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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ギオンサンノアカハタ,(ゾクシン)
1960年 愛媛県
出入り口に赤い小さな旗がさしてあるが、それをギオンサンという。それをさしておくとはやり病にかからないという。広島県の鞆の祇園さんに参ってもらって帰るという。

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タマシイ
1968年 佐賀県
人が死ぬと、その魂は広島へ行く、という。
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マヨケ,ノボリ,(ゾクシン)
1960年 愛媛県
6月7日はオギオンサンといい休業する。尾道の鞆の祇園さんへ行き、幟をもらって帰り、門口に立てて魔よけとする。
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ビワ,キュウリ
1960年 愛媛県
昔、村に疫病が流行ったため広島県の鞆の浦の祇園様に願をかけてビワとキュウリを作らなくなったところ、病気がよくなった。数十年後、再びビワの木を栽培しはじめたが病人や死人が出たので、また願をかけた。以来、ビワとキュウリは作っていないという。また、6月15日は祇園様の命日なので、キュウリを食べてはいけないという。
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(マジナイ)
1957年 山梨県
はやり目の場合、小便をつける。
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ガタロ
1972年
祇園さん(天王さん)の祭りの期間、川で泳ぐとガタロに脚をひっぱられるとか、尻子玉をぬかれるとかいって水に入ることを禁ずる。祇園さんの神紋はガタロの好物胡瓜を輪切りにした形だといって、祭りが住むまでそれを食べないところもある。
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ヤマノカミ,コバタ
1967年 福島県
安産のため山の神の小旗を借りてきて部屋にさげておく。社にいくとき男に会えば男が、女に会えば女が生まれるという。あとで旗を2つ作って返す。
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カミナリハタ
1980年 岐阜県
堂殿神社の祭りは雷や風で荒れることで有名だった。そのため、神社の祭りの旗が雷旗と呼ばれている。この旗を盗んで売ろうとした者がいたが、空が荒れてダメだったという。
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ヤスベエタヌキ,オタヌキサン
1981年 京都府
祇園の辰巳橋のお稲荷さんは、祇園の芸者がよく参るが、実は狸が祀られているらしい。また京都には町々に安兵衛狸など名前のついた狸が住んでいたらしい。柳馬場に住んでいたある人は、床の下でカンカンと音がしたり、原因不明の現象があったりすると、「狸の何々さんや」といっていた。
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ヘビモチ
1985年 愛媛県
中子のX町の蛇持ちの家は、広島県蒲刈町から移住したといわれている。
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(ゾクシン)
1974年 山梨県
はやり病が出ると、戸口へスルメイカをつるす、などの呪術に関する俗信。
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ギオンサン
1991年 高知県
室津家では旧6月14、5日の祇園さんの日にウリを食べた。祇園さんがウリに流されたという言い伝えのためである。
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(マジナイ)
1957年 山梨県
はやり目の場合、「はやり眼大売出し」と書いて電柱に貼り付けておくと、一番最初に読んだものに感染する。感染させると直る。
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タマシイ,ギオンマイリ
1933年 京都府
話者の知人の女性が夢に出てきて、自分はどの寺社に参ればよいか尋ねた。祇園社を推すと知人は納得した。それから2・3日後に知人が亡くなった。通夜で知人の縁者に話をすると、その人も同日前に同様の夢を見ており、祇園社へ参る途中であったという。
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ガタロ
1915年 和歌山県
祇園さんの日に、水浴びをしに行くと、河太郎に尻を抜かれる。
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(ゾクシン)
1957年 山梨県
眼病、感冒、歯、いぼ、痘瘡、漆のかぶれなどに関する俗信。はやり目になると「はやり目大売出し」と書いて電柱にはりつけておくと一番はじめに読んだものに感染し、読んだものがあれば治る。抜歯したとき「鬼の歯と取り替えてくれ」という、など。
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アマゴイバタ
1942年 岐阜県
八幡神社に、雨乞旗という古い旗がある。貞享元年、大干魃になり、作物がほとんど枯れてしまって困ったとき、この旗を出して祭典を行うと、大雨が降り、実り多かった。それ以来、8月15日に祭典を行うことになった。旗は、社殿の外に出すと、大雷雨になるというので、雨乞いの時以外は、外に出さない。
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ギオンサンノヒ,キュウリ,(ゾクシン)
1975年 愛媛県
旧6月15日は祇園さんの日といって、仕事を休む。この日はきゅうりを食べてはいけない。また、きゅうりは祇園さんの紋なので、輪切りや、紋を切るような縦切りをしてはいけないという。
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コドモノアシアト,モウジャ
1955年 岡山県
この地方の人は達者なうちに必ず帝釈天参りをする。そうでないと死んだ時必ず引っかかりがあり、その間に亡者が貸借参りをするという。2,3実例も語られている。あるお婆さんが村の某と会うと帝釈参りをするとのことだったが、帰ってみると本人の死んだ時間であったという。亡者が帝釈参りをするときには茶店で茶をもらっても茶代をおかずに出るという。
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ハヤリガミサマ
1974年 宮城県
一迫の真坂に、女性のはやり神様がいた。子供が病気になると、子供を連れて行って病気を追い払ってもらうという。
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テング,(ゾクシン)
1972年 岐阜県
7月17日の権現さんの祭りを祇園祭りという。かがり火をたかないと、天狗が祟るといわれている。
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アクマヨケ
1942年 高知県
猪の蹄を切り取り、出入り口の戸袋などに吊しておいて悪魔除けにするという。雉猟の後、蹴爪を切って残しておき、棘が刺さったときに削り取り、飯と練り合わせて貼っておくと治るという。
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