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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

キンキ,ナマエ
1981年 山形県
名前にクマをつけてはいけないという禁忌がある。よそからきたものにクマという名前があった場合、名前を変える。たとえばクマゾウはヨシゾウとなったりする。

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シクマ
1972年 岐阜県
シクマとは、クマとムジナの合いの子だという。
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クマ,ヤマノヌシ,ヤマノカミ
1973年 富山県
クマは山の主とか山の神とか言われる。クマを獲るとクマドリアレと言って荒れる。実際に大クマを獲った時は急にあられやみぞれが降る。
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クマ,ヤマノヌシ,ヤマノカミ
1973年 富山県
クマは山の主とか山の神とか言われる。クマを獲るとクマドリアレと言って荒れる。
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(キンキ)
1973年 富山県
うち取ったクマが舌を出しているとすぐ後でもとれる。
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アズキアライ,シクマダヌキ
1994年 京都府
昔、竹藪にアズキアライが出るといってみんな怖がった。風で竹の葉が擦りあう音をアズキアライと言ったのだろう。また一説に、シクマ狸の仕業だという人もいる。狸にはハナモジとシクマ狸の2種類がいて、人をなぶったり化かしたりするのはシクマ狸の方なのだという。
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テング,ヤマノカミ
1973年 富山県
天狗も山の神なので名前を言わずアノヒトと言う。ヤツダイコウチと言って、八色の音に太鼓をたたく。そんな時は山へ行くとクマがとれる。
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ナマエ
1991年 茨城県
あまり良い名前をつけると長生きしないと言われ、ウツギ茂という子が7歳で死んだとき名前に負けたと噂された。
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ヤマノカミ
1973年 富山県
クマの分配は急所に打ち込んだ者に頭を与える。腹中にあるタチは山に投げて山の神に供える。投げると翌日なくなっている。
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サスガミ
1959年 長野県
狩でよくないのはクマウジである。また、サスガミがいる方向に行くのを忌む。寅の日であれば、東南東の方角で猟をしないというぐらい、猟師は気にしている。
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ムジナ
1991年
新助が眠ろうとすると名前を呼ぶ声がする。しかし外には誰もいない。外を見ると、狢が節穴へ尻尾をこすりつけていて、その時の音が名前のように聞こえていた。悪戯ではないのでそのままにしておくうちに、慣れてきて楽しみにもなった。
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(ウマレカワリ)
1973年 三重県
死者の質がいいときには、足の裏にその名前を書いてから葬る。かみやまという場所でそれをしたところ、その名前を足の裏に書かれた赤ん坊が桑名で生まれた。赤ん坊の足をその死者のさんまいの土で撫でると、名前は消えたという。
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ウマレカワリ
1984年 福島県
亡くなった人の足の裏に墨で名前を書いておくと、赤ん坊に生まれかわったときに足の裏に名前のある子が生まれる、生まれかわりの人には痣がある、という。
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シニン,タマヨビ
1947年 大分県
人が死んだとき、屋根を鎌で切って名前を呼ぶと返事をする。
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ヤマノカミ
1973年 富山県
クマのタチは膵臓らしい。これを山の神に上げるには、「あと、また早くお願いします」と言って左の脇下から後ろの方へ放り投げる。投げた方は見てはいけない。かたわらの者も見てはならず、もし見ても無くなっている。
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マガリノコウナイキツネ
1956年 宮城県
化け方が巧みで,名前が今に伝えられている。
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オカベツチバノタレコキツネ
1956年 宮城県
化け方が巧みで,名前が今に伝えられている。
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ヒトツメコゾウ
1949年 神奈川県
一つ目小僧が来る日がある。この日は、八日ゾウと呼ばれており、籾篩を屋外に出す。
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ヒトツメコゾウ
2002年 神奈川県
一つ目小僧は家々を窺って、名前を帳面につける。
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(ゾクシン),ハヤジニ
1998年 静岡県
赤いペンで名前を書くと、早死にしてしまう。
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ヒノタマ
1935年 新潟県
火の玉を命名しているところがあった。人の名前のようなものがついていたらしい。沼のほとりに火の玉が出ると言う話もある。
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(ゾクシン),シリョウ
1933年 北海道
誕生した子供に故人の名前をつけてはならない。もし用いると死者の霊を悲しませるのみではなく、ひいては死霊の祟りがあるという。
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