カミサマ 1973年 富山県 カモ木は神様が遊ぶところなので切らない。
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(ゾクシン),カバシラ 1935年 栃木県 蚊柱が立つと不思議が起きるという。
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コトリ,(ゾクシン) 1932年 沖縄県 小鳥が家に入ると厄があるので、ハマウリをする。ハマウリとは浜に降りることで、厄除けになる。
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ギオンサン 1991年 高知県 室津家では旧6月14、5日の祇園さんの日にウリを食べた。祇園さんがウリに流されたという言い伝えのためである。
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テング 1973年 富山県 カモの網場には時々カモに化けて天狗が来た。松の木の上で三味線を弾いたり、歌をうたって猟の邪魔をしたり、朝になると友だちのように呼んだ。オミキを供えるとこのようなことは起こらなくなった。
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(カラス) 1978年 新潟県 伝上で老人が亡くなる前の晩に、柿の木をカタネて浄倉寺へ行き、住職に声をかけたので、住職は不思議に思っていた。すると、翌朝その家から死亡の知らせが来たという。
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ネコ 1939年 岩手県 住職が寝ていると、飼い猫が住職の背丈を測る。猫は住職の身体が隠れる穴を掘っていて、そこに住職を殺して埋め、自分が化けて住職になろうとしていた。
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シンダコ 1956年 東京都 お籠りの時に不思議なことがある。死んだ子が泣くのだという。
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オトコノヒト,キツネ 1938年 長野県 昔、5、6人の女の人が湯に行った帰り、小さい小屋に雨宿りをしていると、近所の男の人が傘を持ってきてくれた。ひとりの女の人が下駄でその男の人の頭をぶつと「キャッ」と叫んでどこかへ行ってしまい、傘は棒になった。
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カナイノキンマモン 1986年 沖縄県 君真物はカナイからの来訪者であるから、海神である。昔、君真物出現の時にはアフリノハナに黄色い冷傘(りゃんさん、きぬ傘)が立ち、コバウノ嶽には赤い冷傘が立ったという。
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メゾチ 1983年 岩手県 上舘のコマキ川のカモ石の下にはメゾチがいて、人や馬を引き込むという。
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オシラサマ,ユメマクラ 1975年 岩手県 オシラサマが夢枕に立つのは、その家に火事が起きるとき、大黒柱が倒れるとき、あるいは世の中に大きな災害が起きる時などである。
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ユウレイ 1989年 長野県 この世に恨みがある時には、幽霊になって出てくるという。足のない姿で白い着物を着てゆらゆらと出てくるという。
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シロイダイジャ 1968年 奈良県 林道工事をしていた時、白い大蛇が出て、仕事をしようとすると岩の間から頭を出すので、人夫がおびえて仕事をしなくなった。それで、お祓いをしてもらったらどこかへ行ったという。
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マツ 1938年 鳥取県 生きている時にウソを言う人は死後頭に松が生える。
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(ゾクシン) 1989年 鹿児島県 人が死ぬ時は下げ潮の時で、また、その時に生まれた子は長生きしない。
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ユウレイ 1987年 長野県 幽霊は,死んだ人の魂が迷っている時に,白い着物姿で,墓場に出る。
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キツネ 1955年 静岡県 狐が憑くと人に見られるのを嫌がる。死にそうになって口の中から青い雲が出たことがある。死亡通知が立つところまでいってから気がついた。
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ヒトダマ 1983年 山口県 松の木の所から大きなヒトダマが飛んだのを2人一緒に見たことがあるが、2日してその木の近くの人が死んだ。死人のある前に一斗樽大の火の玉がその家の屋根から出ると言う。
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ワルイモノ 1982年 三重県 山へ行った時に悪いものが出てきたところ、よもぎの生えている所に隠れたら見つからなかったので、5月5日にはそれを屋根に挿すといって、しょうぶ、萱、よもぎを束ねて屋根に挿す。
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(ゾクシン) 1982年 群馬県 石に関する俗信一束。白い石を死に石と言い普段使うのを嫌がる、石は卯の年に子を産む、など。
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