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検索対象事例

タヌキノヨメイリ
1996年 香川県
鷹ノ子池や玉池の堤では狸の嫁入りがよくあった。提灯の火を連ね、「よいさよいさ」と賑やかだった。

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タヌキ
1996年 香川県
籾摺りの手伝いに行き、おみやげに油揚げ鮨をもらった。狸がついてきて、鷹ノ子池が千畳敷のように見えた。池に引きこまれるところだった。帰ってきてから、金毘羅参りに行くと言ってきかなかった。狸の火は青く後光が差さないと言う。
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ムジナ
2001年 新潟県
ある人が奥山(千枚田)の田園の水掛をしていた。晩方、狢が提灯をつけて賑やかに嫁入りをしているのを見た。
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イタチ,ヨチョウ
1946年 愛知県
いたちが右から左に抜けるとよいことがある。ふところの方へ入ってくるとよいことがある。
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タヌキ
1987年 徳島県
嫁入りの行列を見ようと思って待つが、いくら待っても来ない。すると、狸が提灯の火をつけてごどごどと音をたててやって来る。
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タヌキ
1981年 香川県
夜に川の堤などに提灯がずらっと並び、ヨイヤコラサとかけ声が聞こえることがある。狸の嫁入りだという。声だけで姿は見えない。狸は砂をぶつけたり、女の人に化けて出てくることもある。花嫁の恰好で狸が出てきたといわれる土地はヨメンザコと呼ばれる。
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キツネノチョウチン
1985年 山梨県
Aさんの実家の方では、キツネの提灯で、山道に狐がいっぱい提灯をつけて行列したなんていう話をよくした。
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キツネノヨメイリ
1984年 山梨県
キツネの嫁入りといって、提灯の灯が向こうの山に灯ることがあった。
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タヌキ,ヒ
1935年 奈良県
狸が化けて火になる。
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サクダメシ
1964年 福島県
深谷の某の屋敷の井戸に、水が2.4メートルたまっていれば豊作。不作の年は前年の秋の彼岸から水がぐっと減る。さくみこぶしの木に白い花がにぎやかに咲くとき、まんさくの花の覆い年は作がよい。花が上向きのときは風が強く、下向きのときは雨が降る。正月14日、かきたれ(年なわの飾りに下げる紙)の紙の上に節分の豆をとっておいて1月1粒として12粒のせ燃やしてみる。白く燃えた月は天気がよい。半夏土用に天気がよければ作がよい。八十八夜に天気がよければ苗ははずれない。冬至や寒に小川でえびがすくえるような陽気のときは作が悪い。寒九の雨は作がよい。はのきの花がよさよさ下がる年は作がよい。秋にやまがの花が咲くと洪水がある。
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キツネ
1980年 広島県
昔、狐が男や娘に化けてよく現れた。
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タヌキ
1979年 徳島県
狸に化かされないためには、親指を隠して夜道を通る。狸が来たなと思ったら、袖の下から見ると、狸は逃げるという。狸が提灯に化けることがあるが、提灯の灯を消しに来るともいう。祝言の時、嫁が来る途中で、狸が大きな坊さんに化けたことがある。狸は綺麗な娘に化けるが、必ず足下がぼおっとしているという。
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キツネビ
1929年 長野県
小河内の大土堤のあたりではよく狐火が出た。土堤の上でポツンと火が見えると続いていくつも火がつき、そして消えていって、とても綺麗だったと言う。
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キツネ
1915年 愛知県
夜道を歩くときに提灯を前に提げると狐にさらわれるため後ろに負うとよい。
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キツネ
1996年 神奈川県
山の中で、たくさんの提灯が見える、提灯だと思ったら狐であった。
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テング
1957年 愛知県
山で天狗に憑かれそうになったら、頭の上に草鞋を乗せるとよい。草鞋に小便をかければさらによい。
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キジムナー
1969年 沖縄県
キジムナーは火を奪うことがある。夜道で提灯から火を取ったり、人家の火を取ったりした。
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タヌキノヨメイリ
1985年 香川県
狸の嫁入りの灯のつらなりを見た人は多い。灯は、狸がしっぽにつばをつけて石にふるからだという。灯だけではなく、嫁入り唄まで聞こえることもある。
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(ゾクシン)
1986年 埼玉県
青大将が出ると天気がよくない。
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ウオウノビョウ,(ツツミヲマモルマツリ)
1976年 静岡県
伊豆の水を駿河へ送る千貫樋の堤は、年々損ずる事があった。そこで、田中丘隅がこの堤を修復し、堤の上に水を治める聖人である禹王の廟を建て、年に2度祭をさせた。祭では、近郷近在の老若男女に小石を取らせ、堤の上で踊らせた。すると、堤は大きく堅固になり、崩れることがなくなったという。
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ヒ,モノノケ
1980年
竈の火や火桶の熾き火などは、賑やかに焚いておかねばならない。火というものほど、もののけを退けるものはないからである。
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タヌキ
1939年 長崎県
あるところに狸と仲のよい男がいて、狸と組んで金儲けをした。しかし、狸に礼を渡さなかったので、狸は怒って男の田に石を入れた。男は知恵を働かせて狸に馬肥えと入れ替えさせた。
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