テング 1996年 山梨県 木曽御岳には六尺坊天狗がいて、その前方の八海山には大頭羅坊天狗、三笠山には朷利天坊天狗、阿留摩耶山には、アルマヤ坊天狗がいるという。
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テング 1992年 長野県 古くから多くの行者が修業した木曽御嶽山には、御岳権現の化身と言われる六尺坊を首長に、アルマヤ坊、朷利天坊、大頭羅坊などの大天狗がいる。
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テンゴンボー 1956年 神奈川県 天狗坊渕で釣りをしていて、何心なく「天狗坊・・・」と言いかけたら釣った魚がすべて木の葉に変わった。
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テング,グヒン 1974年 日本全国の深山に天狗というものがいる。また狗賓ともいう。山操(やまおとこ)、五通七郎というのも同類である。天竺の日羅、唐の善界、日本の栄術は天狗の首領である。八天狗というのは、愛宕栄術太郎、鞍馬僧正坊、比良の次郎坊、飯縄三郎、大山の伯耆坊、彦山の豊前坊、大峰の善鬼坊、白峰の相模坊である。
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コテング 1954年 三重県 上野市愛宕神社は小天狗が建立したといわれ、その中に大福寺という宮坊があった。小天狗は坊の衆に忍術のことなどを尋ねたという。
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テング 1985年 愛媛県 天狗座敷、天狗松、天狗宮があり、天狗が出るといわれる。
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コテング 1954年 三重県 那智坊を開山したのは小天狗である。国津神社の神体は第二天狗であるが、小天狗に遺業されたという。ある日天狗が村へ来て淵や岩を平たくしているとき、大きい杉の木に登って木を捻じったという伝説がある。
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テング 1995年 和歌山県 度重なる火災で仮の堂になっていた法燈寺に、杉の坊という旅の僧が泊まった。その僧に寺の建立を依頼したところ、杉の坊は天狗の大親分で、配下の天狗を引き連れて一晩で七堂伽藍を打ち建てたという。
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テング 1976年 長野県 名九鬼の天狗松に天狗がとまって下界を見下ろす。その天狗がどこかの坊様を落としていく。
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テング 1993年 群馬県 修験道の道場でもある武尊山には天狗がいる。大天狗、小天狗の祠があり、天狗屋根や天狗岩もある。
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テング 2001年 宮崎県 古墳の麓に古木があり、天狗が住んでいたため、天狗杉と呼ばれていた。天狗は山奥に住んでいて、人間に似ているが顔が赤く、鼻が高く、翼があって空中を飛び回れる。天狗は杉から飛び立って別の杉や松に宿ったという。
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テング 1999年 宮崎県 岩見田の古墳の麓に天狗杉があった、天狗はこの木から飛び立って、正手の天狗杉、大久保の天狗杉に宿ったりしていた。正手の天狗杉は落雷で枯れ、岩見田の天狗杉は宅地造成で刈られた。
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スギ,タロウボウ,ジロウボウ,〔ミヤマジンジャ〕 1956年 宮城県 社前に二株の巨人の神木が向き合って立っている。それらを次郎坊太郎坊杉という。次郎坊と太郎坊はこの杉に住んでいた天狗の名前であるという。
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ロクロクビ 1976年 奈良県 吉野山の奥にろくろ首村があり、そこに住む人はみなろくろ首である。子供の頃から首巻きをしていると言う。
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テング 1975年 新潟県 岩間半左衛門は天狗から剣術を習った。あまりに腕がたつので、他の者がねたんで殺そうとするが、半左衛門は天狗に習ったとおりに油断しないので殺せない。
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コテング 1954年 三重県 上野市射手八幡神社は以前宮坊で、仏性寺といった。裏山に小天狗がいて、一時宮坊の再興に努めたという。数々の記録に小天狗の名がある。
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テング 1984年 山梨県 天狗松の主は天狗だった。
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テング,テングスギ 1929年 東京都 田んぼの真ん中に立っている大杉がある。この枝が下に垂れているのは、天狗が来て、この樹の又に腰掛けたからだという話をきいた。この杉を天狗杉と呼んでいる。
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テング 1991年 岡山県 伯耆大山の伯耆坊は、主のいなくなった相模大山に山移りした。伯耆大山には清光坊という天狗が棲んでいるという。
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テング 1918年 京都府 鞍馬山には大僧正という天狗がおり、天狗杉で羽を休めるという。
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テング 1991年 神奈川県 丹沢の大山は天狗の山として有名で、その親分は伯耆坊という天狗で、伯耆大山から移ってきたのだという。元は相模大山には別の天狗、相模坊がいたが、平安末期に讃岐に移された崇徳院を慰めるため、山移りしたという。
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