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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

サクモツキンキ,トウモロコシ,(ゾクシン)
1916年 千葉県
宗像神社の神官の分家では玉蜀黍を作らない。作れば不吉なことがあるという。その家から別家した母が玉蜀黍を作ったら、その年の暮れに父が急病で死んだ。

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サクモツキンキ,ショウガ,トウモロコシ,カボチャ,(ゾクシン)
1916年 群馬県
生姜を作ると病人が出ると言って作らなかった。玉蜀黍や南瓜を作ると不吉なことが起こると言われていたが、迷信に過ぎないと考え玉蜀黍を植えておいたところ、玉蜀黍がなる前に妹が死んでしまった。
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ムジナ
1998年 福島県
炭焼きの男が玉蜀黍を焼いていたら、娘が来て、はぜた玉蜀黍を食べていた。娘は尻から玉蜀黍を食べていた。人間ではないと思い殺してみたら狢だった。狢は尻を上にして口を下にして化けていたのだった。
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キンキ,カレイ
2003年 山梨県
夕顔を作ったら、悪いことがあったので、もう作らないことになった。
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(ゾクシン)
1982年 新潟県
ゴマを作ると目が悪くなるといい、作らない。
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ユウガオ
1987年 長野県
昔,夕顔を作らないというクルワがあったが,ある家で作ったところ,その夕顔棚で首を吊って死んだものが出た。それ以来どこでも作らなかったという。現在は作っている。
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ゴマ
1974年 宮城県
ゴマを作ったが育たず、作った人も死んでしまった。それ以来、ゴマを作ってはいけなくなった。
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オニ
1934年 熊本県
昔、貧乏な年寄りがいた。見知らん婆さんがきて1杯しか飯を食わないので嫁にしてくれと言った。その婆さんは1表の握り飯を食べていた。口は耳まで裂け、頭には角の生えた鬼だった。爺さんは天から降りてきた縄をつかんで助かり、鬼が掴んだときには縄が切れ、玉蜀黍の畑の上に落ちた。その血がかかったために、玉蜀黍の根は赤い。
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ビクニタ
1995年 埼玉県
比丘尼から騙し取った田を作ると持ち主が急に死んだり、その家に悪いことがあるので「びくに田」は作る人がなかった。
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サクモツキンキ,ゴボウ,シ,(ゾクシン)
1916年 千葉県
牛蒡を作るとその家の者が必ず死ぬと言われている家がある。
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キモノ
1965年 岩手県
出産前に赤ん坊の着物を作ると難産するので、作ってはならないという禁忌
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ニワトリ,(ゾクシン)
1933年 千葉県
雌鶏が、雄鶏のように時を作ると不吉だという。
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イハイダ
1985年 茨城県
下町に昔から位はい田と言われて、位牌の形をした田があった。これも作ると死人が出たり怪我人が絶えず、普通農家では作る者はなかったが、お寺で作るようになった。
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オサキ
1978年 群馬県
ある男の長女は生後数ヶ月で死んだ。男の父の弟の家のオサキが憑いたためであり、死体の横腹にオサキに食い破られた穴があった。男の父は長男だったが、妻と母との折り合いが悪く弟に家を譲り分家した。分家の際に財産をめぐるトラブルがあり、父はほとんど身一つで出た。その後両家は非常に冷たい関係にあった。
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カマドガミ
1965年 岩手県
便所を家の東側に作ると「不具者」が出るといわれるため、西か北の方角に作るのが普通である。
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タカボウズ
1998年 奈良県
愛宕神社のお祭を見に行った子供3人が声をあげながら逃げ帰ってきた。藪から高坊主が出てきて、桃畑に入っていったという。高坊主には足がなく、真白い着物を着て角帯を締め、玉蜀黍の毛のような髪を生やしていたという。
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イハイバタケ
1985年 茨城県
位牌の形をした畑作った家で次々と病人が出来て恐ろしくなり荒れていた。寺の下男が野菜畑にして作るようになったと言う。
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ママコノウッタエ,フエ,シャクハチ
2001年
父が旅をしている間に兄妹が継母に殺される。虚無僧が兄妹の埋められたところから生えた竹で尺八を作って吹くと、父の耳に、みやげは何になる、父は恋し母は恨めし、と聞こえる。父は子供たちの死体を掘り当て、継母を処刑する。
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タケ
1936年 島根県
昔、神社の傍の竹を切って男が病気になったので、紙で花を作り神社に奉納するとよくなった。
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(サクモツノキンキ)
1983年 茨城県
長岡義夫家では朝鮮瓜(南瓜)を作ってはいけないという。この家だけではなく、この地域の長岡姓の家は作らないが、勝手に植えたのを放っておいたら馬が死んだり子どもが病気になったりした家もあるという。
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(ゾクシン)
1982年 群馬県
作物禁忌に関する俗信一束。○○姓の者はナスを作らない、○○イッケはキュウリを作らない、など。
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ナス
1916年 大阪府
屋敷内で茄子を作ると、家に死人が出る。
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