キツネ 1984年 山梨県 狐に化かされて、馬糞をぼた餅だといって食べさせられたりした。
類似事例 |
|
キツネ 1991年 石川県 ある男の人が狐にだまされて行方不明になった。太鼓を叩いて探したら山で見つかった。木の実なども食べていたが、狐に騙されて糞を食べさせられたのだろう、ということになった。
類似事例 |
|
キツネ 1985年 山梨県 キツネに馬の糞団子を饅頭だと思って食べさせられた。
類似事例 |
|
オテングサマ 1976年 埼玉県 小学校1年の子供が居なくなり、夜になっても帰ってこない。探している途中、野糞をすると一番大きな木のてっぺんにいるところを発見された。糞とか屁とか、汚いもののことを言うと、魔力が切れて見つかるものだといわれる。
類似事例 |
|
カッパ,(ゾクシン) 1964年 福島県 12月1日はカッパレ、カッパリヤの朔日という。仕事を休みにしてぼた餅を川に流す。この日に仏に上げたぼた餅を食べた子供は、河童に引かれない。
類似事例 |
|
コドモ,イナクナッタ 1985年 和歌山県 昔、子供がいなくなってしまったことがある。地下中が総出で探したが見つからなかった。子供の父親が屋根の煙通しの上で子供の名を叫んだら、そのうちに子供が見つかった。昔は大人でも山に入ったまま見つからないことがあったが、そうすると地下中で鉦を叩いて探し回った。
類似事例 |
|
テング,(ユメノオツゲ) 1973年 三重県 昔、子供を追い出したところ、子供があんまり泣くので親が探しに行った。ところが、いくら探しても見つからない。心配しながら親がうたた寝をしていると、夢に天狗が出てきて「子供はふじの山に連れて行ったから心配するな」と言ったという。
類似事例 |
|
カッパ 1964年 福島県 12月1日はカッパレ、カッパリヤの朔日という。仕事を休みにしてぼた餅を川に流す。川の好きな子どもがこの日、友達の河童にぼた餅をやった。あとで河童がいうには、河童の親が病気で、子供の生肝を食わせれば治るというので肝を狙っていたが、ぼた餅をもらったので殺せなかった。ぼた餅を食わせたら治ってしまった。だからこの日にぼた餅を食わないと川を越せない、河童に引かれるという。
類似事例 |
|
(ゾクシン),キツネ 1935年 栃木県 狐を殺すと、子供が祟られるという。
類似事例 |
|
キツネ 1972年 千葉県 狐の嫁取りは花嫁も馬を引く人も馬も花嫁の実家も狐。本当の人間のいるところはジメジメしたところで、馬糞がたくさんある。それを重箱につめて持っていく。狐のぼた餅は馬の糞。狐は何もかも立派に見せるが、すべて化けたもの。
類似事例 |
|
グヒンサン 1921年 兵庫県 狐に子供がさらわれたとき、居なくなった子供が使っている茶碗を木片で叩きながら皆で捜しに行く。ただし、グヒンさんに隠されたといって、狐のことはあまり言わない。
類似事例 |
|
キツネ 1936年 新潟県 縁の下に住んでいた狐が、物欲しそうにしていたので、寺子屋の子供達が食べ物をやった。1人の子供が、狐にあげるご馳走を少し食べた。この子供はうわ言を言うなど、狐に憑かれた。親が狐の穴で謝ると、子供は元に戻った。
類似事例 |
|
テング 1937年 福井県 天狗にさらわれた人は村の中にいるが、それは夜の12時までである。去年は子供が1人さらわれた。
類似事例 |
|
テンゴサマ 1977年 富山県 テンゴサマは大男で、隠れ蓑で姿を隠し夜まで遊んでいる子供をさらう。神隠しの原因だと言われる。さらって行くと、足を引き裂いたり馬糞に小豆をつけて食べさせる。
類似事例 |
|
キツネ 1980年 青森県 前の山に馬を放していた。連れに行ったらきれいな女がいて、話しているうちに馬が見つからなくなった。
類似事例 |
|
ミ 1939年 福島県 馬に野送りさせるとき以外には、馬に箕で食べさせるなという。
類似事例 |
|
キツネ 1973年 岩手県 ある人が八日町からの帰り狐に化かされて、馬の糞をおにぎりだと思って食べたり持ち帰ったりした。
類似事例 |
|
キツネ 1990年 秋田県 狐にごちそうと馬の糞をとりかえられた。
類似事例 |
|
タヌキ,キツネ 1997年 福井県 狐と狸が化かし合いをした。狐が嫁に化けていくと、狸はぼた餅に化けていた。狐がぼた餅を食べようとしたので、「キッちゃん、タのうよの」(狐さん、狸ですよ)と言い、狸の勝ちになった。話者が祖母から聞いた話。
類似事例 |
|
ジゾウ 1975年 福島県 夜外にいると地蔵にさらわれるぞ、と子供を威す。
類似事例 |
|
キツネ 1982年 宮城県 話者の祖父は、餅を持って帰る途中に狐に騙され、風呂に入れられて饅頭を食べたと思ったら、溜池に入っていて馬の糞を食べていた。
類似事例 |
|