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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

モウヒトリノカゲ
1999年 栃木県
12月の寒い日、日が暮れて真暗な時に友達と2人で帰っていた。月が出ており2人の影がはっきり見えるのだが、その後ろにもう1人の影が見える。けれども振り向いても誰もいない。振り向きながら歩くと影は前に回り、立ち止まると影は消えてしまう。怖くなって家に走って帰った。

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カゲ
1990年 山形県
自分で踏んだ自分の影が起き上がって前を歩いていき、振り向くと白い歯を剥き出しにして大声を出して笑う。そのまま影だけが歩いていってしまうとその人は死に、自分に戻ると助かる。
類似事例

カゲ
1990年 山形県
1回だけ影を踏まれた女が、月を恐れ家に閉じこもるようになった。無理やり外に出したところ、女の影が骸骨になっていた。
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カゲワニ
1933年 島根県
影ワニ海に映った船夫の影を呑むと、その船夫は死ぬという。昔、ある船夫が航海中、影ワニに影を呑まれそうになったので、反対に撃ち殺した。航海を終えた浜を歩いていたら、足の裏に魚の骨が刺さり、それが元で死んでしまった。その骨は影ワニの骨だったという。
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ヤマイヌ,オイヌサマ,ツキモノ,キツネ
1995年 静岡県
狐などの憑き物が憑くと、加持祈祷とともに山住山か春埜山へお犬様のお影を借りに行く。四足が跡をつけてくる音がするが、それはお犬様がついて来ているからなので、後ろを振り返ってはならない。お影が近づくと、憑かれている病人は脅え出し、屋内を逃げ回ったりするという。そのお影を祀ると、1週間くらいで病人は治る。
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ザシキワラシ
2001年 青森県
ザシキワラシの影が障子に映るのを見たことがあるという。それは、三、四歳くらいの姿をしており、短い着物を着ていた。動くのがとても速く、影ばかりでなく実際の姿を見てやろうと思って突然障子を開けたりもしてみたが、いつもひらりと見えなくなってしまった。ザシキワラシは、家の主人になる者には常に見えるのだという。
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(シノヨチョウ),ツキカゲ
1956年 宮城県
旧正月14日の夜、月影に身を映したとき、身体の影だけ映って頭の影が映らないと、その人は年内に命をおとす。
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タカンボ
1958年 香川県
夜道を歩いていると影のようなものが動く。見上げるとどんどん大きくなる。日が上がるとタカンボは見えなくなる。
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キツネビ
1980年 秋田県
狐火は、松明の火が2つも3つも見えるが、火の影は見えない。
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ヒノタマ,カイイ
1978年
1月6日の夜丑三つ時に家に帰り戸の前でふと後ろを見ると月も無いのに影が出ていた。不思議に思い道に出て空を見ると西側に火の玉があった。音も無くどこかへ飛んで行った。
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ボロボロノフクヲキタオトコ
1986年 東京都
林間学校のとき、肝試しをしていた。橋の下に座って脅かされるのを待っていたら、誰かが背中を叩いた。けれども振り向いても誰もいない。また背中が叩かれるので振り向いたが誰もいない。怖くなって走って逃げて道に迷っていたら、ボロボロの服を着た男が前に見えた。けれどもそこまで行くと誰もいなかった。
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カゲ
1973年 富山県
地面にうつる自分の影に頭がなかったらその年に死ぬ。
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カゲ
1973年 富山県
地面にうつる自分の影に頭がなかったらその年に死ぬ。
類似事例

カゲ
1973年 富山県
地面にうつる自分の影に頭がなかったらその年に死ぬ。
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ジゴク,タテヤマ
1935年 富山県
立山の地獄に願えば、思う人の霊が影のごとく現れるという。
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カゲ
1968年 青森県
旧正月の年越しに自分の影が薄ければその年に死ぬ。
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(ゾクシン),(シノゼンチョウ)
1933年 岩手県
死ぬ人は2、3年前から何となく影が薄いものである。そしてよくつまづくものであるという。
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ヒノタマ
1933年 鹿児島県
ある夜、大きな火の玉が村中の空を飛んだ。光が明るく、見ている人の影が地に映ったほどだった。
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タヌキ
1971年 長野県
人足に行くため早く起きていると、「ええさま、人足にいくぞ」と戸を叩く音がする。ところが障子に映る影を見ると狸だ。影が映っているのを知らず、化かしているつもりで狸が戸を叩いているのだ。
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(ゾクシン)
1976年
船を借りる時、浜の砂に「賦」の字を3つ書き、そのまま消して船を見る。船の影が水中に映る船は無事であり、影が無い時は必ず風波の難に逢う
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モウレイ
1982年 宮城県
モウレイは人間の姿ではなく、島や船になって出る。ぶつかると思って船を止めると、その影は消えている。
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(ミコシニュウドウ)
1979年
「影ほしやみこし入道山の月」という句がある。
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