カネ 1974年 神奈川県 天候の変わるとき、かすかにゴーンゴーンと鐘の唸りがきこえる。
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ヒノネ 1954年 新潟県 天気の変わり目になると梭の音がする。
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ヤマワロ 1985年 熊本県 夜か雨の日に山の尾根や木の下、井戸、水田、囲炉裏などに現れる。
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ウミオショウ 1976年 風と共に現われ、人の形を成し、口は耳まである。人を見て笑う。強風で波が高い日に現われ、船が転覆する恐れがある。
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タコノヨウナモノ 1940年 香川県 ある人が池のほとりで休んでいると、天から章魚(たこ)のようなものが降ってきて、長くなったり短くなったりする。よく見られるものだという。
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トージ 1936年 高知県 暴風雨中に起こる怪光という。
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フロシキ,マショウミチ 1985年 香川県 日暮れになって大きな風呂敷のようなものがふんわりと飛んでいるところは、マショウミチである。
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シキノデン 1960年 岩手県 天気が変わる時には「ノノリノノリ」という音が響いてくる。「シキノデンがアソバさる」のだという。
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シノヨチョウ,テンキ 1978年 静岡県 「天気が急に変わる」のは死の予兆
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フロシキ,オオフロシキ 1984年 香川県 日暮れになって、大きいフロシキが何処からともなく飛んでくる。それをオオフロシキと呼んでいる。
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ジャンジャンビ 1935年 奈良県 話者が2度目に見た。夏であったが、大きいのが出るのは冬から春にかけてである。はじめパッと明るくなり、ズーッと消えた。
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シゼン,キコウニカンスルゾクシン 1956年 宮城県 山鳴りすると風になる、遠方の山や里が近く見えると雨が降る、田束山(たつがねさん)がはっきり見えると雨などの俗信がある。
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(ナマズ) 1980年 福岡県 小倉あたりでは、夏のとても晴れた時に、1丈(3メートル)のなまずが、10丈(約30メートル)ほど空を飛び交っているのをよく見るという。
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クロイカゲ 1991年 山形県 かなり大きな黒い影が、春のみ出現する。何キロであろうとあっという間に移動する。
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ドウヤカン,ラフ 1948年 新潟県 夜歩いていると木の上にヤカンがぶら下がる、田圃の上に裸婦が立つ。見上げるほど大きくなる婦人の姿があったりなどの現象がよく見られるという。
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タデ 1960年 岩手県 夜道にタデというものが出る。なにかいるように見え、もっとよく見ようとすると、段々大きくなって行く。
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シキ,ヒトダマ 1976年 人気の凝った所から、死気がたって、人魂の様に飛行することがある。幽霊が出るというのも、この類である。
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アメ 1946年 香川県 産まれた時に雨が降っていると死ぬときにも雨が降る。
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カゼダマ 1940年 岐阜県 歴史的な大風に見舞われたとき、盆の周りほどもある風玉が現われた。明るいものであって、大風の吹く間、ずっと山から出て、何度も行き来した。
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シングン,ヤノネイシ 1974年 宮城県,石川県,茨城県 陸奥国の鳥の海という所では、毎年大寒の時に神軍といわれる現象が起きる。これは暴風雨の後で矢根が落ちていることをいう。他にも能州や常州でも起きている。
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