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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

カワウソ,オソ
1968年 愛媛県
畑里のおくや団次という男のところへかわうそ(オソ)が夜毎に遊びにきていた。2人でどこかへ行っては、2・3日遊んで帰ってくる。団次は牛の糞やミミズをまんじゅうだとか言いながら食べたという。

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キツネ,タヌキ,ダンクロウ,サンキチ
1935年 新潟県
団九郎狐は、佐渡に住むたちの悪い古狸の三吉を憎んでいた。あるとき信濃川のほとりで団九郎は三吉と出会う。団九郎は三吉をおだてて酒屋の小僧や大入道に化けるなどさせる。団九郎はお礼に自分の芸も見せるといい、次の日に街道に来るようにいう。三吉が約束の場所で待っていると大名行列がやってくる。三吉は感心して行列の前に飛び出るが、それは本物の大名行列で、捕らえられて食べられてしまう。
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ダンザブロウムジナ
2001年 新潟県
相川の団三郎狢は流行って、お参りに行く人がたくさんある。
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(カミカクシ)
1980年 青森県
ある人が盆に、寝ていたら、何かに呼ばれたと思ってふらふらと家から出て行って、青年団に見つけだされた。
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ヒョウスボウ
1992年 宮崎県
団治郎淵にはひょうすぼうがいた。
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ムジナ
1955年 新潟県
相川町の二つ岩には狢が住んでいて、「二つ岩の団三郎狢」として知られている。二つ岩のお守りをする住職の話では、ある人が病気の娘のために、二つ岩に供えてあるまんじゅうを頂いていこうとすると、異様な声を聞いたので頂かないで帰った。しばらくして行ってみると、まんじゅうはなくなっていたという。
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キツネ
1990年 長野県
きつねがこっぱらにいて、よく人を化かしたという。ある日、隣の娘が化かされて帰ってこなかった。家人が行ってみると、まんじゅうだと言って馬糞を食べていたという。
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ムジナ,ダンサブロウ,アヤシイモノ
1984年 新潟県
明暦年間に、佐渡奉行の地役人の中沢という人が、日が暮れてから酒に酔って団三郎ムジナの二ツ岩にさしかかると暗くて道がわからない。団三郎に提灯を頼むと、高張提灯があらわれ、昼のように明るく照らし、怪しい者が現れて親分を神さまとしてあがめるようにしてくれという。中沢は役人をやめて団三郎の棲家を麓の十二権現の末社とし、自分は神主になった。
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ムジナ,フタツイワダンサブロウ,キツネ
1984年 石川県
佐渡ムジナの長老二つ岩団三郎が上方見物にでかけ、その帰りに狐と一緒に歩く。加賀の国までくると狐が佐渡に行きたいといい、団三郎は明日自分は加賀様に化けて行列を作るから、奥女中の上臈に化けて籠に声をかけてくれと打ち合わせして別れる。狐がいわれたとおりにすると、お供の侍に首を切られる。それは本物の加賀様の行列で、団三郎が狐を佐渡へ入れまいとしていたのだ。
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ヒノタマ,ヒトダマ
1985年 愛媛県
明治42・3年頃、東禅寺の新墓から火玉が出たとの話を聞いた。その墓は葬式の翌朝横に穴があいていたので埋めておいたが、次の日に行くとまたあいていたので埋めたという。
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ケンムン
1993年 鹿児島県
ケンムンに相撲で勝つと、次から次へと別のケンムンが現れて、人間に勝つまでぞろぞろ出てくる。
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カワウソ
1979年 岐阜県
川に遊びに行くと川うそに尻を抜かれると威された。
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ダンザブロウタヌキ
1981年 新潟県
佐渡は狸王国で狐はいないといわれる。昔佐渡に住む団三郎狸が狐を追い払ったためという。団三郎狸は金山の金粒を拾い集めたり、人が落していった小金を貯めて金貸しをしていた。
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セキノカンド,ムジナ
1977年 新潟県
関の寒戸の元には、「二つ岩の団三郎」の長女が嫁いできたという。
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ミエナクナッタコドモ,キツネ,テング
1937年 岐阜県
畑仕事を終え帰ろうとしたら子供が一人いなくなっていた。探し回ると大人でもなかなか行けないような場所を通った先に子供がいた。天狗が連れて行くときは1里や2里の道はわけなく行くというのは本当だった。
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ミミズ
1991年 高知県
ミミズのおしっこが目に入ると目が見えなくなるといったり、またミミズにおしっこを引っかけるとちんちんがはれるといったが、黒尊の酒井玉喜氏の子どものちんちんがはれたことがあって、それらしいミミズを捕まえてきて子どもの歳を唱えながらミミズを水できれいに洗って畑へ戻したら治ったという。
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カラスヘビ,(ゾクシン)
1915年 愛媛県
烏蛇に馬の糞を投げるとどこまでも追いかけてくるという。
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ムジナ,ダンザブロウムジナ
1934年 新潟県
佐渡島には狢が群れをなして住んでおり、その首領の名前を団三郎と言った。鎌倉時代の末期、狐が渡って来て、団三郎と妖術の勝負をした。狐は嫁入りの行列をして見せた。そこで団三郎は大名行列をして見せると狐に行った。狐は大名行列のあまりの見事さに驚いて近寄ったら、その行列は本物で、狐は殺されてしまった。それ以来、佐渡島に狐は来なくなった。
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コエ
1974年 鹿児島県
ある男が山に泊まっていると、神が「男の子だったが20になったときカワドリにあう運だ」というのを聞く。帰ってみると自分に子供が生まれている。子供が20になった5月15、16日に魚釣りに行く。イトヨリが非常に多いのでつかまえようという子をとめて連れて帰る。次の日は魚が一匹もいなかった。その子はそれで助かった。
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ダリ
1981年 和歌山県
話者の息子が青年団で猪狩りに行ってダリに憑かれた。友人の持っていたキャラメルを食べて、動けるようになった。
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ミガワリフダ
1974年 滋賀県
ある男が家に母と妻と子供を2人おいて伊勢参りにいった。母は継母であった。男が伊勢参りの札を買うと、しまったところにない。もう一度買ったが同じだった。家に帰ると子供が2人とも死んだというので、死に顔を見ようと埋められた場所を掘ると、なくした札が出てきた。家の二階に子供が2人ともおり、母にひどい目に遭わされていると、知らない人が来て父親が帰るまで隠れろと言ったという。男は子供たちを連れてお礼参りに出た。
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オソ
1968年 愛媛県
オソという人を化かす妖怪がいるといわれている。粟井・神浦では、オソは島やその周辺の海に住み、前足が短い体長50cmほどの魚を食べる動物で、人を化かすという。粟井では、人を化かして山へ連れて行ったり床下に誘い込んだりするといわれている。
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