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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ムシノシラセ
1936年 鳥取県
上海事変の時、福田さんは手榴弾に当たって負傷した。ちょうどその時郷里の母親はどうしても眠れず、程なく門を叩く者があった。出てみると誰もいない。寝ようとするとまた門を叩く。余りの不思議に弟を起こして氏神さんにお参りさせた。

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ガキ
1939年 大分県
茶碗を叩くと、餓鬼が来るというので叩かせなかったという。
類似事例

ヤシキガミ
1964年 群馬県
屋敷神を氏神さんという。
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ホウキ,オニ
1943年 長野県
箒で人を叩いてはいけない。鬼は叩いても良い。
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ダイジャ
1988年 富山県
別院の門が焼けたとき、外にある松から蛇が出て水を吹き、門を冷やした。
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トヲタタクオト
1977年 秋田県
夜、戸を叩く音が聞こえたが、誰もいなかった。
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ユウレイ
1979年 岐阜県
子どもを残して死んだ母親が、夜中幽霊になって出て仏壇にお参りする音が聞えた。音がするから開けてみても誰もいなかった。
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タヌキ
1987年 岐阜県
夜中お爺さんを誰かが起こしに来る。外に出てみると誰もいない。狸の仕業だった。
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テンク゛サマ
1960年 三重県
天狗様が太鼓を叩いている間はいいが、鉦を叩くようになったら、山にいてはならない。
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マツ,(ゾクシン)
1915年 栃木県
松を門の屋根に這わせると主人が早死にする。
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タヌキ
1992年 奈良県
夜中、お寺に「こんばんは、こんばんは」と言って戸を叩く者がいた。けれども戸を開けると誰もいない。寝間に戻ると、また戸を叩く音がした。このようにして狸に騙されることがしばしばあったという。
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マツ,シュジン,シ,(ゾクシン)
1915年 栃木県
松を門の屋根に這わせると主人が早死にするという。
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タヌキ
1992年 奈良県
夜になると、名前を呼んで戸を叩く音がする。けれども戸を開けてみると誰もいない。いっぺん脅かしてやれと思い、戸の所で待っていて、戸を叩いた時にパッと戸を開けたら狸がいた。狸は前足で戸を叩くのではなく、逆立ちして後ろ足で叩いていたという。
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カド
1965年 岩手県
門や井戸へ水汲みにいった者を迎えに行かないという俗信がある。
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シロフスマ
1958年 香川県
旧家の蔵に棲み、目が一つ、足が一本の妖怪。雪が降ると蔵から出て門の内を歩き回る。門の外へは出て行かない。白い大きな顔をしている。
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タヌキ
1992年 奈良県
昔、狸が家の主人の名前を呼びながら戸を叩いたことがある。どのような事情があって叩いたのかはわからない。
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オオニタノカミガミ
1964年 群馬県
天王さん、妙見さん、山の神さん、薬師さん、軍人神さん、秋葉さん、金毘羅様、石尊様の祭祀について。
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ウマレカワリ
1944年 愛知県
大田村の名家である福田某が死に、遺体に名前を墨書して葬った。数年後、滋賀県大津で生まれた車牛の身体に字のようなものがあり「福田某」と読めた。福田某氏の墓から砂をとり、水と混ぜて牛の身体を洗うとその字は消えてなくなった。
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テング
1964年 三重県
初さんと天狗(親様)はいつも木の下であっていた。春日さんは楼門が焼かれたが、初さんと親様はその門の上から祭りを見物していた。
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(ゾクシン)
1984年 新潟県
ものを叩くことの禁忌。茶碗や椀を叩くと貧乏神、鬼などが来る、など。
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ジゾウサン,コウボウサン,ヒカリ
1972年 岐阜県
光が中名礼のフルヤシキの井戸から出ているので、不思議に思って井戸をさらってみた。すると中から地蔵さんが出てきた。その地蔵さんを弘法さんという。
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カシャ
1932年 岡山県
旧熊谷村では火車が出て時々死体を食うとされた。妙八を叩くと火車が来ないというので、葬式の時には必ずこれを叩く。
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