国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

セキノカンド,ムジナ
1977年 新潟県
関の寒戸は「二つ岩の団三郎」の四天王にも挙げられている。他の3人は徳和の東光寺の禅達、潟上の湖鏡庵の才喜坊、新町のオモヤの源助である。

類似事例(機械学習検索)

フタツイワダンサブロウ,トウコウジノゼンタツ,コキョウアンノザイキボウ,オモヤノゲンスケ,セキノサムト
1984年 新潟県
相川の二つ岩には団三郎という佐渡のムジナの親分が大明神としてまつられている。そして、赤泊村徳和の東光寺の禅達、新穂村潟上の湖鏡庵の財喜坊、真野町新町のおもやの源助と相川町関の寒戸が四天王で、その配下には佐渡で約100匹の人名をもったムジナが数えられる。
類似事例

ダンサブロウ,ムジナ,トウコウジノゼンタツ,コキョウアンノザイキボウ,オオスギミョウジンノサブト
1984年 新潟県
団三郎は佐渡のムジナの大親分で子分には東光寺の禅達、湖鏡庵の財喜坊、大杉明神の寒戸などを従えていた。
類似事例

セキノカンド,ムジナ
1977年 新潟県
関の寒戸の元には、「二つ岩の団三郎」の長女が嫁いできたという。
類似事例

オンナムジナ,タカハシオロク,フタツイワダンサブロウノカカ,コキョウアンノザイキボウ
1984年 新潟県
大野川にかかる高橋の近くの大きな榎の根元に祠があってそこに女ムジナ「高橋おろく」が住んでいた。おろくは二ツ岩団三郎のカカで、その子は新穂村潟上の湖鏡庵の財喜坊だという。
類似事例

ゼンタツムジナ,フタツイワノダンザブロウムジナ
1993年 新潟県
禅達狢と段三郎狢が化けくらべをして、禅達が勝った。また東光寺の和尚と禅達狢が問答をして、和尚が勝った。
類似事例

ムジナ
1955年 新潟県
相川町の二つ岩には狢が住んでいて、「二つ岩の団三郎狢」として知られている。二つ岩のお守りをする住職の話では、ある人が病気の娘のために、二つ岩に供えてあるまんじゅうを頂いていこうとすると、異様な声を聞いたので頂かないで帰った。しばらくして行ってみると、まんじゅうはなくなっていたという。
類似事例

カンドノゴナン,ムジナ
1977年 新潟県
関の寒戸の5男が見立の田のほとりにある椿の木の元に祀られている。鷲崎の人が通ると投げられて死ぬこともあったので、関の権左衛門が行って、小さな祠を立てた。
類似事例

コウヤケノフチ,ダイジャ
1963年 愛媛県
黒蔵の関助が木を伐っていると斧が飛び、中の川谷にある公焼の淵に沈んだ。斧を取りに淵底に行くと御殿があり、姫が斧を返してくれた。以来、姫は毎年土佐へ向かう途中、必ず関助の家で一泊するようになったが、部屋を覗くことは禁じられていた。ある年、関助が禁を破り部屋を覗くと、部屋いっぱいに大蛇がいた。姫は二度と会わないと言い残して去り、関助の家はその後没落した。
類似事例

ゼンタツムジナ
1993年 新潟県
夜、新町から山を越えて、川茂を抜けたところでどしゃ降りにあい一寸先が見えなかったが、禅達狢が道案内してくれた。
類似事例

フタツイワノダンザブロウ,タヌキ
1917年 新潟県
佐渡に二つ岩の団三郎という名のついた狸がいる。一説によると全山で使う吹革の皮にするため狸を連れてきて放した人の名だという。
類似事例

フタツイワノダンザブロウ(ムジナ)
2001年 新潟県
相川の二つ岩の団三郎狢が、アンドン滝のジロベエ狢に嫁入りのとき、白藤を持ってきた。
類似事例

ダンザブロウムジナ
2001年 新潟県
相川の団三郎狢は流行って、お参りに行く人がたくさんある。
類似事例

ムジナ,ダンサブロウ,アヤシイモノ
1984年 新潟県
明暦年間に、佐渡奉行の地役人の中沢という人が、日が暮れてから酒に酔って団三郎ムジナの二ツ岩にさしかかると暗くて道がわからない。団三郎に提灯を頼むと、高張提灯があらわれ、昼のように明るく照らし、怪しい者が現れて親分を神さまとしてあがめるようにしてくれという。中沢は役人をやめて団三郎の棲家を麓の十二権現の末社とし、自分は神主になった。
類似事例

ムジナ,フタツイワダンサブロウ,キツネ
1984年 石川県
佐渡ムジナの長老二つ岩団三郎が上方見物にでかけ、その帰りに狐と一緒に歩く。加賀の国までくると狐が佐渡に行きたいといい、団三郎は明日自分は加賀様に化けて行列を作るから、奥女中の上臈に化けて籠に声をかけてくれと打ち合わせして別れる。狐がいわれたとおりにすると、お供の侍に首を切られる。それは本物の加賀様の行列で、団三郎が狐を佐渡へ入れまいとしていたのだ。
類似事例

ダンザブロウタヌキ
1981年 新潟県
佐渡は狸王国で狐はいないといわれる。昔佐渡に住む団三郎狸が狐を追い払ったためという。団三郎狸は金山の金粒を拾い集めたり、人が落していった小金を貯めて金貸しをしていた。
類似事例

シテンノウ
2002年 愛知県
内海にある四天王に、人に見られずにお参りをすると、特に御利益があるといわれている。
類似事例

サイキボウムジナ
2001年 新潟県
魚屋がお寺の小僧に魚を売ったら、お金が木の葉だった。潟上のサイキ坊狢の仕業。
類似事例

ムジナ,ダンザブロウムジナ
1934年 新潟県
佐渡島には狢が群れをなして住んでおり、その首領の名前を団三郎と言った。鎌倉時代の末期、狐が渡って来て、団三郎と妖術の勝負をした。狐は嫁入りの行列をして見せた。そこで団三郎は大名行列をして見せると狐に行った。狐は大名行列のあまりの見事さに驚いて近寄ったら、その行列は本物で、狐は殺されてしまった。それ以来、佐渡島に狐は来なくなった。
類似事例

セミマルノレイ
1977年 滋賀県
江州の関の明神を蝉丸の霊といっている。およそ関門があるところには必ず関を鎮める為、神を祀って関の明神と呼んでいる。
類似事例

ニョウボウガフタリデキタ
1921年 徳島県
新居才助という士に突然女房が2人できた。容貌も衣装も同じでどれが真偽かわからない。才助怒って切りすてようとすると、2人とも私が本物であれが偽であると言うので切ることも出来ない。神仏に祈祷したり呪術を請うたりして一ヶ月程で偽者の女房は消えた。
類似事例

キツネ,セツアンイナリ
1934年 長野県
狐が武士に化けて蛻庵と名乗り、諏訪侯に任官した。けれども正体がばれたので、暇をもらった。興禅寺の庇護を受け、食客となったが、安国寺へ使いに行った時、打たれてしまった。その後、疫病が流行し、狐の祟りとされた。そこで興禅寺に蛻庵稲荷として祀られた。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内