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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ワラス
1974年 岩手県
松川、岩ノ下のある家であったこと。一番奥の部屋で寝ていると、布団をゆすられたので目をあけてみると、そこにワラスが立っていた。河童みたいな顔で、だまって立っていた。二十年ほど前、おじさんが見た話である。

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(ゾクシン),カガミ
1998年 静岡県
夜中十二時に合せ鏡の前に立つと、消える。
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キツネ
1995年 群馬県
病人が寝るときは狐が出入りするように、布団をあけておく。狐によって死んだ人の横っ腹には穴があいていて、布団のしたは毛だらけになっている。
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ネテイルヒト
1986年 東京都
林間学校の時のこと、寝ている人の後ろに、寝ている人と同じ人が立っていた。
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ニュウドウ,オオキイボウサン
1956年 福島県
山道を夜歩くと、入道(大きい坊さん)が目の前に立つことがある。
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ヒトツメ
1989年 東京都
ある男が歩いていると背中を撫でられた。はっとして後を見ると、「1ツ目」がじっとこちらを見て立っていた。
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キツネツキ,ミサキ
1959年 岡山県
ある男が漁をしているときに、遭難した船に祭ってあった神田稲荷が網にかかり、憑いたという。その男の寝ている布団はは狐が憑いたために布団がプクッとふくれていたという。この狐を追い出すために神田稲荷へ小豆飯と油揚げをお供えし、お参りすると、男が寝ている布団は狐が出たのでぺしゃんこになっていたという。
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カガミ,メガミッツ
1999年 栃木県
12歳の時、朝いつものように鏡の前で顔を洗っていたら、鏡に映っている顔には目が3つあった。目をこすってから見たら、もう消えていた。
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イナクナッタヒト
1989年 山梨県
5,6年前にはやった話。踏み切りのちょっと下に人が立っていて、人が来たら消えた。
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キツネ
1998年 奈良県
夜遊びに行った帰り、きれいな娘さんが立っていた。それで、娘さんに声をあげて抱きついた。正気になってみると、それは棒が立っているだけだった。
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ガーツパ
1965年 長崎県
仁田の人で、鰯を持って歩いていてガーッパにゆすられ、ついに家までゆすられた人がいる。テボの中に炭を入れておけばガーッパが憑かない。
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カッパ
1978年 新潟県
岩屋堂と坪山の下あたりは、河童が出る場所だった。肛門を抜かれたという。岩谷堂の大岩に河童が立っているのを見たことがある人もいる。
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ヘイハク
1935年 高知県
奥の山にヘイケという谷があり、黄金の幣帛が立っていて、これを見ることは死の予告であるという。
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オオニュウドウ,イタチ
1985年 新潟県
話者の父が寝ていたら足音がしたので、布団の中から覗いたら大入道が立っていたので、慌てて跳ね起きてぶつかったら、大入道は逃げた。イタチが化けていたのだろう。
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サカイシノハハカタノオジサン
1991年 高知県
酒井氏の母方のおじさんは、酒井氏が5、6歳のころにカジヤ村の川べりで馬から落ちて死んだ。その時、酒井氏はおばあちゃんと一緒に寝ていたが、誰かに両足を引っぱられた。酒井氏が川へ落ちそうになっているおじさんを両足で支えていた。おじさんは助けてくれと懇願したが、酒井氏は重くて上げられないといったところで、目が覚めた。そのときおじさんの息が切れたのだと思い、おばあちゃんにいった。その日おじさんが死んだことを知らせてきた。
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ヒイ,タヌキ
1990年 大阪府
ひいという古狸の化物がいた。夕方男衆が外で世間話をしていると、目を広げたひいが見ていた。「それだけの目か」と言うと、大きな目をさらに大きくしてバケツみたいな目をした。このようなやりとりをしていたら余程の大きさの目になり、怖くなって逃げた。翌日、目を破裂させて死んでいた。
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バケモノヤシキ,アヤシキコトドモ
1974年 東京都
三年坂中程にあった屋敷は化け物屋敷であった。夜更けに仕事していると側にいた女の顔が伸び縮みしたり、恐ろしい顔になったり、座敷で火が燃えたり、病気で寝込んでいる女が掃除しているので寝込んでいる部屋に行くとやはり寝ていて、戻ってみると掃除していた女は消えていた。
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シノヨチョウ
1992年 宮崎県
病人の枕元に死人が立つことがあるという。
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オニ
1933年 鹿児島県
元日の朝早く起きて東の空を眺めると、黒雲が三叉に分かれて立っているのを見ることがある。これは鬼が地上に門松が立っているのを見て恐れおののいている姿だと伝えている。
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ヘビ
1933年 兵庫県
昔、あるおじさんが海に行くと水から美しい女が出てきた。おじさんの後を付いて来るので家に連れ帰った。急用ができたので女に家を預けたが、心配になり夜に見に帰ると蛇がいた。翌朝家に帰ると女が正体を見られたために暇を欲しいと乞うたので与えた。
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ヒバシラ
1938年 長野県
火柱が立つと、立った家かその近く、または火柱が倒れた方角で火事が起きると言う。子供の頃村の寺が燃えたが、その直前、寺の庭に火柱が立ったのを見た人がいるという。
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タカボウズ,タヌキ
1998年 奈良県
日が暮れた帰り道、何気なく川の方を見たら、真っ黒な高坊主が2人立っていた。狸が高坊主に化けて立っていたのである。
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