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検索対象事例

グザ
1973年 富山県
好景気に酔った坑夫が炊きたての飯だけを食べ、冷や飯を谷に投げ捨てた。更に立山町横江の宮の神木を切って坑内の矢留木にした。その神木を運んだ時、後ろから醜い二人のグザ(あばた面)がついてきた。それがシキに入ると天地鳴動して銀山が崩れた。

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グザ
1973年 富山県
好景気に酔った坑夫が炊きたての飯だけを食べ、冷や飯を谷に投げ捨てた。更に立山町横江の宮の神木を切って坑内の矢留木にした。その神木を運んだ時、後ろから醜い二人のグザ(あばた面)がついてきた。それがシキに入ると天地鳴動して銀山が崩れた。
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オオスギ
1982年 富山県
神木を切ったところ神様が現れ恐ろしい言葉をはく。神木は大切にしなくてはならない。
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シンボク
1928年 台湾
阿里山には樹齢3千年を超えた神木があり、台湾原住民はこの巨木を神と崇めている。この神木に少しの傷でも負わせると、木から血が流れ、天地鳴動して台湾は全滅してしまうから、決して触れてはいけないと古くから戒められている。
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ゴシンボクノタタリ
1974年 栃木県
家の氏神様の御神木の梅の木を切って、たたりで体をこわした人がいた。
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サイカチ
1980年 茨城県
潮来の里に切ると血が出る木があり、それはさいかちという木である。里人は神木として傷つけることは決してしない。
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モリキ
1982年 群馬県
モリキ(神木)を切った者、買った者に祟りがあった。
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タテヤマトハクサンノセクラベ
1973年 富山県
立山へ登る途中、川で小石を拾って立山山頂に供える。これは立山と白山が背比べをした時、立山が馬のクツ(馬わらじ)の厚さだけ低かったので高くするのだという。
類似事例

タテヤマトハクサンノセクラベ
1973年 富山県
立山へ登る途中、布施川で石を拾って立山山頂に供える。これは立山と白山が背比べをした時、立山が馬のクツ(馬わらじ)の厚さだけ低かったので高くするのだという。
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シンボク,タタリ
1985年 愛媛県
伊右エ門が裏山の神木を切って薪にした。その夜から三歳の子供が発熱し苦しんだ。占い師によると神木のたたりで、「代わりの木を植えるから子供は助け給え」と叫んだが、子供はむなしく死んでしまった。
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コウジンノシンボク
1992年 島根県
荒神の神木は椎の木。神木を伐ると病気になる、死んでしまう、祟られる、という。ただし、公民館の費用など公のことに使うために伐るのはいいという。
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ジュウニサマノシメハリギ
1982年 群馬県
山の神(ヤマノカミ)である十二様のシメハリギ(神木)を切った人が、十二様の鳥居につぶされてしまった。
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(ヤマガミ)
1973年 富山県
キラズ山の木はどれが神木か不明なのでめちゃくちゃに切ると祟りがあるといって、山全体の木を切るのを忌んでいる。
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フドウサマノスギノキ
1987年 山形県
昔、不動様の杉の木を切ってしまったら、オナカマに降りた神様が「残念だ」といい、伐った人は怪我をして買った人は病になり、木も川を流して運ぶ最中に嵐で酒田まで流された。御神木だった。
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カワノカミノタタリ
1980年 熊本県
肥後国の城下に平川円蔵という者がいた。ある時彼が神社の神木を、迷信だとして切り倒したところ、女房に神木に住んでいた球磨川の神が憑依し、様々な奇怪を現したという。
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カンギ
1989年 鹿児島県
きこりが木を切るとき、立派な木であれば「かんぎ(神木)やらせんとか」と声をかけてまさかりを立てかけておき、翌朝それが倒れていたら神の木であるしるしとして切らなかった。
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シンボク
1983年 愛媛県
蓑島伊右エ門正勝の屋敷裏の山中に神木があったが、これを切って薪にしてしまった。するとその夜から子供が発熱して苦しみ始めた。占い師が神木の祟りだとしたので、「代わりの木を植えるから子供は助け給え」と叫ぶと熱は少し冷めたが、子供は遂に死んでしまった。
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(シンボクノタタリ)
1977年 大阪府
神木で仏寺をつくる事は恐ろしいことがある。孝徳天皇の時には生国魂神社の木を切って祟りがあった。
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ヘビ,シンボク
1933年 栃木県
神社にある古い御神木にあるうつろには何か住んでいた。御神木が焼けたときに悲惨な無気味な声が3日3晩続いた。4日目に木の跡に白い蛇の骨がばらばらに残っていた。人々はこの神守りの蛇を葬った。
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シンボク,タタリ
1989年 長野県
御神木を使って建てられた家があった。その家では日暮れから朝に顔を洗う頃まで小嵐様の方で太鼓が鳴るのが聞こえるので、近所の人に聞くと「聞こえない」と言われる。ある人に言うと、きつねかむじななので退治してやると言われたが効果がなかった。それから2・3日してその家は焼けてしまった。が、ご神木だった木だけは焦げただけで焼けなかったのでそれを使って仮小屋を建てたところ、また太鼓が鳴るようになった。それで神様の木だと判ったという。
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オオカシワノレイ
1993年 岐阜県
昔、柏ヶ根地区で川の氾濫のために、墓から人骨が流出した。人骨を神木といわれた大木の根元に埋める。人の悲鳴が聞こえたりするが、木を祀ったりはしなかった。戦国時代が終わるころ、村で発狂する者や、高熱にうなされる者が現れ、神木の祟りだということになった。
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ゴスンクギ
2005年 島根県
五寸釘が、荒神様のご神木である松の木に打ちつけられていたことがある。
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