国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

アマザケバンバァ
1963年 山梨県
毎夜村里の戸口を訪れて甘酒や酒を売ろうとする。戸口に甘酒や酒は嫌いだと書いて貼っておいたら来なくなった。

類似事例(機械学習検索)

アマサケババ
1956年
冬の夜中などに、甘酒は無いか、といって軒ごとに戸を叩く妖怪が信じられた。返事をすると病気になる。戸口に杉の葉を吊るすと防げるといわれた。
類似事例

ネコ
1973年 鳥取県
普通の猫は開いた戸口の柱に体をすり寄せるように入ってくるが、化けるようになった猫は開いている戸口の真ん中を通る。
類似事例

アンバサマ
1939年 茨城県
酒と大漁は好きだが、不漁は嫌いだという。
類似事例

テング
1937年 福井県
天狗祭の時に境内の木の股に酒を載せておいた。すると数日の間にこの酒が無くなっていた。
類似事例

チンジュキタノジンジャノサイジンテンジン
1984年 新潟県
9月25日の「天神さんの神送り」の日には、鎮守北野神社の祭神天神は、酒を造るために一足先に出雲にたたれるというので、甘酒を供え、赤飯を焚く。
類似事例

オニ,シュテンドウジ
1939年 京都府
源頼光が酒呑童子に多量の酒を飲ませて退治した。須知の酒屋の鬼殺しという酒である。
類似事例

コウジン
1972年 長崎県
荒神は家を守る神。旅に出るときに、額に荒神様の灰を付けていくと怪我をしないという。戸口を守らすといって、荒神様は常に戸口を向けておくという。カマドの前のある場所は女性は通ってはいけないという。
類似事例

ヒトツメコゾウ
1977年 神奈川県
一つ目小僧がくるといって、2月8日には、ヒイラギに魚の頭をつけて戸口にさしておいた。
類似事例

キツネ
1961年 鳥取県
道を歩いていたら狐がサバリついて背中の荷を重くした。しかし、戸口へ来たら軽くなった。
類似事例

キツネ
1976年
開成4年秋、村より馬で出た。夕暮れに婦人に出会い酒をすすめられたので飲んでいた。そこに犬を連れた猟師が来た。すると婦人は狐になった。手中に酒をみると髑髏酒になっていた。
類似事例

ミコガミ
1978年 岡山県
ミコ神さんはおできの神様であり、納戸に祀る。娘が嫁に行くときはついて行く。殊に長女によくついて行く。中島家には昔はミコ神さんはいなかったが、中和村吉田常藤の渡辺という神主の家から移ってきた。シンルイなので移ってきたという。祀って欲しいしるしとして物を出し、祀ると治る。甘酒が大好きであり、旧12月13日が縁日である。この日には甘酒を飲む。
類似事例

(ゾクシン)
1939年 千葉県
愛宕様の祭礼は1月24日である。毎月24日は、愛宕様が嫌いだといって、酒類・酢類を全く使わず、甘酒も飲まないという。
類似事例

アマヒコニュウドウ
1937年 秋田県
西郷合戦の前、天彦入道の像を白紙に描き、裏表の戸口に貼れば、悪魔よけになるといわれた。
類似事例

サケウルオウナ
1933年 京都府
文政3年頃に京洛の町々に酒賣る媼という妖怪が出た。この妖婆が通ると一家中が疫病になるというので、人々は各家門の戸に「京に上酒あり」と書いて貼り、これを妖婆除けとしたという。
類似事例

フジノカイイ,(ヤナギダルノハナシ)
1944年 山梨県
振舞い酒に呼んだ旅人が飲みすぎで死んでしまう。そこで酒と一緒に埋め、しるしに柳の木を植えておいた。その後息子が訪れ、墓を掘ってみると、死んだはずの父親が虫の息で生きていた。父を連れ帰り、孝養を尽くした。それで婚礼の酒入れには朱塗りの柳樽を用いる。
類似事例

ヤコ
1954年 鹿児島県
吉野村では、夜中にミコを呼んできて、呪言を唱える。戸口を少し開けておき、その戸口のそばにわら人形に病人の着物を着せたものを置き、それに向かって竹製の弓矢で射る。射るたびにヒョーッと呼ぶ。そうして、ヤコを送り出す。
類似事例

ホウソウノカミ,アマザケババ
1940年 青森県
疱瘡の神の姿は赤い頭巾と赤い着物を来た子供の姿である。甘酒婆の問いかけに答えると病気になる。杉の葉を吊るすことでそれを防ぐことができる。
類似事例

ハシカ,(ゾクシン)
1936年 兵庫県
「ぎ粒はうまれぬさきにはしかして・・・」で始まる歌を杓子に書いて戸口に釘でうっておくとはしかが入らないという。
類似事例

キツネ
1971年 岐阜県
あるお爺さんが正月のお日待ちの酒と油揚げを買いに町へ行って酒を飲み、帰りに白い狐に化かされた。太鼓を叩いて探したら山の木の根元に座っていた。酒は無事だったが、油揚げは取られてしまっていた。
類似事例

コサブロウイケ
1942年
飛騨のいなかにある小三郎池に雨乞のため酒を持っていくと、雨の日は酒のたるが真ん中へ入っていき、沈んでから空になって浮かび上がり、岸へ戻ってくるが、雨の降らないときは酒たるが真ん中へ行かず、酒も減らない。
類似事例

テング
1939年 福島県
登山する人の酒を奪う天狗がいるので、自分用の酒と天狗用とを分けて持って行く。焼酎を飲もうとした登山者が気付くと酒袋がなくなっていたこともある。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内