シャジツサマ,タノカミサマ,サクガミサマ 1982年 新潟県 社日さまは田の神様、作神様で、社日の朝、鳥の鳴く前に天から田に下りられるとし、魚が大好きだからと魚なます・鰊汁・小豆飯を作る家が多かった。社日の朝は早く起きてニワに鍬・鋤を立ててお参りするが、これは田打ちの代わりであるという。社日様は春の社日から秋の社日まで作柄をみておられ、春遅く下りて秋早く上がれば豊作とした。その逆は不作になるが、それは、社日様は大食漢で1日でも長く滞在するだけで収穫が少なくなるからだという。
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ジガミ,ダイニチサマ 1984年 新潟県 近くに牛馬のいきだおれがあったので、地神として大日様をまつるようになった。
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ヂシン,ヂシンサマ 1983年 岡山県 彼岸の中日に最も近い戊の日に当たる社日には地神が祀られているが、この日には鍬を使えないとか、畑に入られないとか、土をいじられないなどという。それは、この日には地神様が地面に半分顔を出しているからだといったりもする。また、社日雨といって、社日には雨が降るというところもある。
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ヂシン,ヂシンサマ 1983年 岡山県 彼岸の中日に最も近い戊の日に当たる社日には地神が祀られているが、この日には鍬を使えないとか、畑に入られないとか、土をいじられないなどという。それは、この日には地神様が地面に半分顔を出しているからだといったりもする。また、社日雨といって、社日には雨が降るというところもある。
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シャジツサマ,タノカミ,サクガミ 1982年 新潟県 春分・秋分に最も近い戊の日は社日といい、田の神・作神である社日様が、春の社日には、鳥も鳴かない早朝に、天から田におり、秋の社日には鳥が巣に戻ってから天に上ってゆくという。また、社日様は生臭物が好物な大食の神なので、小豆飯を山盛りにして供える。
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オオニタノジガミサマ 1964年 群馬県 地神さまは畑の神さまであり、土地の神である。
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ジガミ,オカエビスサン,(ゾクシン) 1973年 香川県 地神は、春に出て行って、秋の社日に米などをたくさん持って帰ってくるという。オカエビスさんともいう。社日は鎌も鋤も使わずに休むという。
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ウシ 1965年 兵庫県 昔火事で牛が焼け死に、牛の亡霊が出たので大日様を祀ったのが、大日神社の由来。
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タノカミ 1982年 新潟県 社日が田の神を祭る日とされていて、餅をついて供える。春の社日には田の神が早朝に、餅をつく杵音につれて天から田に下りてくるという。またこの日、雪の積もっている田に出て、「社日の田打ち」といって、3鍬ほど田打ちをした。秋の社日は、その夕べに餅をつく杵音につれて田の神が田から上がって天にのぼるといわれている。春秋の社日が長い年は田の神は田に長くいるから作は不作であり、短かければ作がよいともいわれている。
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ヤマノカミ 1982年 山形県 山の神祭りの日は旧暦3月12日と12月12日の年越しの日で、山の神は春には天から下りてきて田畑を守り、秋には山に帰っていくという。
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ヤマガミ,テング,ヤマンバ 1957年 山の神を天狗だという人は男神であると信じ、山姥という人は女神であると信じている。農民が信仰している。
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サルガミサマ 1975年 愛媛県 猿神様は竜岡下鍛冶屋部落にある。昔、村人が身ごもった猿を撃とうとしたところ、猿が両手を合わせて拝むようにして救いを求めたが、村人は猿を撃ち殺した。やがて部落内に様々な災いがあったので、宮を建てて猿神様として祀ることになったという。
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ハタケノカミ,ジジンサマ 1971年 山梨県 畑の神はジジンサマとよばれる石である。大正時代には、「ジジンサマにおこられるからくわの土を落とさなくてはいけない」といった。
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タノカミ 1964年 鹿児島県 他の部落の田の神を盗んで祀ると豊作になるという。
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コウジン,イエノマモリガミ,ウシノマモリガミ 1983年 岡山県 阿哲郡神郷町の三坂部落では、各家ごとに荒神が祀られており、それは、牛の守り神とも、家の守り神ともいう。それが祀られている場所は、屋敷の内外であり、方向は特に決まっていない。
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ダサイコウジン,キタノコウジン 1983年 岡山県 勝田郡奈義町上小坂の広畑では、ダサイ荒神が祀られている。畑と向井には北の荒神を祀っている。
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タノカミ 1984年 新潟県 春の社日に田の神が田に降り、秋の社日に田から上がる。
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ノガミ 1981年 滋賀県 野神は原野を支配し、そこに住む神で、祭日は5月5日の節句が一般的であり、牛と関連深い神であることが知られる。今堀日吉神社に野神祭が7月7日に行なわれていたという記録がある。今日各地で行なわれる牛神の祭日と同じであるので関連が推測される。
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タノカミ,ツチノカミ 1982年 新潟県 春分・秋分に最も近い戊の日は社日といい、土の神を祀る日である。この日に田の神が下がり、田の神のぼりをするところが多い。
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アンバサマ 1939年 福島県 あんば様は、漁業家の信仰する神である。舟玉十二社のなかの一社で、大杉大明神という。
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