キツネ 1974年 滋賀県 狐はお産が重いので、夜さりにお産の話をしていると、どうしたらお産が軽くなるか聞いている。ある産婆が、狐のお産を助けたら家が栄えた。
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オイナリサマ 1964年 秋田県 10月10日はお稲荷様の縁日なのでお稲荷様は自分のお宮にいる。
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マクラ 1956年 宮城県 安産祈願として、塩釜神社や山の神様から枕を一つ借り、安産の後は二個にして社に納めるという。筆者の家でも塩釜神社から受けた枕が二個あった。この枕は常に神棚に安置し、出産時に産婦の枕元に置くとお産が軽くなるといい、近隣の家で貸し借りもしたという。
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ウブメ 1987年 山形県 お産で死んだ人がいる家には、旧暦の1月15日にウブメが出る。
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エビスダイコク,(ゾクシン) 1915年 高知県 夷大黒の供物を人にあげると、家の福を取られてしまうといわれている。
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(ゾクシン) 1979年 徳島県 人の一生に関する俗信。犬のお産を見るとお産が軽く、猫のを見ると重いといわれている。夫がお産の時に家にいると、次ができにくいといわれている。女性の厄年に、男の子が産まれると良いといわれている。牛や馬が死んだ場所には木を植えてはいけないといわれている、など。
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カメ 1983年 兵庫県 8月1日、淡路津名郡沼島で龍王祭が行われ、八幡宮の社僧がやってきて、供物を備える。その時に供物を置く石のまわりに大小数千の亀があつまり、海上をふさぐという。あとで供物を投げ入れると食い去るという。
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ウシ,イエ,(ゾクシン) 1915年 和歌山県 5月と6月に牛が家の中に入ると、その家が潰れるという。
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マクラガエシ 1935年 新潟県 寝るときには、床の間を頭のほうにしていたのに、起きると足元に床の間がある。これを枕がへしと呼ぶ。ある決まった家で起きるとされている。
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(ゾクシン) 1975年 愛知県 旧岩倉公会堂にあった阿弥陀堂は、お参りするとお産が軽いといわれていた。
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カッパ 1959年 山形県 6月1日に水浴びすると河童にとられるといって、川海ともに泳がない日とされていた。
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ナナフシギ 1916年 東京都 霊岸島の七不思議。応誉上人が雷を封じたため落雷がない。南天の木の実がつかない。円覚寺の薬師は8月12日ではなく7月11日が縁日である。米屋という蕎麦屋がある。糊屋という銭湯がある。金毘羅が10日ではなく9日を縁日にしている。花屋という材木屋がある。
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ダイコクサマ 1964年 鹿児島県 大黒様の供物は、娘は食べてはならない。大黒様が家から出ないからである。
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(ゾクシン) 1972年 岐阜県 弘法さんは塩が嫌いなので、塩を入れてはいけないという。
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シオノヤクシ 1956年 宮城県 塩出山の下に塩水が湧き、1人の老僧が塩を焼いて12人の童子に命じ村人に分け与えた。この塩によって村人は病気が治ったので、老僧を薬師の化身としてまつり、塩の薬師と称した。塩の湧いたところを塩河原、塩を煮たので塩出と呼んだ。
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ヤマノカミ 1935年 大阪府 峠の頂上の、山の神をまつった小さな祠に、ヘイをたくさんあげる。1月4日にあげる。
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ツナ 1956年 宮城県 綱踊に使った網をお産の時に用いると、産が軽いという。
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カミサマ,カマイタチ 1983年 岩手県 6月1日には桑の木に神様がいるので登ってはいけない、怪我をしたり、カマイタチにあったりするという。
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オダイシサマ 1985年 福島県 11月1日を初大師、または小豆大師といい、塩を入れない小豆粥と萩の箸を神棚に供える。これは、昔お大師様の子供が塩をとり、おっか様がやけどして不自由な体になったので、箸の端を切り、3本箸で小豆を子供にあげて、子供を育てたためにその粥に塩を入れてはいけないのだという。
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ヤマノカミ 1977年 神奈川県 1月17日は山の神の日である。
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シオ 1965年 佐賀県 塩をもらって、自分の子供を形だけ人にあげると、その子は丈夫になる。
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