国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

ゴマ,リュウジン
1987年 長野県
昔,小沼の真楽寺の池の竜神が諏訪湖へ行く途中,小田井でささぎに引っかかって転び,横根のごまの実で目を突いて痛めた。そのため小田井ではささぎを,横根ではごまを作らない。作れば祟りがあるという。

類似事例(機械学習検索)

ゴマ,スワノミョウジン
1987年 長野県
昔,佐口の氏神様である諏訪の明神様がごま畑で転び,ごまのさやで目を突いて難儀した。そのためここではごまを作ってはいけない。
類似事例

ゴマ,ジゾウ
1987年 長野県
地蔵様が目を突いたので,ここではごまを作らない。
類似事例

ゴマ,カミサマ
1987年 長野県
神様がごまの木で目を突いたので,のぼり立てから上ではごまは作ってはいけない。
類似事例

ゴマ,スワミョウジン
1987年 長野県
諏訪明神がごまの葉で目を突いたので,八千穂村崎田ではごまを作らず,ごまの畑にも入らない。
類似事例

ゴマ,アズマヤサンノカミ
1987年 長野県
四阿山の神様が神川流域を見て回った時,ごまの実のからで目を突いて痛めた。そのため,神川の川下ではごまを作らない。
類似事例

ゴマ,シンカイサマ
1987年 長野県
新海神社の祭神である新海様がごま畑で転んでごまの木で目を突いた。そのため,今でも新海神社の氏子はごまを作ってはいけない。
類似事例

ゴマ,シンカイジンジャノカミ,サイノカミ
1987年 長野県
昔,新海神社の神様とサイノカミの神様とがばくちを打った。新海神社の神様が負けてごま畑へ逃げ込んでごまで目を突き、眼をつぶしてしまった。以後,田ノ口の村ではごまを作らない。
類似事例

ゴマ,ワタ,ハクサンサマ
1987年 長野県
白山さまがごまとわたで目を突いた。それ以来白山さまはごまとわたが嫌いになり,この地ではごまとわたは作らない。
類似事例

ゴマ,ムギ,ハチマンサマ
1964年 福島県
若宮八幡宮には植栽禁忌がある。昔八幡様が麦の幹にすべってころび、ごまの幹で目をついたので、今も麦とごまを作らないという。戦時中にねぎ様に拝んでもらってごまはつくってもよいことになった。
類似事例

ゴマ,ワタ,ハクサンサマ
1987年 長野県
夫神様から逃れてきた白山さまがごまとわたの畑で目を突いてしまった。白山さまは腹を立ててごまとわたを全部抜き取ってしまった。以来,山家神社のある神川の左岸ではごまとわたができず,また作ってもいけない。右岸では作ってもよいとされる。
類似事例

ゴマ,カミサマ
1987年 長野県
神様が犬に追われて逃げ,ごまの木で目をついて井戸に落ちた。そのため,この部落ではごまを作ってはならず,井戸を掘ってはならず,犬を飼ってはいけなかった。しかし戦争になって神官に許してもらうお祭りをしたので,昭和15,6年ごろから禁忌はなくなった。
類似事例

チンジュサマ
1964年 福島県
むかし鎮守様がさといものからですべり、ごまのからで左目をついて片目になったため、さといもとごまを作ってはならないという植栽禁忌がうまれた。檜枝岐の氏子の村人は片目のきざしがあり、左目が一般に細いという。
類似事例

ヤマンバ
1919年 奈良県
笹楽という部落がある。この近くに昔山姥が住んでいたが、ある時粽を食べたら茅で唇を切った。そのため粽を作れば祟りがあるといって笹楽では粽を作らない。また菱餅についても昔山姥がこれで喉を突いたために作らない。
類似事例

(ゾクシン)
1982年 新潟県
ゴマを作ると目が悪くなるといい、作らない。
類似事例

ネコマタ
1968年 岡山県
掌善寺、ごま屋、きさ屋に猫又がおり、この3匹の猫がごま屋の爺の葬式で屍体をとって喰う相談をしていた。それをゲンコウ和尚が聞きつけた。火葬場に行く途中で雷鳴がとどろき人々はとんで逃げた。黒雲の中には3匹の猫がいて死体をとろうとしていた。その時和尚が数珠で掌善寺の猫をたたいたのでこの猫は片目がつぶれ、その後死んだという。
類似事例

ミズヲワタルキツネ
1974年 長野県
諏訪湖には水を渡る狐がいるという。
類似事例

キンキ,カレイ
2003年 山梨県
夕顔を作ったら、悪いことがあったので、もう作らないことになった。
類似事例


1977年 長野県
信州木曽路の小田井の駅の西に、草の生えない14~15間で、幅5~6寸の輪がある。その近くにも輪があり、この輪の中に馬を乗り入れると必ず死ぬという。
類似事例

ユウガオ
1987年 長野県
昔,夕顔を作らないというクルワがあったが,ある家で作ったところ,その夕顔棚で首を吊って死んだものが出た。それ以来どこでも作らなかったという。現在は作っている。
類似事例

クモ
1936年 鳥取県
昔、夏の暑い時にやりこという者が魚つりに行き、たばこを吸っていると、大きな蜘蛛が淵から出て来て、やりこのすねにいぎを引っかけて川の中に入れようとした。やりこはそのいぎを取って杉の木の株にひっかけた。その大きな木の株は川の中に引っぱり込まれた。
類似事例

ヤシキガミ,コヤスサマ
1986年 長野県
江戸時代、平尾のある家は子沢山であった。逆に横根のある家は子宝に恵まれなかった。そこで、幕末に平尾の家から子安様を分けてもらってきた。そうすると平尾の家は子供が生まれなくなったという。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内