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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

スギオニ
1998年 福島県
朝廷に祟をなすが、阿部清明、芦屋道満によって平癒される。

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ドウマンヅカ,セイメイヅカ,セイメイヅカ
2002年 福島県
昔、ある所に大きな杉があり、田地の妨げになるのでこれを伐った。その後、朝廷に祟りをなすので、天子は安倍清明・蘆屋道満を召して平癒を祈らせた。これを祀るために壇を築き、道満塚・清明塚とした。
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オニ
1979年 岐阜県
養老年間の事。高賀山にいた鬼が村人を苦しめた。都から来た針売りが朝廷にこのことを伝え、朝廷は勅命を出して鬼を退治した。
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レイ,ボウコン,オンネン
1975年
武蔵国多摩郡中野に陣取り、奸計により討死した平将頼の霊が戦場にとどまり人々に祟をなした。480年程の間怨念は残っていたが、延文の頃一遍上人の3代目真数坊が芝崎村に草庵をつくり供養した。後の神田橋日輪寺である。また将頼の兄将門を神にした。東国に祟をなした霊は将門ではなく将頼のようだ。
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タタリ
1974年
魏王曹操は霊社の老樹を伐り、その祟で死んだ。
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オオキナヘビ,リュウ
1977年 沖縄県
昔、清明が神様から暦を学ぶため天に向かった。旅の途中、大蛇や天の下の家の主人から神様に言伝を頼まれ、その代わりに助けを受けて、天へとたどり着いた。天で暦を学び、帰りに大蛇達との約束を果たした。家へと戻ると友であるトゥブンクに妻を取られており、暦の本も書き写された。いざ暦の勝負をしようとしたとき、天から神が降りてきて、トゥブンクの悪事を暴き、清明にトゥブンクと妻を殺させた。清明は暦を伝え、天の下の家の娘と結婚し、幸せに暮らした。
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インノコ
1974年
平清盛が幼い頃、夜に恐れをなしたときには、守り役らは「院の子院の子」と言って邪祟を鎮めたということで、京の童たちが口ずさんだという。
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オニ,オニノタタリ
1975年
〓(せき)という字を門戸に貼り疫病除けにする。これには鬼の祟を千里に離す効用があるなどといわれる。
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ニコンボウノヒ
1933年 大阪府
二階堂村では3月頃から6,7月頃に小雨の夜に遠くに火が見えるという。これを近くで見ると、目耳鼻口の形があってさながら人の顔のようだが、害をなすこともないから人々はさして恐れなかったという。これは昔、日光坊という山伏が村長の妻の病気を加持によって平癒したが、後に妻と密通したとされて殺されたため、平癒の恩も知らず、その上殺害するという2つの恨みが妄執となってその村長を殺したことから二恨坊の火というのだという。
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カイイ
1976年
僧や巫者で怪異をなす者は、その法力によりなすのではなく術によってなすものである。術とは狐穴に犀角を置けば狐が帰ってこなくなるなどといったもので、太平御覧に様々な例が記載されている。
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オンリョウ
1977年
早良親王は、光仁天皇の第2子だが、延暦4年9月、謀反の疑いで淡路島に流刑され、当地で息絶えたが、怨霊が祟りをなしたので、延暦19年7月に祟道天皇の追号を送られた。
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シキジン,オニ
1975年 京都府
阿部晴明は識神を使役し、のちにその鬼を一条戻橋の上に封じたという。
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(ババギツネ)
1979年 愛知県
阿部四郎五郎というひとが、わが手に乗ったら手とともに斬ろうといったところ、そのような人の手には乗らないといった。
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モノノタタリ
1976年 福井県・奈良県
若狭の鵜瀬淵(うのせのふち)に鵜が入れば、何故か分からないが死ぬ。また東大寺二月堂の井戸は、普段は枯れているが、毎年2月に寺僧がこの井戸に向かって若狭と叫べば鵜瀬淵の水が湧く。この水で墨を擦り霊符を書く。この霊符は疫病や鬼祟を平癒する。
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(シンキロウ)
1932年 山口県
角島から芦屋への往復中、しばしば蓋井島と白島との間の海上で、小倉の城のような形のものが現れる。この時に城門が見えれば、そこに向かって船をとばしあげればいいと老人たちは教えている。門に船をたたきつけると城は消えてしまう。
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カイ,クワ,カラタチ,スズメ
1977年 中国
殷の朝廷に桑と枳が自然と生えて、7日で長々と成長した。占者に占わせると、野外田舎の木であって、朝廷が滅びて荒原となると言うので、王は政道を謹むと国は栄えた。また商受の君の時に雀が大きな卵を産んだ。相人に考えさせると、小さいものが大きくなるとは吉であると言った。王は奢りを極めて国が滅んだ。
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キツネ
1979年
元禄元年7月、ある田夫に狐がついて書をなした。狐が離れた後、田夫は再び無筆に戻った。このような場合、狐は書をなし、狸は画をなすことが多い。
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スミヨシノマツ,ジャホウ
1983年 大阪府
戦国時代に南蛮の王が日本を傾けようとして、邪法(キリスト教)を流布させようとしたのだが、住吉大社の松が一夜のうちに66本枯れたという。これを神主が朝廷に奏聞したところ、朝廷は織田信長に異国襲来の恐れがあると、キリスト教布教を禁止させようとした。しかし信長は一旦認めたものをすぐに禁止すると軽んぜられるとして拒否した。だから明智光秀に殺されたのだという。
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イッポンマツ,(ゾクシン)
2002年 福島県
昔、安倍清明が東奥に下向したとき、この地に来て松を植え、当所を祭って人家の焼失がない事を祈った。これは希有なことである。この松を鎌田の一本松という。
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セイメイ,マツ,(ゾクシン)
2002年 福島県
昔、阿部晴明が東奥に下向したとき、松を植えて小社山神社を祭り、火難を除き富を得ることを祈願した。この社に祈ると、必ず成就するといわれている。
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ウブメ
1979年
産婦が化けたもので、妖をなす。
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(ハチマンタロウノアシアトガノコルイワ)
1982年 山形県
八幡だては八幡太郎が阿部貞任と戦った場所で、弓を引くときに足を踏ん張った足跡が岩に残っている岩がある。
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