サンシン 2000年 沖縄県 不幸を呼ぶ三線の話があるという。
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サンシン,(ユウレイ) 2000年 沖縄県 死んだ後も遊女が三線を弾きに来るという、遊女愛蔵の三線があるという。
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タヌキ 1939年 大阪府 真夜中に筆者の姉の琴が鳴り出した。父の寝返りの音で一旦は止んだが、しばらくするとまた鳴り出した。それでも夜明け前には止んだので見てみると、弦が2・3本切れていた。筆者は、狸が悪戯をしたためだと考えている。
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ヒノタマ,タマシイ 1989年 朝鮮から引き揚げの途中、何度も火の玉を見た。明日は38度線を越えようとしている夕方、一人の子どもの上に火の玉が漂っていた。次の日、国境線でその子が泣き、人びとは見つかることを恐れ、父親が林の奥に子を連れて行って殺した。死を予知した魂が抜け出したのだろうか。
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サンニンニサンドマワラレルコト 1915年 和歌山県 三人に三度回られると、死ぬ。
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(マジナイ) 1957年 山梨県 雷除けには鳴り出したときに「桑原桑原」と言う。
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ヒトヲマワルコト 1980年 和歌山県 三人に、三回回られると死ぬ。
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(タヌキ) 1990年 長野県 昔、滝の上の営林署に森林鉄道が入った。そこで重たい発動機を背負いあげて、夕方に試運転をした。滝の上には小屋があるので、入って寝ようとしたら、発動機が鳴り出した。誰かがいたずらしていると騒ぐと止まり、気のせいかと放っておくと鳴り出す。ある人が様子を見に行ったが、何もなかった。騙されたのだという。
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オンガクシツノピアノ 1999年 栃木県 夜の何時かを過ぎると、中学校の音楽室のピアノが勝手に鳴り出す。
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カマナリ 1979年 刀鍛冶の国員が12月の終わりに餅をつこうとしたところ、釜が急に鳴り出した。それ以来国員は有名になった。また、商人の家でも釜が鳴ることにより栄えるところがあり、屋号は往々にして釜鳴屋という。釜が鳴り出したら女性用の未使用の褌を上にかけると止む。
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イタチ,オオニュウドウ 1982年 群馬県 上越線が開通した頃、イタチが大入道に化けて線路に出て来て、列車にひき殺された。
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ツキ,サンゾンノミエイ 1937年 秋田県 二十三夜に月が三尊の姿になった。
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オト 1980年 静岡県 雨の日に山へ行ったときに、ガシャンガシャンと音がする。音のするほうに石を投げると音がしなくなるが、また少し離れたところで鳴り出す。それが繰り返される。
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カマナリ 1932年 岩手県 昨年、修験者が渡ってきて、釜鳴りを演じて見せた。釜に湯を沸かし、その上にすっぽりとはまる木製のこが(瓶)を乗せ、その口に蓋をする。暫く祈祷した後蓋をとり、「鳴れ」と声をかけると鳴り出した。音の高低や鳴り止む、鳴り出すといった調節は修験者の声により自在であった。不思議なことだ。
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サンマイタロウ 2000年 石川県 サンマイタロウが夜中にバーンバーンと杭を打つような音で叩くと、三,四日して必ず誰かが死ぬ。
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ムジナ 1933年 長野県 夜中に山から木を曳き降ろすような音がした。行ってみると誰もいなかった。狢の話。
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フナユウレイ 1976年 大分県 船幽霊につけられたという話があるという。
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ウブメ 1987年 山形県 夜中に便所に、難産で亡くなった女の人の幽霊が子どもを抱いて出るので、夜中便所に行ってはいけない。
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マモノ,デンセンビョウ 1967年 鹿児島県 伝染病が発生すると部落の入り口に小屋を立て、海岸線にシメナワを張ってその中でエンサエンサと大声で言ってまわる。そうすると魔物が逃げる。
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(ヒトウリョウ) 1978年 飛頭獠は首に紅色の一筋の線がある。夜になると首が飛び去り、蟹やミミズを食べる。耳を鳥の翼のように使って飛ぶ。
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ダイダラボウ 1993年 茨城県 茨城県では多くのところに巨人伝説がある。ダイダラボウは30箇所ほどあり、貝を食べる話もある。山を移した話や、川や湖を作った話がある。弁慶伝説は、その力に関わる話が多いが、ダイダラボウほどではない。
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