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検索対象事例

ハクバノケ
1985年 山梨県
日露戦争が始まる頃に列車に乗っていると、皆が持っていた軍用の袋の中に白馬の毛が入っていた。

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ヤコ
1973年 鹿児島県
野狐がいたが、「日清日露戦争に行ってしまった」という者もいるように、全く見つからなくなった。
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リョウマ
1987年 山形県
龍馬山には白馬の龍馬がいて、日露戦争の頃には姿を見せた。神様が鉄砲で撃ち、それから龍馬は出なくなった。
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キツネ
1955年 山形県
日露戦争の頃、狐の子を産んだ女がいた。出征した夫が早く帰るように毎夜お稲荷様にお参りしていたら、突然主人が戻ってきた。生まれた子は毛の無い狐のようだった。
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シラガ,(ゾクシン)
1933年 兵庫県
飾磨郡では、動員袋に白髪が入っていると、戦争になるという。
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キツネ
2001年 青森県
下り列車が走っていたところへ、前方から凄い勢いで列車がやって来た。慌てて停車したが、見ると列車はいつの間にか消えていた。再び同じことがあったので、三度目は停車せずにそのまま突っ込んでみることにした。そうしてみたところ、あわや衝突かと思ったら列車は消え、その途端に叫び声がした。
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ムジナ
1982年 群馬県
ムジナが赤旗を振って列車をだまして止めていたが、最後は列車にひき殺された。
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フチノヌシ
1931年 長野県
昔、嫁さんが白馬に乗って淵を通りかかったとき、白馬は嫁さんを乗せたまま淵に入り沈んでしまった。それから年月が流れ、また百姓の白馬が淵に飛びこんでしまった。村人は淵の主が白馬を引きこむためだと言い、白馬ケ淵と呼ぶようになった。
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ムジナ
1982年 群馬県
鉄道が開通した明治初年(1870年代)頃のこと、ムジナが列車に化けて本物の列車と張り合い、正面衝突をして死んだ。
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フクロサゲ
1937年 長野県
狸が高い木の上から白い袋を下げたりしていた。それを袋下げという。
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アブラトリ(ゾクシン)
1925年 岩手県
人間の油を取るといわれる油取りがやって来ると、戦争が始まると言われる。
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イチモクレン
1951年 三重県
出遊のときは神馬の白毛が数本、信仰者の袂に入っている。信心深い女性が満願の日橋の上で一目連が白馬に乗っているのに出会い平伏した。
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〔シラゲ〕
1975年 秋田県
空から白毛が降ってきた。翌年、ある人がその白毛を持ってきたので、よく見てみると、白馬の尾のような色で、長さは5,6寸ほどのものが7,8筋あった。
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コトリゾウ
1974年 広島県
むかしことりぞうがでた。大きな袋を持っていて、悪い子をその中に入れて連れて行った。
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ハゲダヌキ
1935年 香川県
高松市五番町に浄願寺という寺がある。そこにいた禿狸が日露戦争に行ったという話が伝わっている。ある時は、日本軍が大勢いるように見せかけて、露軍を悩ましたという。またある時には坊主に化けて病人に灸をすえたり、病をなおしたりした。その徳をたたえて、今は白禿大明神としてこの古狸が祀られている。
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ビクニノタタリ
1984年 埼玉県
むかし白石の炭焼きが、袋の中にお金を持っていると思って通りかかった比丘尼を殺してしまった。しかし、袋に入っていたのは碁石だった。それ以来、そのあたりでは良くないことが続けて起り、それは比丘尼のたたりということになったので墓を建てて祀った。
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ヒバシラ
1939年 新潟県
大火事の数日前には火柱が出る。5・6間の火柱が立った数日後には火事になったという話もある。日露戦争後にはまったく見られなくなった。
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ハチマンサマ
1972年 山形県
日露戦争の時、牛の刻に戦場から帰ると、八幡神社の前で馬のいななく声が聞こえ、神様が鎧を脱ぐ音もした。
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ヒョウゼノマツワカ
1985年 和歌山県
松若という、体格が人一倍大きな男が、山に入って住むようになった。里に塩をもらいに来たとき、掌を出したので見てみると塩が1升ほど入る手だった。日露戦争に徴兵されて行って、いくら撃たれても弾が入らなかったという。また、狼に片手が食いきられたともいう。
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テング
1966年 群馬県
迦葉山の天狗は日露戦争の応援に行った。かじ屋が小僧に頼まれて作った大きな金棒を迦葉山に上げると、ロシヤの方へ長い雲が現れ、鉄の棒が見えなくなった。戦争が終わると同時に戻ってきたといわれる。
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ケンムン
1995年 鹿児島県
大きなガジュマルのホコラの中に人間の毛ではないいろいろの毛が入っていた。ケンムンの毛かケンムンが持ってきたものであるかはわからない。ケンムンに木を担がせて自分は楽をするという話もある。
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ウマ
1934年 岡山県
駒林というのは、中山神が白馬に乗り、来現された跡と伝えられる。
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