国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

(バケモノ)
1981年 東京都
桐淵という与力の家には化物が出るという。ある日桐淵の女房が下女を呼んだところ、から紙をあけてご用はとかしこまる下女の顔は重箱だったという。その後に床下にとても深い穴があり、それを埋めると化物も出てこなくなったという。

類似事例(機械学習検索)

(バケモノ)
1981年 東京都
ある時、雪飛という人物が与力の桐淵という者の家に行ったところ、その家の下女が真っ青な顔をして2階から下りてきた。下女が言うには化物が2階から落ちてきたという。雪飛がこわごわ2階に上がると、鏡台がおいてあり、この鏡に何らかの化物が映ったのだろうという。
類似事例

バケモノ(ゾクシン)
1920年 兵庫県
化物にあっても、振り返ってはならない。化物は暗夜でも着物の縞模様ですぐわかるので、化物だと知られやすい。
類似事例

ツバキノツチ
1938年 新潟県
化物が出る寺に僧が泊まっていると、大坊主が出てきた。僧が、化物は大蟹や大鯉や椿の槌などが化けたものだろうと言い当て、最後に地獄に行けと言うと、それ以来、化物が寺に出る事は無かった。
類似事例

(ゾクシン),バケモノ
1935年 栃木県
夜に口笛を吹くと、化物が出るという。
類似事例

バケモノ
1976年 秋田県
住職を化物が食ってしまう寺があった。片目の坊主がある日やって来て寺に住むことを申し出た。坊主は寺の化物と問答のかけ合いをして勝ち、化物を退治した。化物の正体はむじなであった。
類似事例

キツネ,タヌキ
1999年 福岡県
ある百姓の女房のもとに、狐か狸のような獣が男に化けて通い、女房は妊娠した。女房は出産したが、その後女房は死んでしまった。化物ではなく、ある男だったという風説もあった。
類似事例

タメミズチョウジャノゲジョノタタリ
1995年 宮城県
溜水長者が息子の結核を治すために、下女を殺してその肝を食べさせた。話者の夫の父が病気になったとき、祈祷師に拝んでもらうと、その下女が頼ってきたのだと言われた。祈祷師に言われて、下女を祀った山の中の地蔵様を拝んだ。
類似事例

タメミズチョウジャノゲジョノタタリ
1995年 宮城県
溜水長者が息子の結核を治すために、下女を殺してその肝を食べさせた。話者の夫の父が病気になったとき、祈祷師に拝んでもらうと、その下女が頼ってきたのだと言われた。祈祷師に言われて、下女を祀った山の中の地蔵様を拝んだ。
類似事例

サンボンアシノキツネ
1990年 秋田県
山仕事で百物語をしたら、化物が出てきて寝ていた30人の舌を抜いて殺した。ご飯炊きは寝ずに起きていて、化物の足をまさかりで切った。その化物は黒沢川の3本足狐だという。
類似事例

ハクジャ
1936年 岐阜県
金持ちの家に白蛇がいたが下男下女が殺した。すると下男下女は急病で死に、家も零落した。
類似事例

シュノバン
1923年 福島県
若侍が夕暮れにひとりの侍と道連れとなった。朱の盤という化物について尋ねると、相手の侍は「このようなものか」といって化物になった。逃げた若侍はある家で次第を話すと、その家の女房は「それはこのようなものか」といって化物となった。若侍は百日後に死んだ。
類似事例

ダイジャ
1974年 和歌山県
雇っていた下女が、毎晩、大蛇が棲む沼地の川辺にある家に出かけて行った。朝に帰ってくると衣服がぬれて砂がついている。下女はやがて身重になり、卵のようなものを産んだ。一つを割ると、蛇が出てきた。
類似事例

ゲタノバケモノ
1956年 宮城県
昔、ある長者が、下女下男をたくさん使い、贅沢な暮らしをしていた。一人娘のおご様(お嬢様)は立派な衣装を着て、下駄や雪駄の履物など一度履いたら捨て、それを拾うと怒られて、本当に勿体なかった。ある日不思議なことに、皆が寝静まると「カランコロン、カランコロン」と足音がしてお嬢様の部屋に行く。下女の1人が目を覚ましてそれを聞き、その下女は次の日から病気になってひまを貰うのだった。それが繰り返され、最後に12,3になる小さな下女1人きりになってしまい、お嬢様もだんだん青くなってくるので奥様も心配し、その奇妙な話を聞いて、薙刀を持って晩に見張りに立った。下女は鏡を懐に入れて行った。その夜中にやはり「カランコロン・・」と下駄の音がしたので奥様が薙刀で切ったが効果がない。下女が鏡でその方を写すと、下駄や雪駄がいっぱい揃って「カランコロン・・姫様クークー・・」と歌いながら踊っていたが、またも下女が鏡に写して光らせると化け物たちは消えてしまった。下女は小さいとき、母様から「鏡は正体をよく写すから粗末にすんな」と聞かせられていたのだ。奥様は今までのことを後悔し、お嬢様の顔色もよくなってなおった。
類似事例

ユウレイ
1974年 東京都
江戸柳原で、ある者が天和3年の夏に死んだ。その頃のある夕暮に幽霊が現れ下女の袖を引いた。下女は気絶したがやがて気が付いた。下女の袖がなくなっていたのを不審に思い翌朝妻の塚に行くとその袖が石塔の上にあった。
類似事例

オサエブチ
1976年 山口県
おさえぶちという化物がいる。
類似事例

カヤ
1916年 千葉県
3人で蚊帳を張ると化物が出る。
類似事例

〔ミズゴイ〕
1940年 岐阜県
ある家の下女が、その家で飼っていた馬に、毎夜主人に水を飲ませたかと注意されたにも関わらず、水を与えなかった。そのため、ついに馬は死に、その後下女も死んだ。下女は生前馬に水を与えなかったため天罰が下り、水乞食に生まれ、雨が千粒降っても一粒しか飲めなくなった。毎夜口が渇くため、夏になると毎夜「雨降れ」と鳴くという。
類似事例

カエン,カミ
1980年
ある家の下女が、夜に髪の毛を櫛でといていると、とく度に髪の中から火焔が落ちてきた。驚いて取ろうとすれば消えてしまう。それは蛍が多く集まって飛び散るかのようであった。この下女は主人に言うと、物の怪として追放されてしまったが、ある裕福な人の妻となり子孫は栄えたという。
類似事例

イギョウ,カイイ,キカイ
1974年
ある夏の暑い日、疲れて仕事から家に帰ったところ妻や下女の顔が馬に、子の顔が鬼に見えた。斬り殺そうと思ったが思いとどまりしばらく横になり休んでから再び見たらもとに戻っていた。
類似事例

ジュウバコババ,タヌキ
1935年 熊本県
狸がよく重箱を提げた婆に化けて出たという。それを重箱婆と言った。
類似事例

オバケ
1970年 神奈川県
明治か大正のころ、老婆が紙を梳かしたときに抜けた毛を丸めたものを床下に埋めながら「俺が死んだらこの家に来る人には化けて出る」といった。老婆の死後、この家を借りて住んだ人があったが、お化けが出るので気味悪くなり、出て行った。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内