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検索対象事例

ミエナクナッタコドモ,キツネ,テング
1937年 岐阜県
畑仕事を終え帰ろうとしたら子供が一人いなくなっていた。探し回ると大人でもなかなか行けないような場所を通った先に子供がいた。天狗が連れて行くときは1里や2里の道はわけなく行くというのは本当だった。

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テング
1931年 長野県
子供が用足しに出たきり帰ってこなくなった。村中の人が騒いで探したが見つからなかった。子供は12、3里離れたところで見つかり村人たちは天狗が連れて行ったが、大騒ぎしたので捨てたのだと語り合った。
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キツネ
1938年 長野県
ある人が道に迷うが、実は畑の中を歩いていた。「これは狐にやられたな」というと、本当の道が見つかった。
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キツネ
1957年 新潟県
ユイで米を搗いた帰り、遅くなって一人で歩いていると大人でも子供でもないものがカンテラを灯した。子供が迎えにきてくれたのかと思って帰ると、子供はずっと家にいた。あとで見ると雪が一ぺら降っていた。狐の仕業。
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コエ
1974年 鹿児島県
ある男が山に泊まっていると、神が「男の子だったが20になったときカワドリにあう運だ」というのを聞く。帰ってみると自分に子供が生まれている。子供が20になった5月15、16日に魚釣りに行く。イトヨリが非常に多いのでつかまえようという子をとめて連れて帰る。次の日は魚が一匹もいなかった。その子はそれで助かった。
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テング,(ゾクシン)
1942年 富山県
夜、子どもが道を歩くと天狗が連れていく。また、電気が点いてから山へ行くと天狗が連れて行く。
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オオヒト
1929年 青森県
岩木山の大人の話を信じている人がいる。今でも、山の中で大きな背中をした人に会うと思っている。不思議な大人の存在と、平凡な里の人々の交渉がある。大人は人々と相撲などをして楽しむこともあるという。
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(カミカクシ)
1980年 青森県
小さな子供がいなくなり、夜になっても帰らなかったが、山の畑のクレにきょとんと座っていた。
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カラス
1973年 三重県
烏が里で鳴くと人が死ぬ。
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オオビト
1928年 島根県
昔、大人という巨人がいたが、足跡や手跡が今なお残っている。その間の距離は1里半ほどもある。また大人が手玉にとったという丸石が残されているが、こちらは直径1間もある岩である。
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オナルバアサン
1974年 山口県
おなると呼ばれる場所で遊んでいる子供を脅かす言い方としておなるばあさんが出る、あるいは連れて行かれる、というのがあった。
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テング
1960年 三重県
天狗に連れて行かれた年寄りの男もいた。
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テング
1988年 富山県
子供が上がれないような木の上の又に子供がいて泣いていた。天狗のしわざだという。
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シシャ
1981年 和歌山県
人が死んで、遠くの親戚に知らせに行くときには、必ず2人1組で行く。1人で行くと死者にさらわれるという。
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テング
1923年 長野県
もし人が天狗によって山に連れて行かれたなら、その後には履物がきれいに脱がれている。そのために、天狗に連れて行かれたことが分かる。
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キツネビ
1933年 長野県
狐火は半里が一里も遠くに見えるが、実は近くで起こっている。狐火は狐が息を吐くと出るものである。
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キツネ
1987年 岐阜県
夜、一里ほぎというところを通ると、狐に化かされて行ったり来たりしてしまい、村から出られないことがある。
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コドモ,イナクナッタ
1985年 和歌山県
昔、子供がいなくなってしまったことがある。地下中が総出で探したが見つからなかった。子供の父親が屋根の煙通しの上で子供の名を叫んだら、そのうちに子供が見つかった。昔は大人でも山に入ったまま見つからないことがあったが、そうすると地下中で鉦を叩いて探し回った。
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キツネ
1980年 青森県
お昼に山に仕事に行ったら、キツネが子供を連れてきていて、人間の子と自分の子を遊ばせていた。
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テング
1937年 福井県
天狗にさらわれた人は村の中にいるが、それは夜の12時までである。去年は子供が1人さらわれた。
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シリョウ
2002年 山口県
昭和58年の夏、アマ漁をしていると、海底の岩場に子供の靴が挟まっているのを見つけた。子供にちょうどよさそうなので持って帰ろうかと思ったが、結局そのままにして漁を終え家に帰ると、子供の様子がおかしい。診療所に連れて行ったが埒が明かず、法華寺の住職に伺いをたてると、子供の霊が憑いているという。何か心当たりはないかと尋ねられたので、靴のことを話すと、原因はそれで、靴の持ち主が憑いたのであると言う。早速住職に祈祷してもらい死霊を成仏させたら子供は元気になった。
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デング
1957年 和歌山県
天狗に連れて行かれた徳蔵は、天狗に呼ばれて1時間もすると東京の方まで行ってきたという。
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