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検索対象事例

シンボク
1928年 台湾
阿里山には樹齢3千年を超えた神木があり、台湾原住民はこの巨木を神と崇めている。この神木に少しの傷でも負わせると、木から血が流れ、天地鳴動して台湾は全滅してしまうから、決して触れてはいけないと古くから戒められている。

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オオスギ
1982年 富山県
神木を切ったところ神様が現れ恐ろしい言葉をはく。神木は大切にしなくてはならない。
類似事例

シンボク
1928年 台湾
明治の末頃、内地から台湾に渡った樵夫たちがいた。この樵夫たちが大木を切る仕事を請け負ったが、源五郎という男がこの仕事はやめようと言った。不思議な夢を見て、その中で仙人姿の老人が神木を切ると血が流れ、山が鳴動して異変が起こるといったのだという。翌朝、作業にかかろうとすると、木の上から血が落ちてきた。結局、木を切り倒すのは中止になり、酒を供えて注連縄を張り、謝罪して樵夫小屋へ引き上げたという。
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テング
1981年 富山県
天狗が樹齢千年の老松に棲むと言われて、恐れられていた。
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グザ
1973年 富山県
好景気に酔った坑夫が炊きたての飯だけを食べ、冷や飯を谷に投げ捨てた。更に立山町横江の宮の神木を切って坑内の矢留木にした。その神木を運んだ時、後ろから醜い二人のグザ(あばた面)がついてきた。それがシキに入ると天地鳴動して銀山が崩れた。
類似事例

グザ
1973年 富山県
好景気に酔った坑夫が炊きたての飯だけを食べ、冷や飯を谷に投げ捨てた。更に立山町横江の宮の神木を切って坑内の矢留木にした。その神木を運んだ時、後ろから醜い二人のグザ(あばた面)がついてきた。それがシキに入ると天地鳴動して銀山が崩れた。
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ヘビ,シンボク
1933年 栃木県
神社にある古い御神木にあるうつろには何か住んでいた。御神木が焼けたときに悲惨な無気味な声が3日3晩続いた。4日目に木の跡に白い蛇の骨がばらばらに残っていた。人々はこの神守りの蛇を葬った。
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サイカチ
1980年 茨城県
潮来の里に切ると血が出る木があり、それはさいかちという木である。里人は神木として傷つけることは決してしない。
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コウジンノシンボク
1992年 島根県
荒神の神木は椎の木。神木を伐ると病気になる、死んでしまう、祟られる、という。ただし、公民館の費用など公のことに使うために伐るのはいいという。
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テングサマノキ
1995年 埼玉県
天狗様の木を切ったら木から血が流れた。
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ゴスンクギ
2005年 島根県
五寸釘が、荒神様のご神木である松の木に打ちつけられていたことがある。
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ヨカク
1946年 愛知県
筆者が台湾で病気になったとき、母親にはそのことを隠していたのになぜか知っていた。ある日、いつもどおりに炊いた飯が赤くなっていたので、息子が病気になって入院したに違いないと思い、方々に聞きまわったのだということであった。
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カワノカミノタタリ
1980年 熊本県
肥後国の城下に平川円蔵という者がいた。ある時彼が神社の神木を、迷信だとして切り倒したところ、女房に神木に住んでいた球磨川の神が憑依し、様々な奇怪を現したという。
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シンボク,タタリ
1985年 愛媛県
伊右エ門が裏山の神木を切って薪にした。その夜から三歳の子供が発熱し苦しんだ。占い師によると神木のたたりで、「代わりの木を植えるから子供は助け給え」と叫んだが、子供はむなしく死んでしまった。
類似事例

シンボク
1983年 愛媛県
蓑島伊右エ門正勝の屋敷裏の山中に神木があったが、これを切って薪にしてしまった。するとその夜から子供が発熱して苦しみ始めた。占い師が神木の祟りだとしたので、「代わりの木を植えるから子供は助け給え」と叫ぶと熱は少し冷めたが、子供は遂に死んでしまった。
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ゴシンボクノタタリ
1974年 栃木県
家の氏神様の御神木の梅の木を切って、たたりで体をこわした人がいた。
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キツネ
1972年 千葉県
稲荷様の傍の神木に狐が住み着いたのに気付かず、その木を切り倒してしまって、狐は鋸にひかれて死んだ。その木には子狐が3匹いた。その後、その家の人は病気になり、死んでしまった。
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ヨウケン
1990年 山形県
妖犬が出現し、村を全滅させたという。
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モリキ
1982年 群馬県
モリキ(神木)を切った者、買った者に祟りがあった。
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ヘビ
1981年 和歌山県
大水が出たときに、川を風呂のようにままきな丸太が流れた。蛇が化けていたのかもしれない。蛇は山で千年、海で千年、川で千年、人に見られずに生きると竜になるという。
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ヨナキマツ
1976年 三重県
よなき松は伐られることを嫌がって泣いたという。樹齢数千年と言われていたが、伊勢湾台風で折れてしまった。
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ウトジングウ
1992年 宮崎県
昭和18年3月19日、台湾付近を航行中の高千穂丸は魚雷を受け撃沈、乗員はボートで難航したが、鵜戸の神様に進行方向を授かり、助かった。
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