(シジュウニノフタツゴ),タタリ 1979年 いつの頃からか言い始めたのか、「四十二の二つ子」といって、親が42歳になった時にその子供が2歳ならば、親子のいずれかに祟りが起きるという。
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センタク 1942年 岩手県 28日に洗濯すると、死にやすくなる。
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ネズミニオサレル,ボウレイ 1960年 大阪府 昭和25年11月2日の午後2時、うつらうつらしていると鼠が部屋に入ってきたと思ったのに、探してもいない。襖に手をかけると亡霊に引っ張られたような感じがした。
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(ブツバツ) 1974年 東京都 延宝8年8月28日、大仏の入仏供養があった時、大日如来の背中から釘が4本出ていたのを道心者抜こうとしたが抜けなかった。腹を立てていると材木が落ちてきて両手の指合わせて4本を怪我した。
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イシモチ 1979年 文政5年(1822)のこと、備中国笠置の人である文助の体に出来ていた癰(悪性のできもの)が潰れた時、その膿や血に混ざって1寸(約3cm)ほどの、2匹の鯼(イシモチ)が出てきた。
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シニン,ホネ,チ 1947年 大分県 白骨に血をかけると、身近い人の血は染み込むが、他人の血は流れてしまうという。
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デキモノノマジナイ,(ゾクシン) 1960年 愛媛県 できもののまじないに「大山のさねかずら 根はきれども わたりゆく アビラウンケンソワカ」と言うといわれている。
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カジノヨウニミエルアカイヒカリ 1983年 秋田県 享保14年12月28日夜5ツ時、上空に上った火事のように見える赤い光は2本筋が入っていた。津軽や南部、江戸、仙台、西国でも見えた。
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ヤマノカミ,サンノウ,スイテングウ 1956年 神奈川県 昭和29年10月の相模湖での麻布中学生22名の遭難事故は、山王あるいは水天宮の祟りのためだと言われている。
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(ボクゼイノモノ) 1980年 茨城県 水戸で卜筮の能力が優れた者がいた。ある日彼が野辺を歩いていると、包みを持った女が中身と数を当てよと言う。彼は即座に24個の桃と答えると的中していた。それは質問してきた時に女を見ると、風が吹いて露わになった股が桃に見え、股が白(4・6)かったので24個と分かったと言う。
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(ミガワリダイシ),オマモリ 1973年 愛知県 昭和24年3月2日、山の麓を通りかかると、すぐ前へ切り出し中の材木が落ちて来た。ほんの一足違いで助かりお守りを見れば、二つに割れていたのでお礼参りをした。
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デーデッポ,オオオンナ 1970年 千葉県 デーテッポの足跡という足型をした水田がある。鹿野山の2倍もあった大女がいて、この女が落とした石臼だと伝えられる八角形の高さ1、4メートル、周囲8、4メートルの大石がある。
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ミガワリフダ 1974年 滋賀県 ある男が家に母と妻と子供を2人おいて伊勢参りにいった。母は継母であった。男が伊勢参りの札を買うと、しまったところにない。もう一度買ったが同じだった。家に帰ると子供が2人とも死んだというので、死に顔を見ようと埋められた場所を掘ると、なくした札が出てきた。家の二階に子供が2人ともおり、母にひどい目に遭わされていると、知らない人が来て父親が帰るまで隠れろと言ったという。男は子供たちを連れてお礼参りに出た。
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ヤマンバ 1929年 長崎県 12月20日は山姥の洗濯日だから、洗濯をしない。25日だとも言う。
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ヘビ,タタリ 1973年 文政8年4月27、8日のころ、2人の火消仲間が交尾している蛇を殺した。ひとりは5月8日に発病し15日に死んだ。もうひとりは同月20日に病気になり蛇のことばかりを口ばしり、狂いまわった。修験者に見てもらったが、6月1日に死んだ。また蛇を殺すのを手伝った者も病気になった。
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ショウネンダマ 1952年 兵庫県 47年前の6月25日か26日の夕方、表で「ショウネンダマだ」と叫んでいるのが聞こえた。見に行くともうなくなっていた。青白い尾を引いたものが埋め墓の方に飛んでいったという。そんなものあるはずがないと言っていた祖父が7月3日に卒中で死んだ。
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ワッパタロ,セコ 1985年 熊本県 河童は毎月十三夜から十五夜満月の間に山へ上りセコになり、25日から28日の頃に山を降りて川には入る。
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〔カンロ〕 1977年 大阪府 天武天皇7年の冬10月甲申朔に、難波に綿のような物が降った。長さは5,6尺(約150~180センチ)、広さは7,8寸(約21~24センチ)。風に吹かれて、松の林や葦の原に漂っていた。これを甘露といった。
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ムネ,ムカエ 1990年 高知県 昭和20年から25年までの話である。臨終を迎えた人が死の直前に「船が来た、船が来た」と言って死んだ。
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(ゾクシンヒトタバ) 1992年 宮崎県 火傷・できもの・血止めの呪い一束。
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チグサノイケ 1939年 茨城県 血草の池の周囲の雑草を切ると、血が出る。それを馬に食べさせると、死ぬという。
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