っては畑に投げるという話を聞いたことがある。
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カシランボ
1949年 和歌山県
カシランボはよく人を化かす。以前、山仕事の人たちが食事をしていると、麓で可愛い女の子がニヤニヤ笑っている。丸太を落すから危ないよと言っても動かないので、腹を立てて丸太を投げ落としたが、何度投げても笑っている。恐ろしくなって逃げ帰ってきたと言う。
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