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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ダイダラボウ
1991年
ダイダラボウやダイダラボッチの伝説は全国的にある。巨人の代表とされ、力持ちだがユーモラスな大男という事になっていることが多い。一寸法師とは対照的な存在でもある。

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ダイダラボウ
1993年 茨城県
茨城県では多くのところに巨人伝説がある。ダイダラボウは30箇所ほどあり、貝を食べる話もある。山を移した話や、川や湖を作った話がある。弁慶伝説は、その力に関わる話が多いが、ダイダラボウほどではない。
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ダイダラボッチ
1992年 茨城県
ダイダラボッチというユーモラスな大男がいた。堤防を作るのを手伝った時にこぼれた土が峰山になった。
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ダイダラボッチ
1975年 静岡県
富士山は、ダイダラボッチという大男が背負ってきておいたもの。
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クダギツネ
1979年 静岡県
遠州ではくだ狐が人に憑くことがあり、憑かれた人は生シソのみ食べるようになる。尾張国のかまいたちと対照的である。
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デーデーポ,ライラッポ
1970年 千葉県
昔、巨人が住んでいて、全国を53足にまたいだので、全国に53の足跡がある。巨人はデーデーポ、ライラッポと呼ばれる。
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イヌガミ
1936年 徳島県
犬神は女性に限られた迷信である。犬神筋の女性は、精神的、社会的に圧迫・制限され、結婚についても差別される事が多かった。
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カタメノサカナ
1954年 新潟県
片目の魚の中で最も多いのは鮒であるが、このような伝説は全国に多々ある。新潟県長岡市では、片目の魚の話が多く収録された本があるが、場所はすでに埋め立てられてなくなっているが、伝説だけが残っているものもある。
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カミ,ヌチ,ツカサ,ノロ
1986年 沖縄県
ヌチ=カミはその場に常在し、場を掌握守護すると同時に、分離性、飛翔性を持つ霊的存在である。可視的存在になることもあり、部落の聖所に通じる神道(カミミチ)を去来するのを、ごく稀に見ることがあると言われる。カミミチの多くは存在を知られておらず、何らかの障りが生じた際にユタによってカミミチに対する不当な行為(道をふさぐ、汚すなど)が指摘され、その存在を知ることが多いのだという。
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オサキ
1975年 群馬県
オサキといわれている動物はヤマイタチの一種らしい。なぜオサキが憑くなどと考えられるようになったかは、民俗概念において形態的に野生と動物との中間的な存在であり、また空間的にも野生動物であるのに里でうろちょろするという、分類カテゴリーからの逸脱という、2重の意味での両義性を備えているためと思われる。
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キツネツキ
1991年 愛媛県
狐が憑いた人がいる。政治的に弱かったからではないか。
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サンキチサン
1980年 秋田県
三吉さんはものすごい力持ちで、1丈も2丈もある大男だった。
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ダイダイボツチノアシアト
1940年 埼玉県
富士と筑波を天秤に掛けて担いだダイダラボッチという巨人の足跡が現存する。
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ダイダラボウ,オニ
1988年 長野県
鬼の足跡をたどると巨人伝説がある。そこにダイダラ坊伝説があり、製鉄と関係がある。砂鉄と炭を熱する時に吹子を使って風を送る。そのタタラ吹きがダイダラ坊となった。石を鉄にするその技術者は不思議な力持ちと言われ恐れられていた。
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サンボタロウ
1959年 岡山県
美作那岐山付近の三穂太郎の伝説は天狗的な要素と河童的な要素が混じっている。サンボタロウは菅原道真の後裔の巨人で、大蛇を母に持つという。また、彼自身も、元は那岐山付近の蛇渕にすんでいた大蛇であるといわれる。
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ダイジャ
1940年 新潟県
猛犬が蛇が寝ているのを見て噛み付いた。大蛇も尾で叩いたので、犬は村のほうに走っていった。蛇は追ってきたが、堀を飛び越すことができた犬と対照的に蛇は越せなかったので、犬は命拾いをした。
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ダイダラボッチ
1927年 東京都
昔、ダイダラボッチの背負ったきたものをいう。丸い小山があり、丸山と呼ばれている。ダイダラボッチはここで休んで立ち上がろうとしたら、藤の背負縄が切れて荷が落ちたという。
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ダイダラボッチ
1975年 静岡県
ダイダラボッチという大男が藤蔓で山を縛って持ってきたら、足柄山のところで蔓が切れてしまった。それが今の矢倉岳。そのため矢倉岳にはクツバフジはない。ダイダラボッチはこの山を富士山の上に乗せる気でいたという。
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キツネ,ヤカン
1974年 大阪府
難波の野外に的人という野業仕がおり、裸で腹を出して腹に鉄砲を撃たせるが、誰も当てる事ができなかった。ある日砲術指南の先生一行が通り過ぎた際に、弟子らが師匠に的人を当ててくれと懇願する。師匠は見事に命中させて的人は死んだ。弟子はその奥義を聞いたが、師匠はこの的人は狐を使役する者で、狐は彼の衣服に紛れて幻覚を見せていたのだという。だから自分はその衣服を撃ったという。翌日弾が当たった老狐が見つかったらしい。
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ノリコシ
1956年
初めは小さな坊主頭で現れるが、はっきりしないのでよく見ようとすると、影法師のようなものがめきめきと大きくなり、屋根を乗り越して大きくなるという。全国的に伝えられている入道坊主などと大同小異。
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ダイダラボッチ
1989年 埼玉県
ダイダラボッチ(ダイダラ坊、ダイダ坊)という巨人が昔いて、定峰峠をまたいで腰掛けて昼食をとったその跡が数々の山になったという。巨人の足跡は今でも山中に凹地として残っている。
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マト
1956年 宮城県
馬乗渡しの神事で、那須与一に扮した者が矢を射たあとの的を手に入れた部落は、その年豊作に恵まれ、またその的を祀ると火災予防になるという。
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