(マジナイ) 1957年 山梨県 毛虫に指を指されると指が腐るといわれる。指を年の数だけ叩くとよい。
類似事例 |
|
ヘビ 2005年 島根県 子供が「蛇だ」と言って指を指すと指が腐る。
類似事例 |
|
クツナ,(ゾクシン) 1936年 兵庫県 蛇に指差しをすると指が腐るので、唱えごとをする。
類似事例 |
|
カッパ 1990年 長野県 かっぱは三本指だという。その指で鋏のようにはさんで、シリノコを抜くという。
類似事例 |
|
キツネ 2001年 青森県 大森の人が狐を騙した。狐は2,3日後に魚売りに化け、その騙した相手に鱈を売った。鱈を食べると赤ん坊の指が入っていた。それは、その人の家で最近亡くなった赤ん坊の指であり、狐が赤ん坊の墓を掘り返して魚に似せて売っていたのである。
類似事例 |
|
ドウゾウノユビ 1999年 栃木県 中学校のプールには銅像が3体ある。そのうちの1体の銅像の指は、設置工事の時は確かに5本だったのに、今では指が6本ある。
類似事例 |
|
ヘビ,コウモリ,(ゾクシン) 1935年 熊本県 蛇や蝙蝠の所在を指さすと、その指が腐るという。その際に歳の数だけ指を歯で噛むとその難を逃れられる
類似事例 |
|
ハカイシ,ユビサシ 1950年 千葉県 墓石を指すと指が腐る。
類似事例 |
|
ヘビ,(ゾクシン) 1939年 和歌山県 蛇を指さしすると指、あるいは手が腐る。
類似事例 |
|
ジンカク 1974年 額に2本角がある子供が生まれた。
類似事例 |
|
オニ 1933年 大阪府 大阪の勝福寺にある鬼のミイラが公開された。二本の角があり手足の指は三本ずつあった。
類似事例 |
|
ヘビ 1942年 福島県 蛇、トカゲを指さすと、その指が腐る。指した場合は、他の子どもにユビキリ(手を斜めにして指を3回叩く)してもらうと良い。
類似事例 |
|
ニガテ 1942年 東京都 苦手の人を見ると、蛇が動けなくなり、容易に捕まる。苦手は、手の指がすべてまむし指なので、誰にでも分かる。
類似事例 |
|
(キリオトサレテオドルユビ) 1975年 東京都 三次郎という男が、借金がかさんだ八町堀の大工の主人のために、自分の体を生胴に提供して金を得ようと左手の小指を切断し、箱に入れて密かに公儀に差し出した。指を切り落とした時、指は遥か向こうへ飛んで行ったが、暫く踊っていたという。誠の一念が指に留まってそのようなことになったのだろうか。
類似事例 |
|
シカノコ,イズミシキブ 1931年 佐賀県 昔、子供のいない老夫婦が村の観音堂に祈ると、福泉寺の和尚に子をもらえというお告げがあった。お寺に泊ると、夜更けに赤子の声がしたかと思うと、雌鹿が赤子に乳を飲ませていた。老夫婦がこの子を連れて返って育てたところ美人に育ったが、足の指が2つに別れていて、人間のものとは違っていた。その子が和泉式部で、足の指を隠すために和泉式部はいつも足袋を履いていたといわれている。
類似事例 |
|
キツネ(ゾクシン) 1923年 和歌山県 手の指を2本ずつにして組み合わせ、真ん中の穴からのぞいてみると、狐に化かされているかどうかが分かる。
類似事例 |
|
クイナ 1959年 新潟県 佐渡ではクイナの卵にさわると指が腐る、100日腹を病むなどと言い、クイナの巣を指差すことさえ戒めている。
類似事例 |
|
キツネ 1997年 岐阜県 ある年の2月の寒い夜に小郷で結婚式が行われた。花嫁行列が行われているとき、西山に提灯の明かりが見えた。この日の結婚式は1組だけであったので、皆が怪しんだ。気付いた時には既に明かりは消えていた。これは結婚式のご馳走目当てにきつねが化かしているのだろう、ということになった。
類似事例 |
|
カワヤ,ツバ,(ゾクシン) 1935年 鹿児島県 厠で唾を吐くと指の逆むけができるという。
類似事例 |
|
イワヤヤマ,キガン 1973年 愛知県 昭和4年、名古屋のある女性が中風が原因で両手の指を握ったままのばすことが出来ず非常に不便を感じていた。3週間岩屋山で一心に祈願する内、折れ曲がっていた指はのびて自由のきく手となった。
類似事例 |
|
マショウノヒ 1965年 長崎県 親指を一本立てて見ると、普通の火は指の両側から後光が出るが、魔性の火は隠れて見えない。
類似事例 |
|