ヌエ 1975年 鵺の鳴き声を、人の恨めしさなどの感情を表すのに使っている。
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ネントクサン 1972年 佐賀県 正月の神様は白いひげを生やした老人で「年徳さん」ともいう。頭の長い子供が生まれたりすると「年徳さんのごと」という。年徳さんは明けの方に来られるという。
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キジン 1974年 さわらぬ神に祟りなしという諺は鬼神を敬ったものである。
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タタリ,キシン 1974年 さわらぬ神にたたりなしという諺は、鬼神を敬遠するという意味からきたものだろう。
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キシン 1987年 山形県 神室山にはいつのころか鬼神が棲みついて人を獲って食ったので、天皇が田村将軍の末裔の先熊に勅命を下して征伐した。先熊は仙台に逃げようとした鬼神を討ち取った。その場所を鬼首という。
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ゴトク,イヌ,コウボウダイシ 2001年 青森県 弘法大師が行脚していた頃、犬は3本足で、五徳は4本足で四徳と呼ばれていた。大師は動かない四徳の脚を、1本犬の脚にしてやった。犬は大層感謝し、その後は大師にいただいた脚を上げて小便するようになった。一方、四徳の方へは徳を1つ増やしてやり、五徳とした。
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オニガミ 1965年 三重県 鬼神が坂上田村麿を襲うが千手観音に討たれる。
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ヒトコトヌシガミ 1995年 奈良県 大阪府 鬼神達が役行者に葛城・金峰山間に岩橋を架けろと命じられた。が、作業は進まず、業を煮やした役行者は、鬼神の中の一言主神の身体を葛で縛り谷底へ幽閉した。
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ドクジン 1983年 岡山県 土公神は火の神、イロリの神、カマド神、作神、牛の神、家の守護神であり、一家の中心的な神である。大黒柱や炊事場の付近で祀っている。
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トクエモンミサキ 1983年 岡山県 国道のわきに「清眼則勇信士」と刻まれた石碑があるが、牧部落では、これを「徳右衛門御崎」と呼んで祀っている。この徳右衛門とは、享保年間に行われた一揆の指導者であったという。
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オニノニョウボウニオニガミ 1956年 宮城県 鬼神が鬼の女房になったという。このことから、鬼のような亭主に輪をかけた女房を指すという。
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チカタショウグン,キシン 1977年 三重県,滋賀県 千方将軍が鬼神を使役して旅人を悩ましていたために田村麻呂に討たれた。
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イヌガミ 1986年 大分県 犬神に憑かれると胸・足・手などが痛み,急に肩を揺すったり犬の真似をしたりする。犬神が憑いた家は金持ちになる。男女問わず,物を欲しがっている人,執念深い人,喜びや悲しみの中にいる人に憑きやすい。犬神持ちの人に対して喜怒哀楽の感情を表すと憑かれるので,彼らは恐れられ嫌われていた。犬神は原則的に個人に憑くが,犬神の憑き易い筋がある。犬神筋と結婚するとすぐに憑かれると言われ,縁組を嫌われた。
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カッパ 1987年 岐阜県 河童が道に出てきて悪さをしたが、観音様の石を建てたら悪さをしなくなった。
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フトゥキ,ファーフジ,カミ,カン 1986年 沖縄県 死者を表す語としてカンやフトゥキが用いられることがある。宮古島では、死者や死霊はスンガムと呼ぶが、神も死者もカン、ガムである。
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ガマ 1976年 熊本県 称徳天皇の御時神護景雲2年7月、蝦蟇が広さ7丈ほどに並んで南に向かって去った。日暮れになり、その行き先はわからなかったという。
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オオヘビ 1964年 福島県 徳一坊という坊さんが、目が見えるようになる祈願のために大悲山薬師におまいりしたが、満願の日に立派な鎧を来た若武者が現れ、自分が蛇であること、あたりを泥海にする計画であることを話した。徳一坊は、皆を助けるために蛇に口止めされたにもかかわらず、代官所でそのことを話して蛇に八つ裂きにされてしまった。
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シモヤマダイミョウジン,レイコ 1951年 鳥取県 元徳2年、大山参詣の際に闘死した武士の塚があったが、その塚に霊狐が住み種々奇異を示すので、これを神として祭ったものが下山大明神である。
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(キジン) 1980年 京都府 天正の頃、京都に吉田橘井という腕のいい医者がいたが、彼は強欲で貧乏人は診療しなかったので、鬼神が婦人となって現れて諫めた。しかし彼は聴かなかったので、鬼神が術を用いて彼を苦しめて命が絶える間際に、平等に診療しないことを責めた。すると彼は今後はしないと誓ったという。
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シラトリ 1976年 京都府 寛徳2年2月、羽の長さ4尺、身の丈3尺の白鳥が侍従池に来住した。その鳥は飯有り菜無しと鳴いたという。
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オニ,ダイダラボッチ 1988年 長野県 疣石にある溜水の窪みが鬼の手の跡といわれている。ダイダラボッチ鬼神の足跡は伸びて行き、砂鉄のある場所までたどり着く。
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