国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

メイドウ,ジバンチンカ
1974年 宮城県
仙台から十五丁ほどいった所に白鳥社という日本健尊を祀った神社があった。その神領の小山に黄金があるとのことで、多くの人間がそこを掘ろうとした時、山が鳴動したという。その後、しばらくして神主の家が地盤沈下し、2間ほど沈降したという。また、神主について心をあわせている者々の家も沈んだ。

類似事例(機械学習検索)

シラトリノハネ,タタリ
1974年 宮城県
仙台から十五丁ほどいった所に白鳥社という日本健尊を祀った神社があった。この神領の中でとった白鳥の羽をもって神領を通ると、必ず祟るという。
類似事例

イワガミサマ
1988年 奈良県
五条市小島集落の地盤は一枚岩で、この地盤の石は全て岩神様のものなので、よそ者が持ち去ると祟りがあって、家に病人死人が出たり、家が没落したりするという。
類似事例

オクリオオカミ,センビキオオカミ
1970年 鳥取県
昔、七村の神主が送り狼に送られてきたが、急に袖を咥えて引張るので引かれるままにしていると、山の頂上に連れて行かた。送り狼は穴を掘って神主をその中に入れた。しばらくすると、街道を千匹狼が行列して通った。神主は送り狼に救われた。
類似事例

リュウ
1972年 秋田県
秋田県八郎潟の女神に頼まれ、悪龍を退治した神主がいる。この神主の家では悪龍に呪われ、7代まで左の目が小さかったという。
類似事例

キシダケ
1968年 佐賀県
病気をした人が神主に頼んで稲荷を拝んでもらったところ、岸嶽を祀るようにとお告げがあり、祀ったら治ったという。
類似事例

ガマノタタリ
1956年 宮城県
秋葉神社は昔もっと上のほうにあった。その頃,時々夜になると神社の近くで小豆を転がすような音と前後して雷の落ちるような物凄い音が聞こえた。神主が祈祷師に頼んだところ,その家の子供に殺された蝦蟇の祟りだというので,神主はそこに祠を建ててガマの霊を弔い,神社を現在地に移した。
類似事例

キツネ
1986年 岐阜県
キツネに憑かれたら、氏神様の神主か、中山神社でお祓いしてもらうと落ちる。
類似事例

イナリノタタリ
1980年 東京都
江戸の池尻に八郎右衛門という人が住んでいた。そこには池尻の稲荷という社があり、神主に逆らうと、忽ち狐の祟りがあるといって皆に恐れられていた。正月に八郎が神主を懲らしめたところ、八郎の妻に狐が憑いた。八郎が除こうとしたが聴かないので、稲荷社を破壊した。すると狐は詫びて、二度と祟らないと言って去ったという。
類似事例

ヤマトタケルノミコト,ハクチョウ
1935年 三重県
鳥出神社の祭神である日本武尊が伊勢で薨じた時、都より急ぎ来た者が、そのお顔を拝そうと棺のふたを開けると白鳥が1つは大和へ、1つは熱田は飛び立ったという。その熱田への途上富田で羽を休めた。そのため、この社を鳥出神社という。白鳥鈴は邪気退散のお守りとなっている。
類似事例

(カノコナイイエ)
1974年 京都府
伏見から数丁東に行ったところにある田谷村には、盛夏の時にも蚊がまったく来ない家がある。軒を連ねた他の家には多くいるのだが、この家では蚊帳を釣るのは少しの間だという。
類似事例

キツネ
1976年 山口県
山で働いていると自分の家が火事である。帰るとなんでもない。こんなことが二三回あるので神主に相談すると、きつねに憑かれているというので、京都の吉田神社に詣でて、そのお札を貼るとおさまり、家の裏の井戸に大きなきつねが死んでいた。
類似事例

オンナノカミ
1991年
小野家が神主をしている宮では、美しい女の神に近づいて、最も優秀な子を産んだという。
類似事例

キツネ
1936年 岩手県
桜の下に黄金があるという言い伝えを信じて掘ってみると、狐の穴を掘り荒らしてしまい、お叱りをこうむって心狂ったので、稲荷神社を建てた。
類似事例

ニワトリザカ,オウゴンノニワトリ
1938年 京都府
塚に埋められた黄金の鶏を掘ろうとすると、白羽の矢が飛んでくる。村人が掘ろうとすると、流行病で村が全滅したという。
類似事例

キツネ
1983年 群馬県
狐が人に憑くのを、狐がたかるという。神主に頼んでお祓いをして落としてもらうが、なかなか落ちずたいへんという。
類似事例

キツネ,(ツキモノ)
1989年 長野県
キツネが人に憑くことがあるという。憑かれた人は気が狂ったようになり、神様の前に行くのを嫌がった。神主に祈とうしてもらって離したという。
類似事例

カンヌシ,(マガサシタシニン)
1950年 山梨県
神主が板を売りに出る途中、葬式に遭った。その時死人が魔がさしてヒトを追っかけた。坊主が拂子で叩くが治まらない。神主が祈祷すると死人はばたっと倒れた。
類似事例

(コクソンノカミノタタリ)
1991年 高知県
黒尊様は肉が嫌いだという話がある。黒尊の酒井玉喜家は黒尊神社のオタビヤシキがあったところに建っているが、道路工事の人夫たちに「入らずの間」を貸した。人夫たちはそこで肉を焼き、その時はなんともなかったが、しばらくしてその入らずの間から家が腐ってしまった。
類似事例

オウゴンノトリ
1913年 富山県
神社の境内から時々黄金の鶏が飛び立つことがあり、見た者もいる。境内に黄金を入れた器が埋められており、その黄金が鶏の形になって現れているとされるが、どこに埋まっているかは誰も知らない。
類似事例

(ゾクシン),メオトギ
1935年 山梨県
県社である金桜神社に夫婦木という木がある。この幹の北側に高さ約一間の三角形をしている穴があり、そこに男根の形をした木心がある。その先端から滴る水を飲み、またはこの皮を煎じて飲む時は、或る者は懐胎し、或る者は性病を治す効き目があるといわれている。対岸が成就した時は旗や鉄製の小さい鳥居を奉納するという。
類似事例

カメノミヤ
1956年 宮城県
昔、仙台元鍛冶丁の熊谷という侍屋敷に高さ三尺ほどの甕を祀った祠があり、甕の宮とも御瓶明神ともいった。熊谷氏の先祖が伊達郡梁川に伊達家の家臣としていたころ、邸内に降ってきたといい、素盞鳴尊が八岐の大蛇を退治した時の8つの酒甕のうち、6つは海中に沈み、2つ残ったうちの1つという。ある時、藩主が一見したいと仙台城へ運んだが、登城口の扇坂で何十人の力でも動かなくなり、殿が「天が熊谷に授けたものゆえ他所へは行かぬと見える、早々に返せ」といったら急に軽くなったという。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内