フジツカ,センゲンサマノタタリ 1985年 埼玉県 石屋が塚越の仙元様の石と横曽根の仙元様の石を買い取ったが粗末に扱い、仙元様に祟られて一家は絶えてしまったという。祠と碑を買い取って屋敷に祀った旦那の家はとても栄えたという。
類似事例 |
|
ノビアガリ 1990年 香川県 あるおぼろ月夜の晩、上野仙蔵が汐を背負って呼岡という所に通りかかったとき、前方に大きな黒いものが倒れかかるようになった。仙蔵が声をかけると自分の方にのびあがって倒れかかってきたので、仙蔵は家へ逃げた。これがのびあがりである。
類似事例 |
|
テング 1988年 奈良県 陣ヶ峰峠の天狗見茶屋には天狗の間という8畳間がある。この家の仙太郎という息子がヤクザ者で遊びまわっていたので、天狗が懲らしめのため家の前で待っていて説教した。仙太郎は天狗に飛び掛り、天狗は怒って仙太郎をつかみ上げ、外から8畳間に投げ込んだ。仙太郎は気が抜けたようになって間もなく死んだ。その投げ込まれた部屋を天狗の間というようになった。
類似事例 |
|
イワガミヤマ,センニン 1956年 宮城県 仙人がいたという。県境の二井宿峠の南。仙翁岳とも称し、下の谷は仙人沢。仙人は犬をつれて稀に人の前にも姿を見せることがあった。この犬が石に化した犬石がある。
類似事例 |
|
アワセカガミ,アクマ 1998年 静岡 夜の二時に、二枚の鏡を合わせて鏡の道を作ると、悪魔が来る。
類似事例 |
|
(ゾクシン),カガミ 1998年 静岡県 夜中二時に二枚の鏡を合わせて鏡の道を作ると、悪魔が来る。
類似事例 |
|
カガミニウツルガイコツ 1986年 東京都 宿舎の入り口に大きな鏡がかけてある。夜中の2時になると、その鏡に骸骨が映る。
類似事例 |
|
キツネ 1968年 埼玉県 昔、金仙寺山門前一帯を、「金仙寺っ原」と呼んでいた。その金仙寺っ原である日、芝居をやるから見に来てくれという触れが廻ってきたので行くと、「一の谷嫩軍記」が演目であった。直実が敦盛の首を切る段で本当に首が落ちた。見物人の一人が「ああもってえねえ、とうとう子狐一匹殺しちまったか」と言うと役者も舞台も消え、芋の葉が1枚落ちていた。
類似事例 |
|
ムラサキノカガミ,チダラケノオンナノヒト 1999年 栃木県 紫の鏡という言葉を20歳まで忘れないでいると、血だらけの女の人が鏡の中からかみそりを持って殺しに来るという。そういう話を小学校の時に聞いた。
類似事例 |
|
カガミ 1998年 静岡 鏡が割れると、悪い霊が来る。
類似事例 |
|
(ゾクシン),カガミ,レイ 1998年 静岡県 鏡が割れると、悪い霊が来る。
類似事例 |
|
ムラサキノカガミ 1999年 栃木県 「紫の鏡」という話を16歳まで覚えていると死ぬらしい。
類似事例 |
|
キセン 1979年 箕仙という物を召し降ろして、事の吉凶を占う。
類似事例 |
|
カガミ,メガミッツ 1999年 栃木県 12歳の時、朝いつものように鏡の前で顔を洗っていたら、鏡に映っている顔には目が3つあった。目をこすってから見たら、もう消えていた。
類似事例 |
|
(ゾクシン),カガミ 1998年 静岡県 合わせ鏡をすると、悪魔が出てくる。
類似事例 |
|
カガミ 1998年 静岡 合わせ鏡をすると、悪魔が出てくる。
類似事例 |
|
ダイジャノホネ 1970年 東京都 円照寺と豊仙寺には、1匹の大蛇の骨が両寺に分けられて秘蔵されている。この骨に川水を注いで雨乞いをすると効果がある。豊仙寺の骨は井の頭の水を供えるとよいともいう。
類似事例 |
|
(ゾクシン),カガミ 1998年 静岡県 二十歳まで「紫の鏡」を覚えているのは良くない。反対に、ピンクの鏡と覚えていると良い。
類似事例 |
|
タヌキ,ダンザブロウ 1975年 新潟県 佐渡国二ツ岩という山に、弾三郎という古狸がおり、非常に霊力がある。この狸は人に金を貸していたが、返さない者が増えたので貸さなくなった。ある時医師の伯仙が佐渡で病人を治したところ、病人の家の主が大金を礼にしようとしたが伯仙は受け取らなかった。すると主は自分は弾三郎という狸であり、これは兵火や洪水によって埋もれた金を、貧者を救う目的で拾い集めたものなので受け取ってほしいと請うが、やはり白仙は受け取らなかったという。次の日、礼に短刀を置いていった。
類似事例 |
|
(ゾクシン),カガミ,オバアサン 1998年 静岡県 鏡を夜の十二時に見ると、後ろにおばあさんがいる。
類似事例 |
|
カガミ,マ,(ゾクシン) 1915年 東京都 鏡を仰向けに置くと魔がさすといわれている。
類似事例 |
|