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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ヘビ,キツネ,オニ(ゾクシン)
1922年
大正時代に尋常小学校の5・6年生に書かせた俗信には、蛇や蟷螂、狐鶏、日和坊主、猫、など様々なものが出ている。

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カラワンベー,(カッパ)
1989年 長野県
大正時代の終わりごろ、尋常小学校二年のおせんという女の子が橋から落ちて流されて死んだ。村人たちは、カラワンベーに引き込まれたのだと言った。
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ザシキワラシ
1935年 岩手県
尋常小学校1年生がザシキワラシを見たという。また、河北新聞に、ザシキワラシがお宮に出て、子どもだけに見えたという記事があった。
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アオイヒノタマ
1999年 栃木県
小学校2年生の時、青い火の玉を見た。
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ネコ
1974年 栃木県
ある家で飼い猫がいなくなって探していたら、坊主が家に来て主人を殴った。その坊主は猫が化けていた。
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ザシキワラシ
1958年 岩手県
座敷童子は古い家に出る。小学校1年生くらいの背丈の子供。寝ていると出てきて、そうするともう動けなくなる。
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ヒヨリボウ
1926年 茨城県
常陸の日和坊は、雨天には姿を見せず、日和ならば形があらわれる。てるてる坊師はこの霊をまつったものである。
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アタマナシ
1936年 兵庫県
夜、漁に出ると、アタマナシという火が出る。日和の日は出ない。
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キツネ,イナリ
1983年 東京都
小学校4年生の男子が狐にたかられて「うどんが食べたい」と言うので持たせてやると、狐の穴があるゴマ堂に持って行った。次の日、またおかしなことを言うので、王子の稲荷を借りてきて祀ったり背負わせたりすると、狐は抜けた。
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キツネ
1994年 三重県
昔ある人が小学校6年生のころ、6月の末、午前2時か3時ごろにやぶの近くで嫁入り行列が何組も通ったのを見た。たぶん狐が化けたのではないかということである。
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タヌキボウズ
1971年 岐阜県
夕方、狸坊主と言う大きな坊主のお化けが出たという。
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ヘビ,タタリ
1959年 鹿児島県
大正年間のこと、この部落に住んでいる者が1匹のガラガラ蛇を殺した。珍しいものだったので、小学校に寄付し標本とされた。それから間もなくして、小学校で原因不明の火災があった。数日後、ヘビを殺した者の家もまた火事になった。佐太婆さんと呼ばれる物知りによると、これは殺した蛇の祟りであり、蛇は小学校の敷地にあった寺の住職の亡霊だという。そのため蛇を綺麗に洗い埋葬した。しかし、それからしばらく部落では子供の数が増えなかった。
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ガワッパ
1992年 宮崎県
1915年4月、当時小学校2年生だった話者は、ガワッパを見た。
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ムジナ
1993年 新潟県
狢にだまされた小学校6年生ぐらいの女の子が一晩中畑を歩いていて、とうとう命をとられた。
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コウボウダイシ,カレミズ
1948年 兵庫県
昔、乞食坊主がある家で茶をのませてくれといったが家のものは「お前みたいな乞食坊主によう飲ませぬ」といって断った。坊主が、「それでは結構だ」といって去り、それ以来、ここには水が出なくなったという。
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(オオキナボウズ),(ミチニデルヨウカイ)
1990年 長野県
道には大きい坊主が出るという。
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(ゾクシン)
1984年 福島県
蛇や馬の夢をみると金が入る、などの俗信5件。
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ニワトリノヨナキ
1939年 栃木県
芳賀郡では、鶏が夜鳴きすると火事が起こるといわれている。他にもそれに類似した俗信が様々な地域で見られるという。
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キツネ,ネコ
1915年 愛知県
猫は狐と夫婦になるといわれている。
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オトラギツネ
1916年 愛知県
ある日の朝、鶏が狐に襲われたことがあった。その当時婆さんに憑いていたおとら狐が、鶏を取りそこなって残念だったといった。
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キツネ
1991年 奈良県
3年生か4年生くらいの近所の子が狐に騙されて山に連れて行かれた。夜になっても帰ってこない。夜になっても帰ってこないので村中で大騒ぎをした。そうしたらずぶ濡れになって帰ってきた。
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フーライネコ
1993年 静岡県
猫は赤子に取り憑き、高熱を長引かせる。大正期まではフーライ猫退治が行なわれていた。カラネコというワンナ(罠)で猫を捕らえる。取り憑いた猫は鳴かない。鳴く猫は妖怪ではないので逃がす。猫を煙で燻して弱らせて殺し、煮て砂糖醤油で味付けして皆で食べると病は治る。取り憑いた猫は赤子の乳を吸い取っているので、胃の中に乳が入っていたという。
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