ケチョウ 1975年 京都府 仁平年間のこと、内裏に怪鳥が入った。源頼政がこれを射殺したが、保元の乱の前兆とも言えるか。
類似事例 |
|
ムカデムシ,カイチョウ 1977年 田原藤太は百足虫を射殺し、また天野遠景は朝廷内の庭で怪鳥を射殺したと俗に言われている。
類似事例 |
|
ヒシ 1976年 茨城県 建長元年3月16日菱が降った。
類似事例 |
|
スマボウズ 1956年 家の怪。
類似事例 |
|
ヌエ 1975年 どのような鳥であるか名状は明らかではないが、怪鳥であるとある。
類似事例 |
|
(ゾクシン),トリ 1998年 静岡県 朝鳥が鳴くと、誰かが死んでしまう。
類似事例 |
|
オゴメ 1956年 山中で笑う怪鳥にオゴメというものがある。江戸時代には、難産で死んだ産婦がこの怪鳥となり、下半身を血で染めて夜空を泣き飛ぶなどと記されている。
類似事例 |
|
カラスナキ 1996年 神奈川県 人が死ぬ前には、鳥の鳴き声がヘラヘラと笑うように聞こえる。また、鳥が騒いでいる朝には怪我に気をつけると言う。森で変わったことがあるときにも鳥鳴きが悪い。
類似事例 |
|
ヨゲン 2002年 内裏の柱に虫食いの歌があり,火事を予言した。
類似事例 |
|
ヒトダマ 1974年 大分県 「人魂」という名の鳥がおり、この鳥が鳴くと人が死ぬという。鳥の正体は定かではない。
類似事例 |
|
キツネ,ネコ 1932年 兵庫県 山下町から曲田山へ登る途中に白滝といって狐を祀るところがある。ここには尾が8つに分かれた狐がいるとか、尾が3つに分かれた猫がいるとか言われていた。ある人は実際に猫の尾が太くなって分かれているのを見たという。
類似事例 |
|
ユメ,サネトモ 1976年 陳和卿が言うには、鎌倉右大臣実朝は、かつて宋王朝育王山の長老であったのが、日本に生まれて将軍となった。建暦元年6月3日、実朝の見た夢の中に、1人の高僧が現れて、そのことを告げた。夢を見てから6年後に確かに符合した。
類似事例 |
|
(ゴダイゴテンノウ) 2002年 京都府 『太平記』巻25「天龍寺事」によれば、後醍醐天皇率いる南朝勢力との戦いに勝利し、足利幕府を開いた足利尊氏・直義に対して、ある人物が言うには、近年天災が頻発し、これは後醍醐天皇の御神霊が激しく憤っているからである、と。そしてこれを人力によって収めることはできないので、天竜寺を造営しその菩提を弔うと天下は静かになると言う。
類似事例 |
|
〔ハラノタロスケノハカ〕 1958年 岐阜県 原太郎助の墓がある山は所有者に祟る。今は村有地。
類似事例 |
|
〔カンロ〕 1983年 島根県 仁寿2年5月、隠岐で樹上に甘露が降った。
類似事例 |
|
タイカ,タタリ 1989年 長野県 飯田城の城主がお建を捕らえ、愛宿下で処刑したので、彼女の祟りで飯田では大火がある。村でも、お建の社・森の木などを損傷すると火の祟りがあると恐れられている。
類似事例 |
|
ラプスカムイ 1956年 北海道 十弗(とうふつ)の村に怪鳥が住んでいた。ラプスカムイという鳥で、その鳥を吹き通してくる風にあたる人や動物は毒気を受けて必ず病むか、死ぬか殃を蒙るという。正体はわからない。
類似事例 |
|
(ダンジョヘンジョウ) 1976年 中国 建安7年に、ある男子が女子になるということが起きた。
類似事例 |
|
カイビョウ 1939年 京都府 谷の岩陰に尾が二又に分かれた怪猫がいて里人に恐れられたが、伊藤基という武士に退治された。
類似事例 |
|
トイレ 1998年 静岡 鳥を見ると親が早死にするので、鳥がいるときは親指を隠す。
類似事例 |
|
クビナシウマホカ 1978年 愛媛県 長塚の石地蔵は、南北朝のころの戦死者を祀ったところである。この付近はよく首なし馬が出たり、地鳴りがしたり、石地蔵の首が落ちていたりしたという。
類似事例 |
|