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検索対象事例

カムロ,ビンボウガミ,ビシャモンテン,ケンゾク
2001年 京都府
左近丞の家で、日ごろは目に見えなかった14、5歳ほどの禿たちが家のの隅々から出てきて、敵の襲来に際して仲間を呼ぼうと騒ぎ立てる。間もなく髪を肩の辺りで切り揃え、柿の帷子に団扇を持った貧乏神どもがやってきて、梅津の里に入る。貧乏神に対して西宮のえびす三郎は武装して戦うがかなわない。そこで15の童子を連れて稲荷がやってきて、さらに鞍馬の毘沙門天が眷属を具して悪魔降伏の相を現じて剣戟を飛ばすと、貧乏神はたちまち逃げていく。貧乏神の首領を捕えて攻めると、今後は立ち寄らないと約束する。

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ビンボウガミ,ハイ,(ゾクシン)
1915年 和歌山県
灰を吹くと貧乏神がやってくるという。
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ビンボウガミ
1974年 滋賀県
貧乏神は引越ししてもついてくる。
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ビンボウガミ,ケンゾク,フクノカミ
2001年 京都府
小籐太の家に住む貧乏神はこれを聞いて眷族を集める。梅津、嵯峨野、松尾辺りから約500人が集結する。いずれもあさましい姿だった。そのうち福の神がやってくる。福の神は貧乏神の数の多さに恐れて一旦虚空にもどる。福の神は稲荷六明神、鞍馬の毘沙門、竹生島の財弁天、西宮のえびすとそれぞれの眷属を連れて戻り、貧乏神を追放する。神々は家に入って以後守り神となることを誓う。小籐太に稲荷は黄金千両、毘沙門からは十万貫、財弁天からは絹百疋、えびす三郎からは酒の泉が贈られる。小籐太は大福長者となる。
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ビンボウガミ
1916年 山口県
茶碗をたたくと、貧乏神が来る。
類似事例

ビンボウガミ
1957年 新潟県
1月7日に若木を山から迎えて、14日に燃やして小豆を煮る。昔貧乏な親爺が夜逃げをしたら、貧乏神が着いてきた。貧乏神が生木を燃して小豆を煮るのが嫌いだと言ったのでその通りにすると、貧乏神は「俺の嫌いな事をする」と言って銭を投げつけてよこした。それからこの行事をするようになった。
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(ゾクシン)
1986年 埼玉県
自在鉤をゆすると貧乏神が入ってくる。
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ビンボウガミ,(ゾクシン)
1940年 秋田県
膳椀を叩くと、貧乏神が喜ぶ。
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ビンボウガミ
1989年 兵庫県
但馬では大火を焚かないと貧乏神が逃げないという。
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ヘビ,マモノ,ビンボウガミ,(ゾクシン)
1939年 和歌山県
夜に口笛を吹くと蛇や魔物が出たり、貧乏神が来たりする。
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(ゾクシン)
1923年 岐阜県
食事をしているときに膝を動かしていると、貧乏神が来る。
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(ゾクシン)
1916年 山口県
から臼をつくと鬼がくる。茶碗をたたくと貧乏神がくる。
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ビンボウガミ,トシノバン
1950年 長崎県
歳の晩に火起こし竹を「貧乏神」と叫んで投げ捨てる。
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ビンボウガミ(ゾクシン)
1920年 奈良県
貧乏神が来るのは、食事中に膝を動かすからである。
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クビツリ,ビンボウガミ
1980年 和歌山県
口笛を家の中で吹くと、貧乏神がj来る。
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ビンボウガミ
1957年 兵庫県
但馬では、暮れには大火を焚かないと、貧乏神が逃げないと言われる。
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フクノカミ
1986年 福島県
夜更け足音がするので外に出ると坊主がいる。「どこへ行く」と聞くと「貧乏神」と答えるので「貧乏神」と返すと、その家は貧乏になってしまった。その後、また坊主に出会い、今度は家に招き入れ丁重にもてなすと家は裕福になった。その坊主は福の神であった。
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ビンボウガミ
1991年 兵庫県
茶碗を叩いたり、お箸をもんだりすると貧乏神が来ると言ったという。
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ビンボウガミ,(ゾクシン)
1950年 千葉県
掃いてる先に立つと貧乏神にとりつかれる。
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センガミ
1965年 長崎県
セン神は貧乏神で、借金ばかり背負っていた。
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アマ,オキナ,エビスサブロウ
2001年 京都府
左近丞夫婦がいた。貧苦にあえぐ妻は入水を口にするが、左近丞はなだめる。ある日左近丞は美しい尼に出会い、道案内をして10銭をもらう。妻と相談してそれで餅を買うことにする。妻が餅を買いに行くが、帰り道で翁に出会い、餅を所望される。妻は自分の分の餅を与えると、翁は恩をすぐ返すと約束して西へ向かう。その夜の夫婦の夢に貴人が現れて、妻の情で助かったことと、この家には貧乏神が多いので退治してやると告げる。夫婦が名を問うと「えびす三郎」と答える。目が覚めると枕元にえびすの像がある。その後妻は男児を出産する。
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(ジュウキョニカンスルキンキ)
1956年 宮城県
便所の神様の罰が当たるので、便所のなかに痰や唾や汚物を捨てるものではない。炉端を叩けば貧乏神が喜ぶ。風呂に入った後、蓋をしないと幽霊が入る。火に小便をすると、火の神様の罰が当たる。家の中で口笛を吹くと貧乏神が来る、あるいは福の神が逃げるなどの禁忌がある。
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